SSブログ

製品スペックの動作温度範囲は今後どうなる? [情報家電]

スポンサードリンク



d35169-8-251400-0.jpg

ソースネクストがポータブル翻訳機の第2世代「ポケトーク W」を発表:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

先日発表され「ポケトーク W」のスペック表を見ていたら、一点気になることがあった。

動作温度範囲(環境温度)のスペックが、0~40度となっていたことだ。
この数値について、皆さんはどう思われるだろうか?

この酷暑だと、40度を超えることもあったのだから、40度までしか保証しないんじゃ、まずいだろう。

と思った人もいるかもしれない。

だとしたら、自分で過去に買った、家電品やスマホなどの動作温度をチェックしてみて欲しい。
これが結構異例なスペックであることが分かると思う。

スペック表には、動作温度範囲とは別に、保管(保存)温度範囲が記載されているものがあるが、これは電源を切って保管時に故障しない温度範囲を示しており、これは違う。
今回注目したいのは、電源を入れて動作できる温度範囲である、動作温度範囲の方だ。

ヘビーデューティーを売りする製品を除けば、おそらく、お手持ちの製品の大半で、記載されている動作温度範囲は、0~35度か、あるいは、5~35度だと思う。

私の手元にある製品でも、例えば、iPhone SEは0~35度となっており、任天堂3DSは5~35度となっている。

さて、私も、以前は、製品開発に直接かかわっていたが、こうした動作温度範囲をスペックとして記載するために、動作温度の上限と下限にマージンを加えて試験を行い、実際に問題なく継続動作するかを検証することを知っている。

ここで、「何故、0~35度という数値なのか?」という疑問に対しては、昔、関係者に聞いた限りでは、あまり明確な基準があるわけではないらしい。
ただ、日本の一般的な環境、季節で、問題なく動作するということで、0~35度で動作すれば大丈夫だろう、ということで、慣習的にこの範囲で動作検証(保証ではない)しているのだそうだ(海外向けだと、実際に違うことも多いらしい)。

ところがだ。今年の夏は、35度を超えるのは当たり前、40度を超える地域も頻発する酷暑が続いている。
ひょっとしたら、2020年のオリンピックに向けて、この酷暑は続くかもしれない。

そんな中、ソースネクストは、「ポケトーク W」を発表するに際して、動作温度を5度上げて、40度まで動作検証を行い、カタログスペックに記載することにしたのではないかと思う。
あるいは、様々な外国でも使われることを想定し、高めの40度までの補償をしたか、だろう。

それ自体は、ひょっとしたら、製品をテストしてみたら40度でも大丈夫だったので、カタログ値を上げただけかもしれない。

しかし、この暑さが続くなら、今後発売される様々な製品でも、動作温度の上限に関しては、見直さざるを得ないのではないだろうか?
それがたとえ日本国内でしか売られない商品でも。

今後、新製品が出たら、私も気になるし、皆さまもちょっと注目して見て欲しいな。

関連記事:
ソースネクストがポータブル翻訳機の第2世代「ポケトーク W」を発表:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ソースネクスト POCKETALK ポケトーク + 専用グローバルSIM(2年)...
価格:29800円(税込、送料無料) (2018/8/6時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【エントリーでP5倍 8/9 1:59迄】ポケト-クWホワイトWIFI ソースネ...
価格:26870円(税込、送料無料) (2018/8/6時点)



ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ



スポンサードリンク




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。