正直、結構高いな、という印象。そもそも、ドコモから直接買うつもりはないのだが。
前モデルの「dtab Compact d-42A」は、ドコモユーザーが追加で購入する場合、かなり割安で買えるキャンペーンをやっていたが、そういったキャンペーンは、今のところないみたいだ。
「dtab Compact d-42A」の発売時は、キャンペーンで安くで手に入れたユーザーが、ヤフオクやネットフリマに出品して換金する人が多数いたお陰で、新品同様の白ロム端末が、比較的手ごろな価格で買えた。
私も、ヤフオクで新品同様の「dtab Compact d-42A」を購入できたのだが、「dtab Compact d-52C」にはそうしたお得な状況は期待できないようだ。
「dtab Compact d-42A」発売の頃と違って、今は、総務省から端末販売と回線契約の分離徹底が求められているから、仕方ないんだろうな、と思う。
さて、「dtab Compact d-52C」が発売されたというので、近くのドコモショップに行ってみたら、デモ機を触ることができた。
「dtab Compact d-52C」に対する一番の懸念は、画面が8.3インチと若干大きくなったせいで、横幅が129mmと、「dtab Compact d-42A」の122mmから7㎜も増えていることだった。
「dtab Compact d-42A」でも、電車の中で片手持ちしながら、側面の音量ボタンでページめくりができる、自分の手ではギリギリの横幅だったが、「dtab Compact d-52C」は、それが相当厳しいと感じた。
電子書籍リーダーとして見ると、129mmもあると、手のひらで掴むだけで、まさに手一杯。
持っているだけで疲れるし、音量ボタンを操作するのはキツいかも。
また、「dtab Compact d-42A」は、片手で掴んだ状態で、薬指が電源ボタン兼指紋センサーに届くので、薬指の指紋を登録しておけば、片手で掴むと同時に、ロック解除が行える。
ところが、「dtab Compact d-52C」だと、片手で持ちながら、薬指の腹を、物理的にしっかりセンサーにタッチすることが難しい。
サイズの割には、軽いのはいい点だが、この横幅がなぁ・・・
以前使っていた8.4インチ画面の「MediaPad M5 8.4」でも、横幅は125.2mmに抑えられていたのを見ると、もうちょっと狭額縁になるよう頑張って欲しかったところだ。
ということで、実際に触ってみて、「これは今無理して手に入れなくてもいい端末だ」と感じたので、電子書籍端末としては、使い始めたばかりの「dtab Compact d-42A」を、しばらくは使い続けたいと思う。
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