
車に後付けできる安全機能の必要性 [乗り物]
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最近の乗用車の新モデルには、いわゆる衝突安全機能が、標準装備されるか、オプションで用意されるものがほとんどとなってきた。
【高齢者交通事故】高齢ドライバーに「免許返納せよ」大論争 ネットで展開される極論(1/3ページ) - 産経ニュース
最近増えているという高齢者の起こす事故に対し、「免許を返納すべき」という意見もあるが、一方で、地方では、車がないとまともに生活ができないような過疎地も多くあり、画一的に「返納すべき」とは言えない面もある。
そうしたご高齢ドライバーにとっては、こうした衝突安全機能は強い味方になるはずなのだが、年金生活のお年寄りが、そう頻繁に車を買い替えられるとは限らないので、大多数のご高齢ドライバーに、せっかくの便利な機能が、肝心の届けられるべき対象になかなか普及しない状況にある。
それを解決するためには、後付けでも、こうした衝突安全機能が付得られるようにならないかと思っていたら、ようやくそういう動きが出てきたようだ。
スマホと連携し、事故防止・運転スキル向上をサポートする「CarVi」 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
【朗報】車に付けるだけ!あらゆる機能を有した次世代運転アシストシステム登場!|面白ニュース 秒刊SUNDAY
まず、米国のCarViという会社が、全ての車に取付可能な次世代運転アシストシステム「CarVi」を正式リリースしたという。
「CarVi」は、直径106mmX高さ35mmの円筒形で、250gとコンパクトだが、720PのHDカメラやマイク、3D Gセンサー、IEEE 802.11b/g/nの無線LAN、microSDカードスロットなどを内蔵し、バックミラーの裏側のフロントガラスに設置する。
本体と連携させた、スマートフォンアプリ(iOS/Android)には、カメラの映像が解析されて映し出され、車の前方と車線を検知して、前の車に接近し過ぎた場合や、ドライバーの車が車線をはみ出した場合に、音声や画面表示で警告を発してくれるという。
ブレーキを掛けたり、ハンドルを修正してくれる訳ではないが、警告してくれるだけでもまずは第一歩と言えるだろう(同等の機能は、パイオニアのサイバーナビにもあるが)。
また、ドライブレコーダー機能や、ドライバーの労務管理に役立つログを取る機能や、休憩時間のお知らせ機能や、運転アドバイス機能なども搭載されるという。
残念なのは、今回発売されるのはエンタープライズ版ということで、自動車メーカー、自動車保険、中長距離運送、レンタカー企業向けのみに販売され、一般ユーザーはまだ購入できないそうだ。
価格も、予価が449ドルとなっており、決して安くはない。
ダイハツ、新型「ミラ イース」発表会で三井社長が「後付け衝突被害軽減装置」を研究中と発言 - Car Watch
一方、日本でも、ダイハツが、新型「ミラ イース」発表会の場で、社長が、質疑に答える形で、すでに販売されたあとの車両に「誤発進抑制装置」「衝突回避支援ブレーキ機能」などの機能を後付けする装置について研究していると発言したそうだ。
「既販車に後付けで、安全装置、誤発進防止であるとか、とくに衝突回避の装備ができないかということを、今研究しております」という発言だけだと、まだまだ製品化は遠そうに聞こえるが、「近いうちにみなさんにご説明できるよう、準備を進めているということをご理解いただきたいと思います」ともコメントしており、かなり具体的な検討をしているように聞こえる。
高齢者ドライバーが多い軽自動車にも、後付けで、衝突回避機能や誤発進防止機能が搭載可能になれば、最近多い高齢者の事故を大幅に抑止できる筈であり、大変有意義だと思う。
ダイハツがやれば、当然、スズキも対応せざるを得なくなるだろうし、過疎地に住む高齢者ドライバーに対し、こうした機能の取り付けを、税金で支援しても私はいいと思う。
高齢者ドライバーは、経済的にも裕福でないケースも多く、その事故で亡くなった方への保証も十分になされないケースもあると聞く。それが自分の身に起こらないとも限らず、こうした悲惨な状況をなくすために、税金を投入するのには賛成だな。
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そうしたご高齢ドライバーにとっては、こうした衝突安全機能は強い味方になるはずなのだが、年金生活のお年寄りが、そう頻繁に車を買い替えられるとは限らないので、大多数のご高齢ドライバーに、せっかくの便利な機能が、肝心の届けられるべき対象になかなか普及しない状況にある。
それを解決するためには、後付けでも、こうした衝突安全機能が付得られるようにならないかと思っていたら、ようやくそういう動きが出てきたようだ。
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本体と連携させた、スマートフォンアプリ(iOS/Android)には、カメラの映像が解析されて映し出され、車の前方と車線を検知して、前の車に接近し過ぎた場合や、ドライバーの車が車線をはみ出した場合に、音声や画面表示で警告を発してくれるという。
ブレーキを掛けたり、ハンドルを修正してくれる訳ではないが、警告してくれるだけでもまずは第一歩と言えるだろう(同等の機能は、パイオニアのサイバーナビにもあるが)。
また、ドライブレコーダー機能や、ドライバーの労務管理に役立つログを取る機能や、休憩時間のお知らせ機能や、運転アドバイス機能なども搭載されるという。
残念なのは、今回発売されるのはエンタープライズ版ということで、自動車メーカー、自動車保険、中長距離運送、レンタカー企業向けのみに販売され、一般ユーザーはまだ購入できないそうだ。
価格も、予価が449ドルとなっており、決して安くはない。
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一方、日本でも、ダイハツが、新型「ミラ イース」発表会の場で、社長が、質疑に答える形で、すでに販売されたあとの車両に「誤発進抑制装置」「衝突回避支援ブレーキ機能」などの機能を後付けする装置について研究していると発言したそうだ。
「既販車に後付けで、安全装置、誤発進防止であるとか、とくに衝突回避の装備ができないかということを、今研究しております」という発言だけだと、まだまだ製品化は遠そうに聞こえるが、「近いうちにみなさんにご説明できるよう、準備を進めているということをご理解いただきたいと思います」ともコメントしており、かなり具体的な検討をしているように聞こえる。
高齢者ドライバーが多い軽自動車にも、後付けで、衝突回避機能や誤発進防止機能が搭載可能になれば、最近多い高齢者の事故を大幅に抑止できる筈であり、大変有意義だと思う。
ダイハツがやれば、当然、スズキも対応せざるを得なくなるだろうし、過疎地に住む高齢者ドライバーに対し、こうした機能の取り付けを、税金で支援しても私はいいと思う。
高齢者ドライバーは、経済的にも裕福でないケースも多く、その事故で亡くなった方への保証も十分になされないケースもあると聞く。それが自分の身に起こらないとも限らず、こうした悲惨な状況をなくすために、税金を投入するのには賛成だな。
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