「富岳」がスパコン世界性能ランキング4冠達成 - PC Watch

理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」が、2020年6月、2020年11月に続いて3期連続で、スパコン世界ランキングの「TOP500」、「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」、「HPL-AI」、「Graph500」のすべてのカテゴリにおいて、首位を獲得したそうだ。

「富岳」は、先期から既にフルスペックで稼働しており、今期のベンチマーク性能も、前回とほぼ同じ。

ということは、今回も「富岳」が1位からランクダウンしなかったのは、米国、中国で予定されていた「富岳」を上回る性能のスパコンの完成が遅れているせいだ、ということになる。

「富岳」はスパコン世界一をいつまで守れるか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

先期、首位をを獲得した際、次に「富岳」を超えると予想されている新しいスパコンについて説明し、それらが問題を抱えているため、今回は、「富岳」が引き続き首位が取れるかもしれない、と書いたが、その予測は当たったみたいだ。

では、半年後の次回は、「富岳」に勝つスパコンが登場するのだろうか?