
「K-touch i9」にGoogle Play対応版が発売されたみたい [スマートフォン]
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何か超小型スマホで、新製品が出てないかな、とググっていたら、海外通販サイトAliExpressで、Google Playに対応していると書かれた「K-touch i9」が販売されているのを発見。
Anica「K-touch i9」については、以前調べた時には、Android 8.1を搭載するものの、中国国内向けモデルなのかGoogle Playは搭載しておらず、後からGoogle Playをインストールすることも難しかった。
ググると、Root化して、カスタムROMを焼けば、Google Playが使えるようにはなるようだが、カスタムROMは、どの程度安定して動作するかはわからないので、手を出しづらい。
過去にカスタムROMが頻繁に落ちてまともに使えなかった経験もあるし、動画や音楽配信アプリではRoot化すると動作しないトラブルも多数あったからだ。
その「K-touch i9」が、今さらGoogle Playに対応、ってなんだか怪しいなと思いつつ、調べたら、こちらのショップの情報を読んで納得。
Original K touch I9 Cellphone Android 8.1 Quad Core 3GB RAM +32GB ROM GPS Pocket Mini Luxury Face Recognition Mobile Phone-in Cellphones from Cellphones & Telecommunications on Aliexpress.com | Alibaba Group
"2G RAM+16G ROM"の「K-touch i9」には2つのバージョンがあるそうで、このお店ではどちらのバージョンを買うか、選べるのだそうだ。
・Version 1: Android 6.0 With Google Play Store
・Version 2: Android 8.1 Without Google Play Store
Version 2は、これまで、「K-touch i9」として販売されていた製品の普通の形態だ。
これに対し、Version 1は、Android OSのバージョンが6.0と古くなる代わりに、Google Play Storeがインストールされるという。
明確にこの2種類が選べると書いてあるからには、本当にGoogle Play対応の「K-touch i9」が、商品として存在するのだろう。
そう分かって、改めてGoogle Play対応の「K-touch i9」を検索してみたら、他にも販売しているお店はあって、それはどれもOSが、Android 6.0だったので、間違いなさそう。
思い起こせば、「Soyes XS」も、最初OSはAndroid 7.0だと書かれていたのに、結局、発売されたグローバル版は、Google Play対応である代わりに、OSはAndroid 6.0だった。
この辺の状況を見ると、中国メーカーにとって、このような超小型スマホが、Android 6.0以降で、Google Play対応の認証を取る場合、何か越えがたい障壁があるのかもしれない。
もちろん、中国メーカーでも、通常サイズのスマホであれば、Android 8.0搭載でGoogle Play対応の製品は、普通にある。となると、こうした超小型スマホだけに、特殊な事情があると考えざるを得ない。
例えば、「Palm Phone」はAndroid 8.0でGoogle Play対応だが、画面が3.3インチしかないのに画面解像度が1280×720ピクセル(HD解像度)もある。このスペックを見た時に「無駄に高解像度!」と思ったが、よく考えたら無駄でもそうせざるを得なかったのかも。
すなわち、ここから導き出せる仮説は、Android 7.0以降だと、画面解像度がHD以上でないと、Google Play認証が取れなくなった、という可能性だ。
「Ulcool U2」は、「Soyes XS」と同じディスプレイを搭載しながら、Android 8.0で、Google Playに対応しているじゃないか!と、ツッコミを入れる人がいるかもしれない。
しかし、「Ulcool U2」のOSは、途上国向けのGo Editionである。Go Editionは、安い製品が出せるようにするために、Google Play認証規定のハードウェアスペックも、Go Editionでない場合より低く設定されているはず。
そのため、「Ulcool U2」の画面解像度でも、Android 8.0 Go Editionなら、Google Playの認証が通せるのではないだろうか?
本当のところはGoogleに直接聞かないと分からないが、この推測、当たっている気がするな。
さて、一方、Google Playに対応したAnica「K-touch i9」のスペックを改めて見直してみると、
・Google Play対応版は、"2G RAM+16G ROM"のモデルしかないみたい
・ただ、microSDカードが使えて、Adaptive Storage機能は使えそうなので、ストレージ容量の問題はなさそう
・画面解像度は800×340ピクセルで「Soyes XS」より低いが、HVGA以上の解像度はあるので、「Atom」よりは画面が崩れなさそう
・重さが約90gと「Soyes XS」より軽い
・バッテリー容量は、2,000mAhとあるが、実効は半分ぐらいみたい(それでも「Soyes XS」よりやや大きい)
・通信・充電インタフェースは、microUSB(「Soyes XS」はTYPE-C)
・「Soyes XS」にはないイヤホン接続用のミニジャックがある
私のように、主にラジオ、音楽を聴くためのポータブルオーディオプレーヤーとして使うには、悪くないではないか。
価格も、AliExpressで底値を探すと、8,118円と高くなかったので、人柱になるべく買ってしまった。
届いたら、詳しくレポートしたい。果たして、「K-touch i9」は「Soyes XS」を超えられるだろうか?
