
日本は音声UIの本命はスマートスピーカーとは考えていないみたい [ネット家電]
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続々参入してきたスマートスピーカーベンダー:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
以前、日本の企業が、スマートスピーカーの分野で出遅れていることに、不満を書いたのだが、その後、じっくり観察すると、日本メーカーも全く何もやっていない訳ではないようだ。
NTTドコモ、コミュニケーションデバイス「petoco(ペトコ)」を発表! 2017年夏よりトライアル販売開始 | ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
NTTドコモが、「petoco」というコミュニケーションデバイスを発売するようだが、これはスマートスピーカーというよりは、対話に表情を付けて返すコミュニケーションロボットだろう。
ドコモは早くから「おしえてコンシェル」など音声認識UIを実現していて、日本語の世界では、現時点で一番優秀なAIだろう。
LINEなんかよりよっぽど実績があるから、いい物が出来そう。
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また、シャープも以前から、音声認識によるAIを、「ロボホン」や「ココロボ」「ヘルシオ」などのスマホや白物家電に組み込む動きを続けており、家電でどう音声UIを使うかについては実績を積んでいる。
ソフトバンクの「ペッパー」、孫社長のロボットの夢実現には道険し - Bloomberg
コミュニケーションロボットという分野で言えば、ソフトバンクが2014年に「Pepper」を発表し、徐々にではあるが業務用途には使われ始めている。
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日立は、白物家電を子会社して以降、家電に関しては物凄く保守的な製品づくりになっているし、情報家電の分野もほとんど撤退状態だが、どっこいBtoBの世界では、業務用のコミュニケーションロボットを開発しており、クラウド側のシステムも含め、トータルソリューションを提供できる実力がある。
ソニー、ロボット事業への再参入を発表 「AIBO」「QRIO」に次ぐロボットを開発か | ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
ソニーも、「AIBO」「QRIO」とコミュニケーションロボット事業で先鞭を付けながら、撤退を余儀なくされてきたが、三度目の参入の機会をうかがっているようだ。
パナソニックが卵型の卓上ロボットを開発、卵の殻を開閉してコミュニケーション - MONOist(モノイスト)
パナソニックも、最近、卵形の卓上コミュニケーションロボットを発表した。ただ、まだ試作段階でどういうビジネスに結びつけるのかはまだ見えない。
ということで、日本の会社は、総じて、音声UIの本命は、スマートスピーカーではなく、コミュニケーションロボットだと考えているようだ。
コミュニケーションロボットのメリットとしては、音声UIに加えて、手足などで動いたり、表情が付けられたりでき、より親しみのあるコミュニケーションができるところだろうが、その分コスト高。
業務用はともかく、なかなか個人が手軽に買えるコミュニケーションロボットはできていない。
それに比べると、スマートスピーカーのコミュニケーションは音声対話に限られるが、その分、低コスト。
スマホに比べても、通信はWi-Fiだけでいいし、ディスプレイもタッチパネルも不要。機能の大半はクラウド側で行うので、Raspberry Piに毛が生えたようなボードで実現できてしまう。
Amazon Echoの弟分、「Echo Dot」と「Amazon Tap」誕生|ギズモード・ジャパン
実際、Amazon Echo Dotなんかは、既に50ドルぐらいで売られており、その手軽さはコミュニケーションロボットにはない。
ただ、NTTドコモの「petoco」のように、可動部を極力抑え、本体の簡易表示の工夫で表情を作るような方向性は、コストを抑えながら、スマートスピーカーにはない馴染みやすさを実現できる可能性があり、まだまだ日本企業にも勝てる余地はあると思う。
音声UIは、GUIの次に時代を作るのは間違いなさそうなので、日本企業も、諦めずに頑張って欲しいな。
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業務用はともかく、なかなか個人が手軽に買えるコミュニケーションロボットはできていない。
それに比べると、スマートスピーカーのコミュニケーションは音声対話に限られるが、その分、低コスト。
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ただ、NTTドコモの「petoco」のように、可動部を極力抑え、本体の簡易表示の工夫で表情を作るような方向性は、コストを抑えながら、スマートスピーカーにはない馴染みやすさを実現できる可能性があり、まだまだ日本企業にも勝てる余地はあると思う。
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