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コンパクトな裁断機・プラス「PK-113」 [電子書籍]

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我が家も、既に自炊用の本の裁断機を持っているが、非常に重くてデカい。最初、どこに置くのか、相当悩んだほどだ。

PK-113.jpg

フルキーボード以下の面積に設置できる小さな断裁機 - ケータイ Watch

そんな中登場したプラスの「PK-113」は、業界初の一般家庭でも邪魔にならずに置けそうな裁断機と言えると思う。

PK-113-2.jpg

紙をセットするトレイが折り畳み式になっており、使わないときはたたむことができる構造になっているのがポイントだ。

横幅は一般的な家具の奥行とほぼ同じ45.5cmで、折りたたむと奥行きはたった12cmで済むため、サイドボードなんかの上に、立てた状態でコンパクトに収納することができる。
重さも6.5kgと一般的な裁断機の半分以下であり、持ち運び用のハンドルもついているため、置き場所と使い場所の間の移動も、楽にできる。

一方で、裁断できる枚数は約60枚、最大の厚みが約6mm程度と、売れ筋の裁断機に比べれば少なく、本1冊を一気に裁断することはできない。
ただ、自炊の後工程において、ドキュメントスキャナが一度にスキャンできる枚数も30~60枚であり、逆の発想をして、本を最初に60枚程度に分割して、その裁断と、それをスキャンする作業をパイプラインで行うものと割り切れば、作業効率は決して悪くないだろう。

さらに、裁断枚数が少なくなったことで、刃の厚みが1.5mmから0.5mmに薄くなり、1万円以上した替刃が2,800円で買えるようになった。
刃が薄くなることで寿命は短くなるはずだが、裁断機の刃は、寿命が来て交換することもあるが、うっかりホッチキスが残ったままの原稿を切って刃が欠けることの方が多く、その意味ではこの低価格化は嬉しい配慮だ。

上位機同様、LEDライトによる切断線の表示機能もあり、位置合わせは簡単。
ただし、上位機と違い、刃はテコによる回転式なので原稿に対し刃が均等に力は入らないが、原稿の最大の厚みが約6mm程度でしかないため、切断面の歪みなどはそれほど発生しないだろう。

裁断枚数が少ないので、基本指が入り込みにくいうえに、刃は直接触れない安全カバーもあり、子供がいても安全だ。

【文房具】地味にスゴイ!ハサミに訪れた3000年目の進化(1/2) - ウレぴあ総研
一点ちょっと惜しいなと思ったのは、プラスの製品なのに、家庭用ハサミで大ヒットしたベヌルーイカーブ刃が採用されていないこと。
採用していれば、さらに切り心地がよくなったはずなのにな。

デザインも、白とオレンジを基調としたすっきりしたもので、家庭に置いても違和感がない。

価格は、まだ発売されたばかりということもあってか、底値で2.5万円弱といったところ。家庭向けとしては、2万円は切りたいところだ。

その点を除けば、現時点で、家庭向けの裁断機として、最適な製品となっていると思う。
私も、既に裁断機を持っていなかったら、今なら、間違いなくこれを買ったと思う。

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