選べない?安くない? 都市ガス自由化「期待外れ」の理由 (マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース

2016年の電力自由化に続き、この4月に都市ガスも自由化された。これで都市ガスにも多くの業者が参入し、消費者はその中から気に入った業者を選んで乗り換えられる・・・はずだったのだが、現実はそうはいっていない。

悪い予感はしていたが、都市ガスは、電気に比べて、エリアが狭く、保安基準も厳しく、大半の業者にとって料金での差別化が難しいため、参入しようとういう業者が少ない。

資源エネルギー庁によると、電力の小売事業者として登録しているのは394社あるのに対し、都市ガスは45社のみで、しかも一般家庭向けの販売を予定しているのは、全国でわずか16社しかないのだそうだ。

関東で言えば、一番期待の東京電力が、4月からの参入を見送り、結局、実質的に参入したのは、

ニチガスの都市ガスの口コミ・評判【ガス自由化】

東京電力と提携した、LPガスの大手「ニチガス」と、

株式会社サイサン

東京ガスと提携した、「ガスワン」ブランドで有名なLPガス大手の「サイサン」(しかもエリアはまず埼玉だけ)のみという寂しい状況。

【ガス自由化】東京電力は7月から家庭向け都市ガス販売を開始!

5月に入って、ようやく東京電力が、ガス料金プラン「とくとくガスプラン」を発表し、7月から家庭向け都市ガス販売を開始することを発表した。
東京電力は、日本で一番多くのLNG(液化天然ガス)を輸入しており、コスト上は、東京ガスより有利な地位にあるため、料金が気になるところ。