SSブログ

Wi-Fi接続USBストレージ「iUSBPort」 [モバイル]

スポンサードリンク



パソコンの地位低下と、スマートフォンやタブレット端末の発展に伴い、家庭内のさまざまなデータをどこに置くかが問題になってきている。
従来だと、ビデオカメラの動画や写真、音楽データなどを、パソコン内蔵HDDやUSB外付けHDDに保管しているケースが多かったが、見るだけれあれば、スマフォやタブレットのほうが便利になった今、このデータの保管方法はあまり合理的とはいえない。

そこで、家庭用のNASの利用が、今後増えると思うのだが、家庭内といえども、家族には見られたくないパーソナルなデータもあるから、中間形態として、デバイスと直接Wi-Fi接続するWi-Fiストレージという商品も、一定のニーズがあるように思う。

これまでも、HDDを内蔵し、バッテリーで動作するWi-Fiストレージを多数紹介してきたし、先日は、microSDカードを挿してWi-Fiストレージとして使えるアダプタなんかも紹介したが、今回紹介するのは、USB外付けストレージをWi-Fiストレージとして使えるようにするアダプタだ。

  • iusbport.jpg
USBストレージをWiFi NAS化する iUSBPort 国内発売、FTP / SMB / DLNA対応 - Engadget Japanese

接続できるUSBストレージは、USBメモリ、最大2TBまでのUSB-HDD、SDカードリーダーなど、USBマスストレージデバイス全般で、FAT32だけでなくNTFSもサポートするので、大容量HDDの接続も問題ない。また、マスストレージ接続可能なデジカメなども大抵は認識するはずだ。
なお、USB HDDを接続する場合は、フォーマットはNTFSにしたほうがいい。瞬断などに対するファイルシステムの信頼性とリカバリ能力が全然違うからだ。
一方、exFATはサポートされないため、SDカードリーダーを接続した場合は、32GBのSDHCが最大となる。

さらに、スマフォなどの外付け電源としても利用できる2600mAhのバッテリーも搭載する。このお陰で、2.5インチHDDなら大抵バスパワーで動作するようだ。

無線LANは、802.11b/g/nに対応し、デバイスと直接接続するアドホックモードと、アクセスポイント経由で接続するインフラストラクチャモードが選択できる。
Wi-Fi経由で、写真などの画像ファイルのほかmp3などの音楽ファイル、動画ファイルの表示や再生が可能であり、音楽ファイルなら8台、HD動画ファイルなら3台までのデバイスが同時にストリーミングできるという。
しかも、インフラストラクチャモードだけでなく、アドホックモードでも複数同時接続が可能なのは、目新しいかもしれない。

この辺の汎用性はすばらしい。

ただし、スマフォ用のアプリは用意されておらず、ブラウザ経由でアクセスするのは、初心者にはやや不親切でイマイチ。
もっとも、FTP/SMB/DLNA等のメディアサーバーとしても動作するので、マルチメディアデータの再生はDLNAクライアントアプリを使えば問題ないだろう。

持ち歩きという点で、一体型のWi-Fiストレージに比べれば劣る面もあるし、バッテリーもHDDを駆動しながら、スマフォを充電するには十分な容量とはいえない。
なので、家の中で、PC、スマフォ、タブレットなどの共通外部ストレージとして使うのが、一番適している使い方かもしれないな。

iUSBport HyperDrive - Hyperjuice

現状ダイレクト販売のみで、価格は、送料、税込みで9,800円と決して安くはないが、中身がDLNAサーバも動作するNASであることを考えればまあ妥当か。
実際、評判がいいらしく、直販サイトでは、発売直後すぐに完売になったが、今は、在庫が復活しているみたいだ。
欲しい人は、入荷しているのを見つけたら、すぐに買った方がいいかもしれない。



ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ



スポンサードリンク




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。