
業務用にモバイルノートPC「MateBook X」を購入 [パソコン]
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私の職場で、今期予算がまだ余裕があるということで、余った予算で開発およびデモ用のPCを、久々に新調することにした。
現在使っている開発用ノートPCは、他の人から開発環境ごと引き継いだもので、ディスプレイサイズは12インチ、CPUはCore i7の性能重視のデル製で、発熱が酷く、Core i7にしてはあまり速く感じない。
よくく調べると、Core i7なのに、モバイル向けの2コア4スレッドのタイプで、詐欺にあった気分。
しかも、長く使っていたので、完全にバッテリーが死んでしまっていて、ACアダプタを抜くと10分ぐらいしか持たない。
重量も3kg近くあり、職場で使うだけならいいが、これをデモするために出張でも持ち歩いていたから、大変だったのだ。
さて、予算は20万円以内だったが、今期の発注期限も近づいており、手続きが簡単ですぐに届く、職場のオンライン発注システムで扱っているモデルから選ばないといけない状況にあったため、その中で選んだのが次の製品。
初のノートPCとは思えない完成度の高さ! ファーウェイ「MateBook X」を試す - 価格.comマガジン
最近スマホやタブレットで勢力を増している中国のファーウェイのモバイルノートPC「MateBook X」だ。
最初は、2in1タイプのWindowsタブレットも考えたのだが、やはり拡張性に問題ある製品が多く、仕事の上で、色々周辺機器を繋いで実験する必要がある私には、向かないと判断した。
ASCII.jp:MateBook X 試用レポ ファンレスなのにCore i搭載で大丈夫なのか!?
ファーウェイMateBook Xレビュー。Uプロセッサだけどファンレスのスゴイ奴。第2世代で何が変わった? - Engadget 日本版
HUAWEI MateBook Xのレビュー/ファンレスで超薄型・超静音 - the比較
レビューもたくさん上がっていて、評価も軒並み高い。
「MateBook X」の主なスペックは次の通り。
・ディスプレイ
13インチで、2160×1440ドットの高解像度。アスペクト比が3対2なので、Office文書の編集やPDFの仕様書を読むには最適。
しかも、横方向は5mmぐらいしかエッジがない狭額縁で、さらに、液晶表面ガラスには、強化ガラスGorilla Glassを採用して強度を確保しつつ、液晶画面と筐体の段差もなくしている。
・筐体
高級感のあるアルミ合金ボディで、13インチディスプレイだが狭額縁なので、横275×縦183mmという12インチクラスの設置面積を誇り、厚さも12.5mmしかなく、重さも1.05kgという軽さ。ACアダプタもコンパクトで、ビジネスバッグに入れて持ち歩くには、たいへん便利だろう。
・基本性能
ラインナップには、Core i7もあるのだが、購入先では扱っておらず、購入したのは、CPUが第7世代の「Core i5-7200U」(2.50GHz、最大3.10GHz)で、RAMが8GB、内蔵ストレージが256GBのSSDのタイプ。仕事で開発に使う上では、これなら許容範囲の性能だ。
驚くべきは、このCPU、TDP(熱設計電力)が4.5WのYプロセッサーではなく、15WのUプロセッサーなのに、冷却ファンのないファンレス仕様であることだ。それを実現しているのは、独自の「スペース・クーリング・テクノロジー」だそうだが、どうやらノートPCに比べても放熱が難しいタブレット端末向きに開発した技術らしい。
ただ、実際のところ高負荷時に回せる空冷ファンがないだけに、どの程度クロックダウンが発生するかは気になるところだ。
・インタフェース
USB Type-C端子を左右側面に1基ずつ備えるほかは、音声出力のミニジャックがあるのみ。
2in1タブレットだと、USB Type-C端子が一つしかないことが多く、そのせいで、USB Type-C端子にACアダプタを繋いでしまうと、他に周辺機器が繋げなくなってしまう製品が多いため、今回は購入を断念した。
この製品は、左側の端子にACアダプタが接続でき、同時に、右側の端子に周辺機器が繋げられる。
最近の流行は、ここに各種インタフェースを接続できるドッグを接続することで、今回もそれを購入し、USB周辺機器や、外部ディスプレイ、メモリカードが繋がるようにした。
さらに、無線LANは、IEEE802.11 a/b/g/n/acに対応し、Bluetooth 4.1も内蔵する。
・バッテリー
