奥さん用のスマホに薬棚データベースを構築 [スマートフォン]
スポンサードリンク
奥さんに渡すスマホは、私が以前使っていた白ロムのauスマホ「DIGNO M KYL22」にした。
画面割れで一度交換しているので、綺麗な状態で、バッテリーの持ちもいいからだ。
これに、薬棚データベースをインストールして、使えることを確認した。
「DIGNO M KYL22」は元々バッテリーの持ちがよく、奥さんの使い方だと、3日に1回充電すればいい感じなのもいいな。
SIMカードはないが、薬局のそばに無料で使えるWi-Fiアクセスポイントもあり、それが使えるかもしれない。
また、「Easy Database」アプリ自体は、通信なしでも使える。音声検索も、試してみたら、通信しなくても使えるようだ。
奥さんに試しにデータを入力してもらったら、実際に入力するデータについて、次のような注文が付いた。
・棚が複数あるので、それを識別するフィールドが必要
・探すとき、左上起点で探すのが早いとは限らない
・あまり使わない薬は棚とは別の引き出しなどに入っているものがある
・薬の補足内容について書き込める欄が欲しい
そこで、次のようにフィールド構成を修正した。
?段目、?列目については、探しやすい方向からの値だけを記入してもらう。
上から、左から、と探す方向を決めてしまうと、右下の方にある薬は、たどりにくくなる。そうした薬は、下から?段目の右から?列目と記述した方が探しやすいだろう。
また、通常の棚にないものは、その他の場所欄に場所を記入。
さらに、備考欄には、薬の補足説明を書いてもらうことにした。
これで、試しに入力したデータで検索してみてもらった。
音声アイコンをタップして音声入力すると(この例では、「アレグラ」と発声)、
「アレグラ」と認識し、このキーワードに不完全一致で該当する薬が複数リストアップされるので、欲しい薬をタップすると、
その置き場所が表示され、これを見れば、働き始めたばかりの人間でも、直ちに薬を見つけることができる。
ただ、実際に試してみると、予想通りの点も、予想とは違う面もあった。
・音声認識はオフラインでも使えるのだが、薬名のような専門用語は苦手で、誤認識も多い。
・ところが、インターネットにつながっていると、格段に認識率が上がる。おそらくクラウドの音声辞書を参照しているのだろう。
・文字入力は、部分一致でも検索できるが、ひらがなで、カタカナの薬名も検索するようなことはできない。
・ただ、文字入力で、日本語入力で履歴も表示されるので、よく使う薬はすぐに入力できるため、使い込めばこれで十分。
・しかも、薬名は、自分でレコード入力していれば、大抵履歴に残っているので、大抵それを選べば済んでしまう。
・部分一致で検索できるので、例えば同じ薬名でも、一錠のグラム数などの付属情報を薬名フィールドに書いておいても、関係する薬はすべて検索されて出てくるのは便利。
・データベースのバックアップもできるので、機種変更やクラッシュ時も安心。
ということで、奥さんにも、これなら使えそうという評価を貰った。
念のため、通信手段については、Japan Wi-FiのWi-Fiスポットが職場のそばにあるため、アプリをインストールしておき、その電波が届かないか試してもらうことにした。認識のレスポンスや音声認識率が違ってくるかもしれないので。
公衆Wi-Fiが使えるなら、これ以外にも、LINEなども使えるしね。
本格的なデータ入力は、「Easy Database」がCSV形式のインポートをサポートしているため、パソコンのEXCELでまとめて入力し、CSV形式で出力して、それを「Easy Database」にインポートした方がいいかもしれない。
EXCELの方が、キーボードが使えるし、似たような薬のコピペなども楽だからだ。
とりあえず、一列分の薬情報を試しに手入力してみて、音声検索で使ってみてもらったが、なかなか使えそうとのこと。
残りの薬は、EXCELでまとめて入れてもいいし、薬局でリクエストがあるたびに、スマホ上で徐々に追加していってもいいだろう。
薬剤師になりたてで、同じような悩みを抱えている方がいらっしゃったら、一度お試しを。
関連記事:
薬棚データベースを作ってみた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
スポンサードリンク
奥さんに渡すスマホは、私が以前使っていた白ロムのauスマホ「DIGNO M KYL22」にした。
画面割れで一度交換しているので、綺麗な状態で、バッテリーの持ちもいいからだ。
