第7世代iPod nano(8)　さいごに：トドのつまりは・・・　V2：So-netブログ

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第7世代iPod nano(8)　さいごに　[ポータブルオーディオ] [編集]

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第7世代iPod nanoについては、さいごに、書き残したことをメモしておいて、いったんレビューを終わりとしたい。

・Lightningコネクタへの変更について
この機種で、ドックコネクタからLightningコネクタに変えたが、ドックコネクタ自体、初代iPod以来使い続けて、すでに11年。よくこれだけの年月、持ったものだと思う。

本体のコンパクト化のために、どんどんコンパクトなコネクタ形状が増えていったUSBや、どんどん小さな規格が誕生したSDカードに比べれば、モノ凄く長い寿命だったが、そろそろ製品の薄型化、小型化の障害にもなってきていた。

たとえ一時的に非難されても、そろそろ、将来を見据えて、コネクタを変更すべき時期に来ていたのだと思う。
なので、個人的には、今回のインタフェース変更は仕方ないことだと思っている。
ただ、変えたからには、メーカーの責任として、このコネクタを10年は続けて欲しいところだ。

Lightningコネクタは、コネクタ自体が単にコンパクトなだけでなく、コネクタに裏表がなくどちら側からも挿せる点や、ヘッドホンを挿しながら、Lightningケーブルの抜き差しができる点など、使い勝手も地味に改良されている。

一部の周辺機器は、ドックコネクタに変換しても使えないケースもあるが、PCの接続やオーディオ出力なんかは、ほとんど互換性の問題はないので、いずれ時間が解決してゆくだろう。

その後、付属のUSBケーブル以外に、ネットショップや秋葉原で、非純正のUSB→Lightningケーブル、Dockコネクタ→Lightningの変換ケーブル、microUSB→Lightningの変換アダプタの3本（いずれも500円）を購入した。
職場と、出張用には、microUSB→Lightningの変換アダプタを、充電用として持ち歩いている。

・iTunes問題
iTunesを11以上に更新して以降、UIが大幅変更になったのは、何とか慣れたのだが、Podcastのダウンロードや、iPodへの同期転送など、全般に処理がかなり遅くなっている。速くなったのは、ライブラリへのインポート処理ぐらいか。

転送速度については、そろそろUSB3.0に対応して転送速度を上げて欲しいことだが、どうやら様子を見ていると、転送開始するまでの前処理にも相当時間が掛かっているみたいで、USBの転送速度よりは、iTunesの内部処理の問題みたいだ。

Podcastの同時処理指定時のダウンロードについては、基本3ファイルを並行してダウンロードする仕様のはずが、実際に、3ファイルをダウンロードし始めると、同じサーバーからのダウンロードでなくても、実質1ファイルしかダウンロードが進まない。HTTPのセッション数が足りていないかのような挙動だが、今のところ解決方法が分からない。また、ダウンロード速度自体も、最近、配信サイトに依存せず、異様に遅い気がするのも、何か関わっていそう。

また、昨年の後半あたりから、Podcastのダウンロードで、やたらダウンロードエラーが発生するケースが増えた。ダウンロードできるケースでも、なぜかプログレスバーが100%を超えてなかなか終わらないケースも多発しているし、ダウンロードしたファイルの再生が、途中で終わったり、同じ音声部分がリピートしたりと、おかしな挙動が増えた。
最初は、配信側の設定ミスかと思ったが、必ずしも同じ配信元で起きるとも限らず、iTunesソフト側に問題がある（あるいはAPPLEが、仕様変更をしっかり告知していなくて、あちこちで問題が起きている）としか思えない。

ただ、ググっても同じ問題を指摘している人がほとんどないため、私の環境に依存している問題なのかもしれない。
手詰まりな状況で、困ったな。