この現象は、YouTubeだけでなく、GYAO!やAmazonプライムビデオでも、長く視聴していると必ず起きるし、起きると、アプリを再起動しても、動画を再生できなくなるため、システムを再起動するしか復旧の手段がない。
製品としても、ファーム更新も、購入直後に一度きりあっただけで、その後は一度もなく、サポート体制はよくある激安中華端末と変わらず、わざわざ日本メーカーを買った価値がないのも不満だ。
正直、二度と、このメーカーの製品なんて買うか!と思っている。
仕方ないので、動画配信サービスを見るときには、基本的には、「Amazon Fire TV Stick」を使うことが多い。
こちらは、操作レスポンスは抜群とは言えないが、動作は非常に安定しているし、ファーム更新も今もマメに行われており、使っていて非常に安心感がある。
ただ、こちらはこちらで弱点があり、ホームネットワークでの利用に難ありなのだ。
「PIXELA Smart Box(KSTB5043)」だと、バスパワードのUSB端子があり、NTFSファイルシステムも認識するので、USB接続のポータブルHDDを接続して、その中にある動画を、メディアプレーヤーのKODIアプリで再生できる。
KODIアプリ自体、DLNAクライアント機能もあるので、NASに置いた著作権保護が掛かっていない動画ファイルや音楽ファイルも、検索して再生することもできる。
しかも、あれだけ動画配信サービスでは、動画再生中にコケる「PIXELA Smart Box(KSTB5043)」が、こうしたDLNAやファイル再生では、非常に安定していて、何故か全然コケないのだ。
対して、「Amazon Fire TV Stick」は、このようにHDDを接続することができず、DLNAアプリもまともなアプリがない。
また、「PIXELA Smart Box(KSTB5043)」は、Android TV端末なので、スマホからキャストして動画や音楽を再生できるし、スマートスピーカーGoogle Homeから音声命令で、YouTube動画を再生したり、Googleフォトからスライドショーの再生を行うこともできる。
こうした点も、「Amazon Fire TV Stick」にはできないポイントだ。
結果、動画配信は「Amazon Fire TV Stick」を使うが、それ以外のDLNAやファイル再生やスライドショーなどの用途では「PIXELA Smart Box(KSTB5043)」を、という形で使い分けざるを得ないのだが、これが面倒くさい。
本心では、Android TV端末で、もし、動画再生がコケず、Amazonプライムビデオアプリが使える端末があれば、それで端末を一本化できるはず、と思っている。
そこで、最近改めてAndroid TV端末で、私の要求を満たす製品がないか、調べてみた。
・AQUOSネットプレーヤー「AN-NP40」:Amazonプライムビデオアプリが使えない。USB端子にHDDはつながらない。OSバージョンが古いまま更新されない。
・ドコモテレビターミナル「TT01」:Amazonプライムビデオアプリが使えない。動画配信サービスによっては、コマ落ちすることがある。
このあたりが候補かなと思うが、いくつか弱点があり、ベストではない。
さらに調べたら、最新モデルではないし、日本向けに発売していないが、「NVIDIA SHIELD TV」の旧モデルが、希望にかなり近いことが分かってきた。
NVIDIA、性能が25%向上した新セットトップボックス「SHIELD TV」 - PC Watch次回、この端末について、改めて詳しく調べてみる。
関連記事:
久々のAndroidTV端末「ドコモテレビターミナル02」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ「PIXELA Smart Box」にはガッカリ:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