内蔵バッテリ容量は41.4Whと大容量で、公称駆動時間は約10時間となっているが、実際には最悪条件だと半分ぐらいなので、私の使い方だと、7時間ぐらいは使えそうだ。残念ながら、最近のモバイルノートでは普通になってしまったが、バッテリーは交換不可だ。
ACアダプターは最高20V2Aの40W出力だが、小型でケーブル込みで136gとコンパクト。しかも、USB PD対応で、他のタブレットやスマホの充電にも使える。
・入力デバイス
アイソレーションタイプのキーボードは、ストロークが約1.2mmでやや浅めだが、キーピッチは約19mmとフルサイズを確保し、日本語キーボードも素直な配列で無理がない。しかも、バックライト内蔵で、暗い場所でも快適に使え、さらに防滴仕様なので、水をこぼしても最悪の事態は免れられる。
キーボード手前のタッチパッドは、面積が広く使いやすいが、私が嫌いなクリックボタン一体型なのが減点。また、キーボードは防滴なのに、タッチパッドは非防滴というのはよく分からない仕様だ。
それと、購入してから気づいたのだが、このPC、画面はタッチパネルではない。仕事で使う上では問題ないが、個人で買ったらショックだったと思う。
・サウンド
キーボードの上側にステレオスピーカーが内蔵されており、ドルビー社と共同開発されたノートPCとして世界初の「Dolby ATMOSサウンドシステム」を搭載しており、薄さに似合わない音質を実現しているそうだ。
仕事の上でも、プレゼン動画の音声がクリアに再生されるのは、メリットがあると思う。
・その他
キーボード右上にある丸い電源ボタンには、「Windows Hello」対応の指紋センサーが内蔵されており、電源ボタンを押すと同時にロック解除され、すぐに使い始めることができるというギミックを備える。
また、狭額縁のディスプレイの上に、一応100万画素のカメラとマイクも備え、テレビ電話にも使える。
・ソフトウェア
OSは、Windows 10 Home 64ビットで、Office Home & Business Premiumと、Office 365サービスがプリンストールされている。
また、「マイMateBook」「MateBook Manager」などの独自のソフトもプリインストールされているそうだ。
この製品が、16万円弱で買えた。
それ以外に、プライバシーフィルター、Bluetoothマウス、拡張ドック、クッションケースなどを買い、20万円弱の買い物となった。
「MateBook X」は、ファーウェイ初のクラムシェル型ノートPCだったそうだが、タブレット端末では実績があるメーカーだし、私自身「MediaPad X1」を使ってきて大変気に入っているので、造りに関してはあまり心配していない。
商品が届いたら、また簡単にレポートする予定だ。
関連記事:
2万円を切るモバイルノートPC:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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私の職場で、今期予算がまだ余裕があるということで、余った予算で開発およびデモ用のPCを、久々に新調することにした。
現在使っている開発用ノートPCは、他の人から開発環境ごと引き継いだもので、ディスプレイサイズは12インチ、CPUはCore i7の性能重視のデル製で、発熱が酷く、Core i7にしてはあまり速く感じない。
よくく調べると、Core i7なのに、モバイル向けの2コア4スレッドのタイプで、詐欺にあった気分。
しかも、長く使っていたので、完全にバッテリーが死んでしまっていて、ACアダプタを抜くと10分ぐらいしか持たない。
重量も3kg近くあり、職場で使うだけならいいが、これをデモするために出張でも持ち歩いていたから、大変だったのだ。
さて、予算は20万円以内だったが、今期の発注期限も近づいており、手続きが簡単ですぐに届く、職場のオンライン発注システムで扱っているモデルから選ばないといけない状況にあったため、その中で選んだのが次の製品。
初のノートPCとは思えない完成度の高さ! ファーウェイ「MateBook X」を試す - 価格.comマガジン
最近スマホやタブレットで勢力を増している中国のファーウェイのモバイルノートPC「MateBook X」だ。
最初は、2in1タイプのWindowsタブレットも考えたのだが、やはり拡張性に問題ある製品が多く、仕事の上で、色々周辺機器を繋いで実験する必要がある私には、向かないと判断した。
ASCII.jp:MateBook X 試用レポ ファンレスなのにCore i搭載で大丈夫なのか!?
