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MeLEのワイヤレスリモコン「F10-PRO」が面白そう [ネット家電]

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テレビに繋いで使うAndroid STB「A1000G QUAD」のリモコンについては、これまで色々試してきた。
付属品のリモコンは、十字カーソルで操作するタイプ。
Androidの場合、十字カーソルだけでは操作できない状況も発生するため、マウスモードに切り替えられて、十字カーソルで画面上のマウスカーソルを動かして操作することもできるが、カーソルの移動が荒く、うまく対象のボタンをクリックできないこともある。
あくまで非常用で、使い勝手はよくない。
また文字入力は、ソフトキーボードを表示し、十字カーソルを使って入力するのでかったるく、検索キーワード程度でさえ、入力したくない程だ。

それ以外にも、一応、スマホのリモコンアプリもあるのだが、VidOn XBMCというアプリ内でしか使えないためメインの操作デバイスになりえな。
それ以外にも、タッチパッドとミニキーボードの一体型や、十字カーソルと、ミニキーボードと、トラックボールの一体型、エアーマウスなんかも使ってみたが、ミニキーボードはいずれも入力は難しいし、タッチパッドやトラックボールも小さすぎて、感度がいまいち。エアーマウスも、ポインティングデバイスとしてはいいが、ソフトキーボードによる文字入力はやっぱり難しく、なかなか決定打が見いだせなくて、最近は、付属リモコンに舞い戻って、我慢しながら使うことが多かった。

最近、「A1000G QUAD」の最新ファームの情報を収集しに、MeLEの公式掲示板を見ていたら、MeLEから面白そうなワイヤレスリモコンが発売されているのを知った。

F10 Pro.jpg

Mele F10 Pro “Fly Mouse” Comes with Microphone and Speaker

「F10-PRO」という製品で、日本では公式には未発売だが、Amazonで並行輸入品が手に入り、価格は3,980円。

ただ、このリモコン、かつてないユニークな外観と機能を持っているのだ。
まず、外観だが、本体の両面にリモコンボタンが並び、片面は、十字カーソルなどが並び、シンプルな十字カーソルリモコンとしても使えそうであり、さらに、左右のマウスボタンなども備える。
反対側は、小さいながらもフルキーボードだ。
これだけだと、過去に似た製品はなくはない。このリモコンの他にはない特徴は、その機能だ。

まず、モーションセンサーを内蔵し、Wiiのように、エアーマウスとして本体を空中で動かして画面上のマウスカーソルを動かして操作することができる。
また、詳細情報がないので、確実ではないが、写真を見る限り、十字カーソル操作のリモコンとしても使えるようだ。
裏返せば、フルキーボードとして、文字入力に使うことができる。キーボードは、一応、英字配列でだが、ボタン数が少な過ぎてかなり無茶な配列になっているので、あまり使い勝手はよくなさそうだが。

このリモコン、それだけではない。
リモコンに、スピーカーとマイクとステレオヘッドホンジャックまで備えており、Android端末の音声を、離れたリモコンの内蔵スピーカーまたはヘッドホンで聞くこともでき、リモコンのマイクに話しかけることで、Android端末で音声による文字入力を行うこともできるのだ。

似た機能を持つリモコンというと、DIGAの一部機種で採用されている音声入力も可能なリモコンがあったが、スピーカー、ヘッドホン端子までは持っていなかったと思うし、汎用のリモコンとしては、初めて見たタイプのリモコンだ。

これまで使ってきたリモコンで、十字カーソルリモコンや、エアーマウスとしてはよくても、文字入力がしにくい製品が多かったが、これなら、検索キーワードなどの入力は音声入力が使えるから、断然楽になる。
Googleの音声入力は、単語程度なら認識率が高く結構実用になることは気づいていたが、宅外でスマホで使うのは恥ずかしくて使ったことがない。
しかし、室内ならそれほど気にならないし、ソフトキーボードやミニキーボードでチマチマ打つよりは、断然入力は楽だと思う。
音声を、リモコンにつないだヘッドホンで聴けるのも、深夜に家族に遠慮して動画を見たりするには、とても便利だと思う。

これだけの機能を持つだけに、消費電力も大きめなのだろう、電池は乾電池ではなく、リチウムイオンバッテリーを使い、microUSB端子で充電して使う。
バッテリーの持ち時間については記載がなく分からないが、音声出力機能を使う場合は、オーディオアンプを駆動することになるため、あまり長く持たないだろう。

サイズは17.6 x 5.6 x 3.4 cm、重量は159 gと、機能の割には重くはないが、写真を見る限り、USBドングルは、極小サイズとまではいかず、いわゆる通常のUSBメモリサイズ程度。なので、ドングルを挿せるスペースを、STBの周りに確保しておく必要がある。

この製品、無線で音声を流すためだろうが、ワイヤレスの信号は、赤外線でも、Bluetoothでもなく、広帯域の2.4GHzの無線通信を使う。Wi-Fiではない独自仕様なので、本体側に装着するUSB接続の通信ドングルが付属し、それとの間でしかワイヤレス通信はできない。

このため、USBホスト端子が使えないスマホやタブレットでは、このリモコンは使えない。
また、スマホなどでは、USBホスト機能が使えたとしても、無線ドングルの消費電力が賄えず、動作しない場合もあるだろう。
さらに、このドングルは、独自仕様のワイヤレス信号を、USBの複数のクラスドライバに変換して、端末側では標準的なクラスのUSBの復号デバイスとして見えるように工夫されているものと思われる。
具体的には、リモコンやキーボードの機能は、一般的なHIDクラスに、音声入出力の機能は、USBオーディオクラスに変換されるのだろう。
しかし、USBホスト端子があっても、PCならともかく、AndroidにはUPnPでデバイスドライバを自動インストールするような仕組みはないので、端末側で、そもそも必要なクラスドライバが組み込まれていなければ、使えない。そのため、Android端末では、マイクとスピーカーは使えない端末も多いかもしれないな。

どんな端末でも使える万能なリモコンとはいえそうにないが、私的には、テレビにつないで使っているAndroid STB「A1000G QUAD」で使えればいい。その観点で、もう少し詳しく調べてみよう。

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