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エプソンからドキュメントスキャナの新製品 [電子書籍]

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エプソン、最大60枚/分の高速ドキュメントスキャナ ~小型化した26枚/分モデルも - PC Watch

エプソンから、キュメントスキャナの新製品が発表された。昨年発売されたES-D350は、紙の重送防止機構がないなど、技術的に他社に取り残された感があって、パッとしない製品だったが、新製品ではその辺もしっかりキャッチアップし、さらに他社にない機能も上乗せしてきた。

ラインナップは、ベーシックタイプの「DS-510」(直販価格39,980円)、スマホなどの連携が可能なWi-Fiモデル「DS-560」(直販価格44,980円)、60枚/分(A4カラー 200dpi/300dpi)の高速スキャンと80枚(80g/m2紙)の大容量給紙を実現した業務用モデル「DS-860」(直販価格126,000円)の3モデル。「DS-510」も、Wi-Fiは内蔵しないが、イーサネット端子はあり、全製品USBではなくネットワーク接続が基本となる。

給紙関係では、給紙前に複数枚数の原稿をそろえる「整紙ガイド」、重送を抑える「紙分離ローラー」、重送した場合にスキャンを自動的に止めてデータ抜けを未然に防止する超音波式の「重送検知装置」を搭載し、大量の自炊原稿も、あまりイライラせずスキャンできるようになった。

本体サイズも、従来機(ES-D350)比約46%にコンパクト化され、読み取り速度も26枚/分(A4カラー 200dpi/300dpi)と高速化され、この辺は、他社を上回るスペックを実現。

さらに、オプションで「ネットワークインターフェイスユニット(DSBXNW1)」(31,500円)を用意し、接続するとPCを操作せずにユニットのパネル操作のみでスキャン作業できるようになる。
他社だと、このユニットを内蔵した製品もあるが、エプソンでは、この機能は一部の人間しか使わないだろうと判断し、オプションで提供する代わりに、本体価格を下げる方針を採ったみたいだ。
ただ、本体価格が10万円を超える「DS-860」なら、これをつける人もいるだろうが、「DS-510」だと値段が倍近くなってしまうので、オプションとして買う人は、まずいないだろうな。

発表会の説明を見ても、イチオシは、業務用モデル「DS-860」だろう。個人で買える商品ではないが、オフィスで大量に処理したいニーズには、なかなかいい製品に見えるな。

「DS-510」「DS-560」は、スペック上は一定水準に達しているので、あとは実売価格次第かな。FPUに比べて明らかに安ければ、こちらを選ぶ人も出てくるだろう。

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