関連記事:
Anica「K-TOUCH i9」にRAM3GB/ROM32GBモデル登場:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
AliExpress.com Product - K-TOUCH i9s mini smallest smartphone 3.5 inch Unlocked android 6.0 mobile phone unlocked Quad Core cell phones small telephone
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何か超小型スマホで、新製品が出てないかな、とググっていたら、海外通販サイトAliExpressで、Google Playに対応していると書かれた「K-touch i9」が販売されているのを発見。
Anica「K-touch i9」については、以前調べた時には、Android 8.1を搭載するものの、中国国内向けモデルなのかGoogle Playは搭載しておらず、後からGoogle Playをインストールすることも難しかった。
ググると、Root化して、カスタムROMを焼けば、Google Playが使えるようにはなるようだが、カスタムROMは、どの程度安定して動作するかはわからないので、手を出しづらい。
過去にカスタムROMが頻繁に落ちてまともに使えなかった経験もあるし、動画や音楽配信アプリではRoot化すると動作しないトラブルも多数あったからだ。
その「K-touch i9」が、今さらGoogle Playに対応、ってなんだか怪しいなと思いつつ、調べたら、こちらのショップの情報を読んで納得。
Original K touch I9 Cellphone Android 8.1 Quad Core 3GB RAM +32GB ROM GPS Pocket Mini Luxury Face Recognition Mobile Phone-in Cellphones from Cellphones & Telecommunications on Aliexpress.com | Alibaba Group
"2G RAM+16G ROM"の「K-touch i9」には2つのバージョンがあるそうで、このお店ではどちらのバージョンを買うか、選べるのだそうだ。
・Version 1: Android 6.0 With Google Play Store
・Version 2: Android 8.1 Without Google Play Store
Version 2は、これまで、「K-touch i9」として販売されていた製品の普通の形態だ。
これに対し、Version 1は、Android OSのバージョンが6.0と古くなる代わりに、Google Play Storeがインストールされるという。
明確にこの2種類が選べると書いてあるからには、本当にGoogle Play対応の「K-touch i9」が、商品として存在するのだろう。
そう分かって、改めてGoogle Play対応の「K-touch i9」を検索してみたら、他にも販売しているお店はあって、それはどれもOSが、Android 6.0だったので、間違いなさそう。
思い起こせば、「Soyes XS」も、最初OSはAndroid 7.0だと書かれていたのに、結局、発売されたグローバル版は、Google Play対応である代わりに、OSはAndroid 6.0だった。
この辺の状況を見ると、中国メーカーにとって、このような超小型スマホが、Android 6.0以降で、Google Play対応の認証を取る場合、何か越えがたい障壁があるのかもしれない。
もちろん、中国メーカーでも、通常サイズのスマホであれば、Android 8.0搭載でGoogle Play対応の製品は、普通にある。となると、こうした超小型スマホだけに、特殊な事情があると考えざるを得ない。
例えば、「Palm Phone」はAndroid 8.0でGoogle Play対応だが、画面が3.3インチしかないのに画面解像度が1280×720ピクセル(HD解像度)もある。このスペックを見た時に「無駄に高解像度!」と思ったが、よく考えたら無駄でもそうせざるを得なかったのかも。
すなわち、ここから導き出せる仮説は、Android 7.0以降だと、画面解像度がHD以上でないと、Google Play認証が取れなくなった、という可能性だ。
「Ulcool U2」は、「Soyes XS」と同じディスプレイを搭載しながら、Android 8.0で、Google Playに対応しているじゃないか!と、ツッコミを入れる人がいるかもしれない。
しかし、「Ulcool U2」のOSは、途上国向けのGo Editionである。Go Editionは、安い製品が出せるようにするために、Google Play認証規定のハードウェアスペックも、Go Editionでない場合より低く設定されているはず。
そのため、「Ulcool U2」の画面解像度でも、Android 8.0 Go Editionなら、Google Playの認証が通せるのではないだろうか?
本当のところはGoogleに直接聞かないと分からないが、この推測、当たっている気がするな。
さて、一方、Google Playに対応したAnica「K-touch i9」のスペックを改めて見直してみると、
・Google Play対応版は、"2G RAM+16G ROM"のモデルしかないみたい
・ただ、microSDカードが使えて、Adaptive Storage機能は使えそうなので、ストレージ容量の問題はなさそう
・画面解像度は800×340ピクセルで「Soyes XS」より低いが、HVGA以上の解像度はあるので、「Atom」よりは画面が崩れなさそう
・重さが約90gと「Soyes XS」より軽い
・バッテリー容量は、2,000mAhとあるが、実効は半分ぐらいみたい(それでも「Soyes XS」よりやや大きい)
・通信・充電インタフェースは、microUSB(「Soyes XS」はTYPE-C)
・「Soyes XS」にはないイヤホン接続用のミニジャックがある
私のように、主にラジオ、音楽を聴くためのポータブルオーディオプレーヤーとして使うには、悪くないではないか。
価格も、AliExpressで底値を探すと、8,118円と高くなかったので、人柱になるべく買ってしまった。
届いたら、詳しくレポートしたい。果たして、「K-touch i9」は「Soyes XS」を超えられるだろうか?
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