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ハイブリッドキャストは成功しないのでは [AV機器]

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8K、ハイブリッドキャスト……見えてきた次世代テレビの具体像 (1/2) - ITmedia ニュース

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放送局とメーカーで、ハイブリッドキャストというHTML5ベースのネットサービスを始めるようだが、デモなどを見ていても、SNSの生の書き込みを放送と同時に表示したいとは、一切思っていないのが分かる。

パナソニックのテレビのCM拒否事件を見てもそうだが、放送局は、テレビの上では、インターネットの情報を思う通りにフィルタリングし、コントロールして表示したいと思っているのは間違いない。
それは、放送局の自己防衛本能だろうが、そこにはテレビという商品を買って、使う視聴者主体の思想はどこにもない。

例えば、放送しながら、アプリで放送に関係するツイートを表示させるとしよう。
全部を表示しようとしても、まず表示しきれないだろうし、その中に、不愉快になるメッセージもあるだろうし、ゴミメッセージだらけかも。
狙って、荒らす人も出てくるだろう。
だからといって、放送局の目でフィルタリングして、都合のいいメッセージだけを表示するのが望ましいのか?

違うだろ。

ある程度フィルタリングは必要だが、それは、様々なコンテンツプロバイダが、様々な条件でツイートを表示するウィジェットを提供し、ユーザーが機能で選べればいいのだ。

各社が、簡単なカスタマイズで、ユーザーが望むフィルタリングされるよう競えばいいのであって、どうフィルタリングするかは、あくまでユーザーの希望であるべきだろう。

ハイブリッドキャストはデータ放送と違い、放送の外のネット世界が、放送と連携する機能のはずだ。
それが、いつの間にか放送局の意に沿ったインターネットコンテンツに誘導するための道具にさせようと、無駄な努力をしている気がしてならない。
そういうのは、データ放送でやってくれ。

ハイブリッドキャストをやるなら、そのコンテンツは、放送局から独立したコンテンツプロバイダが自由に作れるべきである。
それが、メディアとしての放送に対する、視聴者の自立した見方を促すだろう。

放送局は、そうした外からの視点で批判にさらされるべきなのだ。
その緊張感がないから、馬鹿な国民に教育してやるという意識の「悪意の誤報」を平気でやるのだ。

また、放送局は、放送映像とネットコンテンツを同一情報源と誤解することを極度に恐れ、テレビにもそのルールを押しつけようとする。
しかし、例えば、テレビ放送と一緒に、Twitterのタイムラインを表示するときには、Twitterのアカウント取得し、ログインさせればいいだけのことだ。

放送局が主張する「放送とネットを混同するような人」は、それだけで排除できるだろう。
そもそも、「放送とネットを混同するような人」が、「テレビをインターネットに繋ぐのか?」という根本的な疑問もあるぐらいだから、この程度で十分。

そこまで恐れたって、視聴者はスマフォやタブレットで、平気で番組のTweetをみているんだから、それをテレビで規制することの意味がないことを、そろそろ気付いて欲しいな。

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