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ヤマト運輸の値上げの余波は? [サービス]

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ヤマト運輸、2016年末にも労基署から是正勧告 上限超える時間外労働で

ヤマト運輸が、労働基準監督署から、労働基準法違反で是正勧告を受け、ドライバーに、適切な休憩時間を取らせず長時間労働させていたり、サービス残業への賃金未払いが発覚したりと、Amazonの宅配を一括受注して以降、繁忙さに会社としてうまく対応できなくなっていたが、春闘などの話し合いも経て、抜本的対策に乗り出すようだ。

ヤマト、時間帯指定の配達を見直しへ 運転手の負担軽減:朝日新聞デジタル

クロネコヤマトの配達時間帯指定から「12時~14時」が廃止。再配達受付締切も前倒し - AV Watch

聞こえてくる噂では、ドライバーに対しては、

・過去にさかのぼってサービス残業分の残業代は支払う
・6月中より、昼休みのために、正午から午後2時までの配達しない時間帯を設ける
・6月中より、午後8~9時の時間帯指定を、午後7~9時に変更する
・4月24日から、当日の再配達受付の締め切り時刻が、セールスドライバー、サービスセンターに依頼する場合、20時から19時に変更。再配達自動受付は20時までが18時40分までに、インターネットでの受付は19時40分までが18時40分までに、前倒しされる。

といった対策を立て、ドライバーの負担を減らす模様だ。

ヤマト、全面値上げを検討 個人向けも Amazonとも交渉 (1/2) - ITmedia NEWS

また、ドライバーの待遇改善のために、配送料金の値上げも検討しており、再配達の有料化や、夜の時間帯の値上げみたいなことも含め、値上げ策を検討中だそうだ。

配送料金の値上げは、個人向けだけでなく、法人向けにも検討しており、アマゾンジャパンなど大口顧客とも値上げ交渉に入ったという。
アマゾンの立場としては、ヤマト運輸より安い料金を提示してくれる会社があれば、そこに乗り換えたいところだが、佐川急便がアマゾンの配送から撤退して、ヤマト運輸が受けた状況を考えると、他に受けられる会社があるだろうか。
全国規模の配送ネットワークを持つとなると、後は、日通とゆうパックぐらいだが、どちらもヤマト運輸より低価格が提示できるとは思えない。

ヤマト運輸とともにAmazonプライムも値上がりする? - ITmedia PC USER

となると、荷物の「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」がいつでも使い放題となる「Amazonプライム会員」の年会費も、現状の年会費3,900円(税込)から、値上げされることは避けられない状況となりそうだ。
元々、日本の「Amazonプライム会員」の年会費は、米国の半分以下であり、そろそろそれは難しい状況なのかもしれないな。
ただ、個人的には、大幅に値上がりするとなると、ちょっと痛いのも事実だ。

関連記事:
Amazonプライム会員に入会してみた:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





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