昔読んで、車選びの雑誌や本で、「フルモデルチェンジ直後の車は買うな!」というアドバイスを読んだことがある。

フルモデルチェンジというのは、車を一から作り直すに等しいため、どうしても発売直後は、製造上の不良や、設計上の不良が出やすいというのだ。

そうした不良が対策されたマイナーチェンジモデルを、フルモデルチェンジから1~2年後に買うのが安心できる、というのが、そうした本のアドバイスだった。

最近のYouTubeの車選びの動画を見ていて、未だにこうしたアドバイスを主張している動画も多い。

私は、最近の車については、この手のアドバイスに対して大きな疑問を抱いている。


トヨタ シエンタ | トヨタ自動車WEBサイト

実際、私がフルモデルチェンジ直後に、初期ロットで購入した新型「シエンタ」について、その後、発生したリコールをすべて挙げてみると、少し違った状況が見えてくる。