トヨタやダイハツのディスプレイオーディオは、スマホと接続して、カーナビや音楽、ラジオなどのアプリが利用できるが、その接続方式として、iOS端末用のCar Play、Android端末用のAndroid Auto、さらに、iOS端末およびAndroid端末の両方で使えるSmart Device Link(SDL)がサポートされていた。
ところが、新型シエンタのディスプレイオーディオ(DA)の仕様を見ていたらSDLが記載されていないようだ。
ASCII.jp:スマートフォンと車をつなぐSDL規格。その魅力とは!?日本でも2017年に「SDLコンソーシアム日本分科会」が設立され、車で運転中に安全に使えるアプリの規格として、トヨタも普及を推進していたのに・・・
トヨタ アクセサリー | カーナビ/オーディオ | ディスプレイオーディオ | トヨタ自動車WEBサイト経緯を調べると、どうやらトヨタとしては、ライズのDAが最後の対応機種で、それ以降は、Car PlayとAndroid Autoのみのサポートとなってしまったようだ。
確かに、それらの対応アプリが充実していれば、SDLの必要性はあまりないのかもしれない。
radiko auto - クルマで安全にラジコを楽しめる - Google Play のアプリ実際、私の場合、Android Auto対応のアプリだけで、大半は支障はないのだが、一つだけ困っているのが、SDL対応の「radiko auto」というアプリだ。
「radiko auto」は、車の中で、受信状態が不安定なAM/FMラジオに代わって、安定して使えるネットラジオアプリとして、とてもありがたいアプリだ。
ところが、このアプリ、いまだSDLにしか対応しておらず、Car PlayやAndroid Autoに対応した同等のアプリが存在しない。
つまり、新型シエンタでは、ライズのようにDAで聞けると思っていたradikoが、いつの間にか、聞けなくなってしまったのだ。
当然使えると思っていたので、私にとってはかなりショックなことで、使えないことにかなり戸惑っている。
もちろん、スマホでradikoアプリを立ち上げ、DAとBluetooth接続すれば、車でradikoを聴けはするが、DAのタッチパネルで操作してradikoが聞けた方が、便利なことは間違いない。
Radikoの運営会社には責任はないと思うが、リスナーの利便性を考えれば、できるだけ早くCar PlayやAndroid Auto対応の「radiko auto」アプリを提供して欲しいな。
お願いします。
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