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PHILIPS「ヌードルメーカー」は売れそうだな [白物家電]

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「ノンフライヤー」が大ヒット中のフィリップスが、またしても新しい調理家電「ヌードルメーカー HR2365」を発売し、話題を呼んでいる。

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約10分で生麺が作れるフィリップスの「ヌードルメーカー」 - 家電Watch

約10分で生麺が製麺できる。これは、手打ちでは必要な寝かせ工程が不要になるおかげだそうで、かなり早く、手軽だ。

また、製麺用キャップを付け替えることで、1.6mm角麺、2.5mm角麺、1.6mm平麺、2.0mm平麺を作ることができ、そば、ラーメン、うどん、パスタなど様々な種類の麺を作ることができるそうだ。

店頭予想価格は32,200円(税抜)とのことで、実際に出回り始めれば、3万円を切るぐらいにはすぐに落ちそう。

構造を見る限り、業務用の自動製麺機とあまり変わりがないようで、その分、サイズも215×343×300mm(幅×奥行き×高さ)、重量7.8kgと、日本のキッチンに置くにはコンパクトとは言えないが、「ノンフライヤー」が置ける家なら、置けるのだろう。

最大製麺量は600gとのことで、おそらく家族4人の1食を製麺できるよう考えたみたいだ。

動作的には、完全全自動というわけではなく、準備した粉を本体上部から入れてカバーを閉め、こね時間を設定し、こね動作が始まったら水などの材料を加える必要はある。こね動作が終わった後は、自動で製麺が行われる。

この製品、既に2013年4月に中国で、同年11月に台湾で発売され、売上が好調とのこと。
日本発売に際し、製麺棒の回転時、キャップ押し出し時、製麺時の3段階で、約720kgの圧を加える「3段階押し出し製麺」を採用し、日本人好みのコシのある麺が作れるように改良したそうだ。

本体には36のレシピが掲載された専用のレシピブックが付属し、レシピは日清フーズと共同開発したという。
日清フーズからすれば、ある意味自社製品を食いかねない製品だけに、よく協力したな、と思う。

気になるのは、実際に製麺した麺のコストだ。消費電力は大したことないし、高い消耗品もないので、その意味でのランニングコストはあまり問題ないだろう。
ただ、別の例として、パナソニックから、米粉で作れるホームベーカリーが出ているが、肝心の米粉の値段が、元のコメの値段に比べてかなり割高なので、最近は、それよりは、もっと手軽な余ったご飯を投入してパンが作れる機能の方を、重視していたりする。
小麦粉は、それほど高くないとは思うが、市販のそば粉などは結構高い気がするので、市販の麺を買った方が安いかもしれないな。

とはいえ、現状、他に代わる機能の製品が見当たらず、既に似たコンセプトの「ヘルシオ」があった「ノンフライヤー」よりも、インパクトは強い。
我が家で使ったとしたら、様々な麺が作れるため、「ノンフライヤー」より、1月の稼働日数は上回りそう。
製麺という、日本の食文化ともいえる調理家電を先に出されて、日本の白物家電メーカーは、面目丸つぶれだな。

ただ、個人的には欲しい気はあっても、残念ながら我が家では置く場所がない。
もし、あるとしたら、今ある三洋の「ホームベーカリー兼餅つき機」を撤去して代わりに置くことか。
最近、奥さんがあまりパンを作っていないし、お餅もほとんど正月しか作っていないので、「ホームベーカリー兼餅つき機」の稼働率は低い。それよりは、「ヌードルメーカー」の方が明らかに稼働率は高そうに見える。
あと残るのは、原価コストか。
ホームベーカリーでもそうだったが、製パンの原価を積み上げると、市販のパンと大差ないか、むしろ割高になるケースも多い。
お餅も、実は、1~2kg程度のもち米は割高なため、餅つき機で作っても、コスト面では、市販のもち米100%の切り餅と大差なかったりする。
なので、「ヌードルメーカー」も、自分で製麺するより、市販の麺を買った方が明らかに安ければ、長い目で見れば、やっぱり自宅でわざわざ麺を作らなくなる気がするのだ。
そこら辺のコストに関する情報が出そろってから、我が家で買うかどうか判断したい。

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