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5G対応スマホは安く作れるみたい [スマートフォン]

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国内5Gサービス開始、ドコモ皮切りに  :日本経済新聞

日本でも、この春から、NTTドコモ、au、ソフトバンクが、5Gの通信サービスが始まったが、対応バンドが、Sub6と呼ばれる低い周波数帯だけで、ミリ波には非対応だし、エリアもまだまだごく一部に限られることもあり、5Gの利用料金は、各社ともかなり抑えたものとなっている。

一番重要なのは、4Gサービスが基本従量制であり、料金で使用できるデータ量が決まっていたのに対し、5Gでは事実上使い放題のプランが主力になりそうであることだろう。

5Gが本格化すれば、通信速度が一桁上がるわけで、それを生かした使い方をすれば、従来の料金体系ではユーザーの支払いが巨額になってしまう。
5Gでは、その速度を生かすために、再び定額制が主流になりそうだし、それに伴い、4Gサービスも定額制になりそうであることは、たいへんうれしい動きだと思う。

[新機種まとめ] 5G端末登場、2020年春期スマートフォンの主要スペックまとめ - ケータイ Watch

一方で、大手3キャリアから発表された5G対応のスマホのラインナップを見ると、どれも非常に高価で、とても手が出るものではない。
確かに、使っているSoCを見てもハイエンドが多く、さらに5Gに対応するコストアップもあるのだろうが、10万円越えは当たり前なのだから、それだけで、5Gが自分にまだまだ縁遠い存在であることを再確認させられた。

2019年登場の5Gスマートフォンは30機種超え、6月以降の製品を見る - ケータイ Watch

ところが、こちらの記事を見ると、ワールドワイドで見ると、5G対応スマホというのは、もっと色々出ているのが分かる。

当たり前だが、日本が5Gサービスを始めたのは、先進国では遅い方であり、米国、韓国、中国、英国、イタリア、ドイツ、スペイン、フィンランド、サウジアラビアなどは、日本より先に5Gサービスを始めている。
それに向けた端末が、既に多数発売されているのは、当然だろう。

そして、5G対応のチップセットはまだ種類が限られており、基本、これらの端末の5G通信の仕様は、どれもほぼ同じであり、電波法の認証が通れば、日本の5Gサービスでも使えると言われている。

そんな中、上記記事を見ると、中国メーカーから出ている5G対応スマホの価格の安さには、目を見張るものがある。

クアルコムのハイエンドSoCであるSnapdragon 855を搭載したモデルが、5万円台から存在するのだから驚きだ。

さらには、SoCに、Snapdragon 765Gや、Kirin 990(Huawei)、Dimensity 1000+(MediaTek)を使用し、5万円を切るスマホも出始めているようだ。

Snapdragon 855は、5G関係のチップセットが外付けになるのに対し、上に挙げた3つのSoCは、5Gの通信機能も内蔵しており、よりコストを削減することができるらしい。

MediaTek、5G対応のハイエンドSoC「Dimensity 1000+」 - PC Watch

特に、MediaTekのDimensity 1000+は、AnTuTuベンチマーク8.1.4で51万点超えのスコアを叩き出しており、Snapdragon 855を上回る。

MediaTekというと、値段は安いが性能はイマイチという印象が強いが、Dimensity 1000+に関しては、突然変異とも言える高性能っぷりな上に、価格もクアルコムより安いということで、これはハイエンドモデルで独占状態だったクアルコムの市場を食い荒らし、大ヒットしそうだ。

OPPO A92s 発表、MediaTek Dimensity 800搭載の5Gスマートフォン、価格は約3.4万円(2199元)から | phablet.jp (ファブレット.jp)

さらには、MediaTekは「Dimensity 800」というミッドレンジの5G対応SoCも発表し、OPPOから、それを搭載した3万円台前半のスマホ「A92s」も、まもなく発売されるようだ。

この状況を見ると、MediaTekの功績もあってか、5G対応スマホの価格は急激に下がると思われる。
クアルコムは、4Gまでの美味しいビジネスは長くはできないだろう。

どうしてこうなったかといえば、5Gの規格策定には、中国のHuaweiなどのメーカーや、大学研究者などの貢献も格段に多く、規格特許も多数取得しており、4Gまでと違い、MediaTekで5G対応チップを作る上での特許料負担が小さいことや、5G対応も、対応バンドがSub6のみで、ミリ波に対応しない範囲であれば、技術的難易度はそれほど高くないことが大きい。

トランプ大統領が、ファーウェイ排除の先鋒を切っているが、もし、それに対し、切羽詰まったファーウェイが、5Gの特許プールから抜けて、多数抱える5G特許を許諾しないと言い出したら、どうする気なんだろうか?
まあ、分かっていないから、排除なんて威勢のいいことが言えるんだとは思うけどね。

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