ファーウェイMateBook Xレビュー。Uプロセッサだけどファンレスのスゴイ奴。第2世代で何が変わった? - Engadget 日本版
HUAWEI MateBook Xのレビュー/ファンレスで超薄型・超静音 - the比較
レビューもたくさん上がっていて、評価も軒並み高い。
「MateBook X」の主なスペックは次の通り。
・ディスプレイ
13インチで、2160×1440ドットの高解像度。アスペクト比が3対2なので、Office文書の編集やPDFの仕様書を読むには最適。
しかも、横方向は5mmぐらいしかエッジがない狭額縁で、さらに、液晶表面ガラスには、強化ガラスGorilla Glassを採用して強度を確保しつつ、液晶画面と筐体の段差もなくしている。
・筐体
高級感のあるアルミ合金ボディで、13インチディスプレイだが狭額縁なので、横275×縦183mmという12インチクラスの設置面積を誇り、厚さも12.5mmしかなく、重さも1.05kgという軽さ。ACアダプタもコンパクトで、ビジネスバッグに入れて持ち歩くには、たいへん便利だろう。
・基本性能
ラインナップには、Core i7もあるのだが、購入先では扱っておらず、購入したのは、CPUが第7世代の「Core i5-7200U」(2.50GHz、最大3.10GHz)で、RAMが8GB、内蔵ストレージが256GBのSSDのタイプ。仕事で開発に使う上では、これなら許容範囲の性能だ。
驚くべきは、このCPU、TDP(熱設計電力)が4.5WのYプロセッサーではなく、15WのUプロセッサーなのに、冷却ファンのないファンレス仕様であることだ。それを実現しているのは、独自の「スペース・クーリング・テクノロジー」だそうだが、どうやらノートPCに比べても放熱が難しいタブレット端末向きに開発した技術らしい。
ただ、実際のところ高負荷時に回せる空冷ファンがないだけに、どの程度クロックダウンが発生するかは気になるところだ。
・インタフェース
USB Type-C端子を左右側面に1基ずつ備えるほかは、音声出力のミニジャックがあるのみ。
2in1タブレットだと、USB Type-C端子が一つしかないことが多く、そのせいで、USB Type-C端子にACアダプタを繋いでしまうと、他に周辺機器が繋げなくなってしまう製品が多いため、今回は購入を断念した。
この製品は、左側の端子にACアダプタが接続でき、同時に、右側の端子に周辺機器が繋げられる。
最近の流行は、ここに各種インタフェースを接続できるドッグを接続することで、今回もそれを購入し、USB周辺機器や、外部ディスプレイ、メモリカードが繋がるようにした。
さらに、無線LANは、IEEE802.11 a/b/g/n/acに対応し、Bluetooth 4.1も内蔵する。
・バッテリー
内蔵バッテリ容量は41.4Whと大容量で、公称駆動時間は約10時間となっているが、実際には最悪条件だと半分ぐらいなので、私の使い方だと、7時間ぐらいは使えそうだ。残念ながら、最近のモバイルノートでは普通になってしまったが、バッテリーは交換不可だ。
ACアダプターは最高20V2Aの40W出力だが、小型でケーブル込みで136gとコンパクト。しかも、USB PD対応で、他のタブレットやスマホの充電にも使える。
・入力デバイス
アイソレーションタイプのキーボードは、ストロークが約1.2mmでやや浅めだが、キーピッチは約19mmとフルサイズを確保し、日本語キーボードも素直な配列で無理がない。しかも、バックライト内蔵で、暗い場所でも快適に使え、さらに防滴仕様なので、水をこぼしても最悪の事態は免れられる。
キーボード手前のタッチパッドは、面積が広く使いやすいが、私が嫌いなクリックボタン一体型なのが減点。また、キーボードは防滴なのに、タッチパッドは非防滴というのはよく分からない仕様だ。
それと、購入してから気づいたのだが、このPC、画面はタッチパネルではない。仕事で使う上では問題ないが、個人で買ったらショックだったと思う。
・サウンド
キーボードの上側にステレオスピーカーが内蔵されており、ドルビー社と共同開発されたノートPCとして世界初の「Dolby ATMOSサウンドシステム」を搭載しており、薄さに似合わない音質を実現しているそうだ。
仕事の上でも、プレゼン動画の音声がクリアに再生されるのは、メリットがあると思う。
・その他
キーボード右上にある丸い電源ボタンには、「Windows Hello」対応の指紋センサーが内蔵されており、電源ボタンを押すと同時にロック解除され、すぐに使い始めることができるというギミックを備える。
また、狭額縁のディスプレイの上に、一応100万画素のカメラとマイクも備え、テレビ電話にも使える。
・ソフトウェア
OSは、Windows 10 Home 64ビットで、Office Home & Business Premiumと、Office 365サービスがプリンストールされている。
また、「マイMateBook」「MateBook Manager」などの独自のソフトもプリインストールされているそうだ。
この製品が、16万円弱で買えた。
それ以外に、プライバシーフィルター、Bluetoothマウス、拡張ドック、クッションケースなどを買い、20万円弱の買い物となった。
「MateBook X」は、ファーウェイ初のクラムシェル型ノートPCだったそうだが、タブレット端末では実績があるメーカーだし、私自身「MediaPad X1」を使ってきて大変気に入っているので、造りに関してはあまり心配していない。
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