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パナソニックのBDレコーダー「DIGA」2015秋の新製品 [AV機器]

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DMR-BRG2010.jpg

パナソニック、地上/BS/CS 6番組同時録画の新BDレコーダ - AV Watch

パナソニックから、BDレコーダー「DIGA」の2015秋の新モデルが発表された。

5モデルが発表されたが、今回の目玉は何と言っても、2TBのHDDと6チューナー搭載のハイエンドモデル「DMR-BRG2010」だ。

これまで、予約録画スタイルのBDレコーダーのチューナー数は最大3個まで。それ以上は、全録タイプのレコーダーしか存在しなかったのだが、「DMR-BRG2010」は予約録画スタイルで6チューナーという、ありそうでなかったスペックだ。
しかも、このハイエンド機で、店頭価格は最初からが10万円を切りそうなのだから、従来で言えばミッドレンジの価格帯。

全チャンネルレコーダーは資源の無駄遣いだと思う:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

以前、フルセグの全チャンネルレコーダーは、資源の無駄遣いと批判したことがあるが、私にとってこちらの方がいいかも。

6チューナーというと、「そんなに録画は重ならないから無駄」という見方もあるだろうが、3チューナーで足りているかというと、BSも含めて考えれば、必ずしもそうではない。
本当に6チューナーをフルに使う機会はほとんどないにしても、家族全員が別々に予約録画を入れ始め、DLNAを含め個々に見始めたときに、この余裕のチューナー数に意味はあると思う。
実際、「DMR-BRG2010」では、3番組を録画しながら、2番組の同時配信が行なえるそうで、この辺の制約も3チューナーモデルより緩和されるのは大きい。

なにより、6チューナーに増やしたって、10万円しないのである。だったら手を出す価値がある気がする。

新機能としては、次の点あたり。

・リモコンの専用ボタンで呼び出せる「新番組おしらせ」機能
・オープニング、CM、本編、エンディングなど、番組の見たい部分だけを選んで再生できる「見たいところ再生」機能
・ホームサーバー機能で、新たに4K動画やハイレゾ音楽のBDへのバックアップ(規格がまだないのでデータとしてバックアップ)が可能になった
・本体で、DSD、FLAC、Apple Losslessのハイレゾ音楽の再生に対応
・スマートフォンのDTCP-IP/リモート視聴アプリの「メディアアクセス(Media Access)」が更新され、アプリ内での番組予約に対応するなど使い勝手を改善
・設定により、チャンネル録画も可能
・ネット配信については、Netflixに対応し、専用リモコンボタンも搭載

ただし、チャンネル録画は、全自動DIGAと違い、「1日最大8時間まで」、「録画モードはDR」、「チャンネル録画の時間帯は通常予約が行なえない」という制約があり、あまり使う人はいないだろう。

また、SeeQVault(SQV)対応についても、従来と変わらず、SQV対応USB HDDへの対応のみで、SDXCメモリカードは扱えないのが残念。
ブリッジメディアとしてはHDDより扱いが便利だし、東芝ともファイル互換性があるので、早く実現して欲しい機能なんだけどな。

それと、全自動DIGAの上位機では使えるボイス&モーションリモコンが、ハイエンドの「DMR-BRG2010」でも使えないことも残念。
オプションでもいいから、使えるようにして欲しかったところだ。

個人的は、後からバージョンアップでもいいから、SDXCメモリカードがSeeQVault(SQV)対応してくれたら、そろそろ買ってもいいのにな。

ところで、パナソニック版スマートテレビ機能「スマートTVアプリ」だが、「Netflix」以外にも、Amazonプライム会員向け動画見放題サービス「Amazonビデオ」も提供されるようだ。

一方で、「ひかりTV」アプリの4k対応や、「4Kアクトビラ」は、いまのところ4k対応テレビのみで、新発売のBDレコーダーでは対応しないらしい。レコーダー自体でも4k対応を謳っていながら、なんだかもったいない話だ。

動画配信以外のアプリもあまり増えている印象はなく、なんだか、活気がないなぁ。
Radikoアプリなんかも、いまだにプレミアムサービスにも、らじる☆らじるにも対応していないって、やる気あんのかな。

それと、Hybridcastにも対応していないのも残念。4kサービスもそうだが、テレビの高級機しか対応していないのでは、それに買い替えるまで利用できないから、いつまでたっても普及しないのではないかな。
Hybridcastも、テレビだけでなく、レコーダーやSTBにも内蔵されれば、使ってみて便利と思って使ってくれる人が少しでも増えるかもしれないのにな。

(追記)
【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第730回:“録画マニア”のためのハイエンド6chレコーダ、パナソニック「DMR-BRG2010」 - AV Watch
DMR-BRG2010について、最近の評判を確認したら、実に残念な仕様が発覚し、評判を落としていたことが判明した。
この製品、録画時は必ず、一旦DRモードで録画し、スタンバイ状態などに裏でユーザーが指定した画質モードに変換する仕様となっているらしい。しかも、6番組同時録画時だけ、とかいうのではなく、例え1番組だけの録画であっても、その動作となるらしい。
すなわち、AVCで録画をたくさん入れる程、DRモードへの変換も停滞することになるし、HDDが満杯に近いとそうした動作に破たんを来たしてしまうだろう。
また、変換処理を走らせるため、実質的なスタンバイ時間が減ってしまい、見た目より電気代もかかってしまう。
下位機のDMR-BRZ1010は、3番組同時録画だが、3番組同時にリアルタイムでAVC録画ができているので、DMR-BRG2010のこの仕様はにわかに納得できるものではないだろう。
私個人としても、ガッカリで買う気が失せた。
せめて「4番組同時録画以上だと、3番組を越えた番組はDR録画になる」程度のスペックなら、めったに変換処理は走らないだろうから、まだ納得はいくのだが。

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