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ハイレゾオーディオに手を出すべきか? [オーディオ機器]

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最近、ハイレゾオーディオが、一部で話題みたいだ。

ASCII.jp:「ハイレゾ音源」入門! PCオーディオを超高音質で堪能!! (1/6)|ソニーが本気で参入してきたハイレゾオーディオの世界!

「ハイレゾオーディオ」とは、CDやDATより、サンプリング周波数や量子化ビット数が上回り、情報量が多いオーディオ音源のこと。

サンプリング周波数が48kHzか96kHz、量子化ビット数が24bit以上のデータが一般的で、データは非圧縮なので、元データの音質がよければ、MP3音源とは次元の違う音質である筈。
その分、データ量は格段に多くなるが、昨今のストレージ単価の下落により、無茶なデータ容量でもなくなってきたことが、こうした音源の配信に繋がっているのだろう。

e-onkyoや、ビクター、ソニーなど、ハイレゾ音源が生きる音源を多数持つコンテンツプロバイダが、まずは配信サービスを始めたが、この流れに飛びついたのは、Appleに牛耳られ、今のままでは勝てないソニーやiRiverのポータブルオーディオプレーヤーのメーカーであり、続いて、HDDをバンバン使ってくれそうな期待から、ハイレゾ音源用のNASを発売し始めたアイオーやバッファローといった周辺機器メーカーだ。

ただ、実際に、ハイレゾ音源対応で、製品がバンバン売れているかというと、そんなこともないように思う。
4k対応テレビや3Dテレビが、メーカーの力の入れように反して、売れているようには見えないのと似て、一般人にとっては、ハイレゾ音源はオーバースペックなのだと思う。

ハイレゾ音源は人間の耳で聴き分けられるか? 禁断のブラインドテストで検証! (1/6) - Phile-web

実際のところ、一般の人間が、ハイレゾ音源のよさをどこまで聞き取れるかは、上の実験を見ても微妙だ。
MP3との音質差は明らかだとは思うが、CDと比べて、広帯域で高出力のアンプと、周波数帯域が広く耐入力が高いスピーカーシステムやヘッドホンで、大音量で再生しない限り、あまり実感できるとは思わない。

4kテレビの場合、テレビは出たのに、それを生かすコンテンツはネットでもほとんど配信されず、NHKは、ごく一部の人しか見られない4kコンテンツを、貴重な放送衛星の公共の電波資源を大量に使い、しかも、みんなの受信料を使って放送配信しようとしている。

それに比べれば、ハイレゾ音源配信は、ハイレゾを生かすコンテンツが間違いなく配信されるし、しかも、配信方法は、他人に迷惑が掛からないネットでのダウンロード配信。
4kテレビに比べれば、明らかに地道で着実だ。

まずは、オーディオマニアの世界で、こじんまりと広がってゆくのではないだろうか。

その規模で、ビジネスが成り立つなら、長くサービスとして生き残れるだろうし、成り立たなければ、3Dテレビのように尻すぼみで終わるだろう。

私自身は、高級オーディオや広いオーディオルームが持てる身分でもないし、CDの音質で十分だと思っているので、今のところ手を出す気はない。
傍観者として、このサービスがどこまで広がるか、ワッチするのみだ。

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