個人的にはしばらく購入予定がないため、興味を失っているテレビの話題を、久しぶりにしたい。

一時市場から消えた直下型LEDバックライトによるローカルディミング(部分輝度調整)による液晶テレビが、ハイエンド製品に復活してきている。

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中でも、パナソニックの新製品は、日本国内で初めてUltra HD Allianceによる「Ultra HDプレミアム認証」を取得した4Kテレビであることが注目される。

直下型LEDバックライトの液晶テレビが、ハイエンド製品に復活してきたのには、もちろん理由がある。

最初に直下型LEDバックライトが登場した頃は、まだLEDライトが高価で、直下型バックライトに使用するにしても、十数個~30個程度がせいぜい。みっともなくて、各メーカー共、具体的なLEDライトの数をカタログに表記しなかったほどだ。
そして、この数では、一つ一つのLEDライトがカバーする画素数が多すぎて、コントラストを高めるためにLEDライトで輝度調整を行うにも、あまり細かな制御のしようがなく、大きな効果は得られなかった。

それが復活してきた理由には、大きく分けて二つある。