超大型電子ペーパー端末が欲しい(1)

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画面のアスペクト比が4:3位で、画面サイズが13インチ以上あると、A4サイズの文書が、ほぼリアルなサイズで表示できる。
B5サイズだと、10インチぐらいか。

以前から、そうしたリアルサイズで文書が読めて、文字が読みやすい電子ペーパーを搭載し、薄くて軽くてバッテリーも持つ端末が欲しいと思っていた。

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そうしたE-ink搭載の大画面端末の動きが再び活発化しているので、いくつかご紹介したい。まずはソニーから。

DPT-S1 | デジタルペーパー | ソニー

実際、そうしたコンセプトの商品は以前からあり、ソニーであれば、DPT-S1という製品が、2013年に発売されているが、基本業務向けでPDFファイルしか表示できず、価格も当初10万円以上して手が出なかった。

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2017年6月には、DPT-S1の2世代目として、デジタルペーパー「DPT-RP1」という製品が発売された。

「DPT-RP1」は、初代と同じ13.3インチのE-inkディスプレイを搭載するが、解像度は、1200×1600ドットから1650×2200ドットにアップし、E-ink自体も、リフレッシュがほとんど不要で、高コントラストな最新パネルが搭載されている。

サイズは、約224×302.6×5.9mmだが、ほぼ前面一杯に画面があり、厚みも5.9mmしかないし、重さはこのサイズでたった約349gという超軽量。下手すると、9インチ台のAndroidタブレットよりも軽いぐらいだ。

バッテリーも、E-ink搭載だから、Bluetooth、Wi-Fi共にオフだと最長約3週間持ち、Wi-Fiをオンにしても最長約1週間持つというから、Androidタブレットより長持ち。

ただ、この端末、Androidのような汎用OSは乗っておらず、表示できるファイルもPDF形式のみという、非常に機能が限定されている。

価格も、初代よりは安くなったが、それでも8万円弱といったところで、PDFしか表示できないと思うと、なかなか手を出しづらい価格だ。

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その後、10.3インチ画面で、A5サイズの「DPT-CP1」も発売されたが、価格は7万円前後と、「DPT-RP1」より1万円しか安くない。
この価格差なら、大は小を兼ねるということで、「DPT-RP1」を買うな。

ソニー自体、「DPT-RP1」を、コンシューマ用に積極的に売っていこうとは考えていないようで、あくまで業務用。場合によっては、個別の業務システム用にソフトをカスタマイズしてシステム受注を狙う方が、主な販路らしく、私の使い道を考えると、この値段では手を出しづらいところだ。

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