我が家のリビングには、L42-XP08という日立製の42型の液晶テレビがあり、このテレビでネット動画配信を見るには、複数の手段があるのだが、どれも一長一短で、困っている。

(1) L42-XP08自体のネット機能
元々、アクトビラ、TSUTAYA TVを覗く程度だったが、他にもいくつかあった配信サービスは軒並み撤退し、


バージョンアップの末、現在のトップメニューは、このように酷いありさま。今ではほとんど立ち上げることはない。

(2)新型Amazon Fire TV
付属リモコンで音声入力も可能で、Amazonビデオ、AmebaTV、GYAO!、niconicoなどサポートされている無料配信サービスが多く、HDMI-CECにも対応し、テレビが連動して切り替わるのも便利で、よく使っていたのだが、最近風向きが変わりつつある。
昨年末でYouTubeアプリが使えず、ブラウザで見るしかなくなったのはかなり痛手だし、GYAO!アプリの出来は、AndroidTVの方がいい。Amazonビデオも、新しいUIでは、プライムビデオで見放題のコンテンツに絞って検索ができなくなったのは顰蹙。そのため、それができるDIGAで見てしまうことも多く、以前より使用頻度は下がっている。
ただし、新たにリリースされたSlikブラウザで、TVerの動画が見られるようになったのは加点要素。これだけは今のところAmazon Fire TVでのみ可能だ。

(3)ピクセラSmart Box KSTB5043
AndroidTV端末なので、AndroidTV対応のYouTube、GYAO!、DAILYMOTIONなどのアプリが動くが、ソニーのテレビでは動くAmazonビデオや、niconicoアプリ、TVerアプリが動かないため、Amazon Fire TVより利用頻度は低い。
ただ、Google Homeを購入後、Smart BoxがChromecastとして連携動作できるため、Google Homeの音声操作でYouTubeを見るのは増えている。また、GYAO!アプリの出来がよく、GYAO!を見るときは、こちらを使ってしまう。
なぜか、サポートされているはずのHDMI-CECが、日立のテレビで動作しないのと、スタンバイに落とすと復帰時にネットに繋がらないバグが依然あるのが残念だ。