これに、薬棚データベースをインストールして、使えることを確認した。
「DIGNO M KYL22」は元々バッテリーの持ちがよく、奥さんの使い方だと、3日に1回充電すればいい感じなのもいいな。
SIMカードはないが、薬局のそばに無料で使えるWi-Fiアクセスポイントもあり、それが使えるかもしれない。
また、「Easy Database」アプリ自体は、通信なしでも使える。音声検索も、試してみたら、通信しなくても使えるようだ。
奥さんに試しにデータを入力してもらったら、実際に入力するデータについて、次のような注文が付いた。
・棚が複数あるので、それを識別するフィールドが必要
・探すとき、左上起点で探すのが早いとは限らない
・あまり使わない薬は棚とは別の引き出しなどに入っているものがある
・薬の補足内容について書き込める欄が欲しい
そこで、次のようにフィールド構成を修正した。
・薬名(文字列型)
・棚名(文字列型)
・上から?段目(整数型)
・下から?列目(整数型)
・左から?列目(整数型)
・右から?列目(整数型)
・その他の場所(文字列型)
・備考(文字列型)
?段目、?列目については、探しやすい方向からの値だけを記入してもらう。
上から、左から、と探す方向を決めてしまうと、右下の方にある薬は、たどりにくくなる。そうした薬は、下から?段目の右から?列目と記述した方が探しやすいだろう。
また、通常の棚にないものは、その他の場所欄に場所を記入。
さらに、備考欄には、薬の補足説明を書いてもらうことにした。
これで、試しに入力したデータで検索してみてもらった。
音声アイコンをタップして音声入力すると(この例では、「アレグラ」と発声)、
「アレグラ」と認識し、このキーワードに不完全一致で該当する薬が複数リストアップされるので、欲しい薬をタップすると、
その置き場所が表示され、これを見れば、働き始めたばかりの人間でも、直ちに薬を見つけることができる。
ただ、実際に試してみると、予想通りの点も、予想とは違う面もあった。
・音声認識はオフラインでも使えるのだが、薬名のような専門用語は苦手で、誤認識も多い。
・ところが、インターネットにつながっていると、格段に認識率が上がる。おそらくクラウドの音声辞書を参照しているのだろう。
・文字入力は、部分一致でも検索できるが、ひらがなで、カタカナの薬名も検索するようなことはできない。
・ただ、文字入力で、日本語入力で履歴も表示されるので、よく使う薬はすぐに入力できるため、使い込めばこれで十分。
・しかも、薬名は、自分でレコード入力していれば、大抵履歴に残っているので、大抵それを選べば済んでしまう。
・部分一致で検索できるので、例えば同じ薬名でも、一錠のグラム数などの付属情報を薬名フィールドに書いておいても、関係する薬はすべて検索されて出てくるのは便利。
・データベースのバックアップもできるので、機種変更やクラッシュ時も安心。
ということで、奥さんにも、これなら使えそうという評価を貰った。
念のため、通信手段については、Japan Wi-FiのWi-Fiスポットが職場のそばにあるため、アプリをインストールしておき、その電波が届かないか試してもらうことにした。認識のレスポンスや音声認識率が違ってくるかもしれないので。
公衆Wi-Fiが使えるなら、これ以外にも、LINEなども使えるしね。
本格的なデータ入力は、「Easy Database」がCSV形式のインポートをサポートしているため、パソコンのEXCELでまとめて入力し、CSV形式で出力して、それを「Easy Database」にインポートした方がいいかもしれない。
EXCELの方が、キーボードが使えるし、似たような薬のコピペなども楽だからだ。
とりあえず、一列分の薬情報を試しに手入力してみて、音声検索で使ってみてもらったが、なかなか使えそうとのこと。
残りの薬は、EXCELでまとめて入れてもいいし、薬局でリクエストがあるたびに、スマホ上で徐々に追加していってもいいだろう。
薬剤師になりたてで、同じような悩みを抱えている方がいらっしゃったら、一度お試しを。
関連記事:
薬棚データベースを作ってみた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
今日の治療薬(2016年版) [ 浦部晶夫 ] 治療薬ハンドブック(2016) [ 堀正二 ] |
人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
コメント 0