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今年の大予想 [つぶやき]

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正月らしく、今年の新たな予想をメモしておきたい。

・4k映像オンデマンド配信サービス

家電メーカーは、4k2kの薄型テレビを売りたいようだが、3Dの状況を見ても、コンテンツがないことには売れないのは当然。

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しかし、放送で流すのは、前倒ししても2016年になるそうで、しかもまずは試験放送だろう。

家電業界はそこまで待てないだろうから、次世代コーデックHEVCの実用化を待たず、今年には、コンシューマ向けに、何とか4k2kのコンテンツを配信するサービスが出てきそう。

とはいいつつ、H.264/AVCでは、最低でも60~70Mbpsぐらいは欲しいという情報量を考えると、放送で流すのはまだ無理。一方、BDの方も、4kの映画が収まる多層BDが規格化され、製品に載るのは、もうちょっと先になりそう。

となると、まずできるのは、インターネットによるオンデマンド配信ぐらいしか可能性はない。 しかし、こちらも、IPマルチキャストやVODストリーミングで、60~70Mbpsを流すというのは、通信キャリアにとっては物凄い負担で非現実的。

残るは、オンデマンドダウンロードか、ピアtoピアにより、低速でもいいから夜中にHDDにダウンロードして、HDDから再生する形の配信サービスしか、ありえないだろう。

ということで、NHKが制作し、NTT東西あたりがオンデマンドダウンロード配信する4k映像サービスが、今年中には開始されると予想する(まずは無料の試験配信だろうが)。

また、同時に、USB外付けHDDに4kコンテンツをダウンロードし、HDDから再生できる4kテレビが、パナソニック、ソニー、東芝、シャープから発売されるのではないだろうか。

・ヒューリスティックなHEMSシステム

今年は、太陽光発電などの導入が進むと同時に、家庭でのエネルギー使用をコントロールするHEMSシステムが普及するだろうといわれている。ただ、人間の生活に支障ない形で、効果ある節電制御するというのは、色々難しそうだ。

そこで思いついたのが、生活の中で最も強制力があった母親の節電行動。 人がいなければ、片っ端から照明や冷暖房を消すマメさ。トイレに人がいるのに照明を消されたりもして、時にやりすぎも出るが、無駄遣いを怒ってくれ、教育しながら節電を進める。

このようなHEMSシステムこそ、人間には馴染みやすいのではないだろうか。 流石にやりすぎの部分は、母親の場合と同様、文句を言うことで節電を解除でき、学習する手段も設けておけばいい。

このHEMSシステムの名称は「節電かあさん」。宣伝キャラクタは、当然、西原理恵子に描いてもらうということで、どうだろう?

・2WAYお掃除ロボット

お掃除ロボットがだいぶ普及してきたが、難点としては、お掃除ロボットではどうしても掃除しきれない場所が残ってしまうため、普通の掃除機も併用せざるを得ないことだ。

そこで、基本、お掃除ロボットなのだが、何かアダプタを挿すと、普通のポータブル掃除機のように、人手で押しながらお掃除もできる掃除機が出てくるのではないだろうか。

お掃除ロボットをまだ発売していない、日立か、パナソニックあたり、是非とも作ってください。

・Wintel帝国の崩壊

昨年は、マスメディアで、ソニー、パナソニック、シャープといった日本家電メーカーの黄金時代の終了についての記事が盛んだったが、今年は、それがWintelにやってくる。

昨年、発売され、好調であるかのように宣伝されているWindows8だが、ニーズのない法人向けには売り上げは伸びず、個人向けも買い替えが進まない。

一方、タブレット向けのWindowsRTや、スマートフォン向けのWindowsPhone8も、Windows8の売り上げ減をカバーするまでは成長せず、その衰退振りは、来年度決算ではごまかしきれなくなり、マイクロソフトの業績が過去にないほど悪化しそう。

一方、インテルも、PCの買い替え需要が盛り上がらない上に、価格下落も激しく、ダブついたメインストリームのCoreiシリーズの値下げを余儀なくされる。

一方、Atomのスマートフォン、タブレット端末への採用も伸びず、サーバー用CPUも、低価格で低消費電力のARMの侵食が始まり、来年度決算では過去にないほど悪化しそう。 そして、マスメディアでは、「Wintel帝国の崩壊」が公言される時代になるかもしれない。

・大型家電店チェーン/大手PC販売の衰退

ここまで急成長を続けてきた大型家電店チェーンだが、地デジ化完了後、依然としてテレビに代わる規模の商材を見つけられておらず、このまま行くと、来年度末までに、大手でも倒産する企業が出る可能性があるだろう。

以上は国内の話だが、PC販売に関しては、国際的な大規模販売企業が危ない。

特に個人向けやSOHO向けのPCが販売の中心の会社は、タブレット端末がPCの売り上げをカバーするほど伸びなければ、大手でも、規模が大きすぎるがゆえに、持ちこたえられなくなって、倒産する危険性が出てくるだろう。

そこまでいかなくても、大規模なリストラで事業規模を大幅に縮小する企業は増えそうだ。

・SCE、Nintendo王国の崩壊

こちらも、Wintel同様、皆が薄々終わりを感じていると思うが、本年度決算は何とか誤魔化せても、来年度末には、PS VitaとWii Uの失敗が明らかになり、いよいよ決算的にも厳しい状況になる可能性がある。

ゲームも、時代は、プラットフォームとしてのスマフォ/タブレットに、ジャンルとしてのソーシャルゲームに移り、SCE、Nintendoのビジネスモデルは崩壊する。

下手をするとSEGAの二の舞になる可能性さえあり、SCEやNintendoが、ゲーム専用機の開発を捨て、XBOX360とAndroid/iOS端末向けゲームに専念する決断をする時期が来るかもしれないな。

・DLNAの新しいコンテンツ

AV機器で、DLNAは当たり前の機能になってきた。機能的にも、著作権保護DTCPも定着し、リモート視聴だけでなく、コピー/ムーブから、宅外のリモートアクセスまで、一通りの規格が完成し、残るはダビング10のコンテンツを、ダビング回数を維持したままムーブできるようにするぐらいだろうか。

このような状況なので、DLNAも次のステップとして新しいことを始めるだろう。 一番考えられるのが、コンテンツの拡張だ。

現状、DLNAで扱えるコンテンツの種類は、規格化当初にスコープとした静止画(写真)、音声(音楽)、映像(動画)に限られる。 そろそろ、このコンテンツの種類の拡張を考えていいのではないだろうか。

具体的に言おう。 そろろそDLNAで、電子書籍を扱えるようにして欲しい。 電子書籍って、そのぐらい重要でメジャーなマルチメディアコンテンツになってきていると思うのだ。 電子書籍をDLNAで扱えるようになると、サーバーデバイスで購入し蓄積した電子書籍を、タブレットなどのデバイスで、プログレッシブ読書(ダウンロードしながら読む)できるようになるし、リモートアクセスも可能になれば、宅外で家のサーバーの電子書籍を自在に読めるようになる。

私が思いつくぐらいだから、もっと優秀な技術者は、既に気付いているに違いない。今年あたり、DLNAで、電子書籍を扱うための規格化活動が始まるのではないだろうか。

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