あまり興味が湧かないAmazon「Fire Phone」

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米Amazon、操作予測UIや実物認識対応スマートフォン「Fire Phone」 - AV Watch

Amazonスマートフォン「Fire Phone」は“何でも認識して即買い”機能付きで199ドルから - ITmedia Mobile

Amazonが、以前から情報が漏れていた独自のスマートフォン「Fire Phone」を発表したというニュースが世間を賑わしている。
だが、個人的には、欲しいという物欲が湧かないどころか、興味さえ湧かない。

理由としては、現時点で日本での発売が未定であることと、米国でも通信キャリアであるAT&Tとの契約が基本で、キャリアのひも付きがないと、安くて649ドルと決して安くないことと、その割に、画面やメインカメラなどの端末スペックが平凡であるからだ。

1年間分のAmazonプライム会員権(3900円)が付属するらしいが、それだって大した金額ではない。

最大の特徴は、4つの前面カメラやジャイロセンサーを用い、ユーザーの視線や端末の傾きなどから次の操作を予測する「Dynamic Perspective」機能らしい。
タッチ操作なしで、Webページや電子書籍などの自動スクロールが行えるという。
かなり高度な処理を行っているみたいだが、そのために、どれだけCPUパワーを食い、バッテリーを消費するかを考えると、よっぽど完成度が高くないと、謳い文句だけで終わり兼ねない。

また、カメラやマイクを駆使して、映画や音楽、製品などを特定し、関連するAmazonでの取扱商品をナビゲーションする「Firefly」機能も搭載するが、これは、ユーザーの利便性というよりは、彼らのビジネスのためだ。

通信は、LTE/3Gの他、無線LANはIEEE 802.11acに対応し、Bluetooth、NFCなどにも対応する。
Miracastにも対応するので、FireTVなどのMiracast対応レシーバーを介し、Fire Phoneの画面をテレビなどに表示できる。

OSは、Amazon独自のFire OS 3.5.0なので、マーケットもAmazon独自であり、汎用のAndroidアプリは使えないし、その割に、価格的もお得感が薄いということで、これは日本では全く売れる気がしないな。

ただ、日本でも熱烈なAmazonファンって、いるのは確か。
私など、楽天とAmazonを比較して、得な方で買うぐらいの意識しかないが、Appleファンみたいに、Amazonでしか買いたくないという人はいるんだよな。
そいう人は、買うのかもしれないな。

追記）
アマゾン・スマホ１００円に値下げ(BSジャパン[日経プラ｜ＪＣＣ
米国Amazonは、独自のスマホ「Fire Phone」を、200ドル値下げし、99セントで売るという。これは、米AT&Tの2年縛りでの価格ではあるが、キャリア契約なしの価格も649ドルから449ドルへ200ドル値下げした。
私も、レビューでいい評価はしなかったが、やっぱり売れてないのか。
Amazonが、その後、「Fire Phone」向けに新サービスを始めた、みたいなニュースも皆無だし、ホント、Amazonって「Fire Phone」で何をしたかったのだろう？
いまだに分からない。

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