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電子書籍になぜ背表紙はないのか? [電子書籍]

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日本の電子書籍には未解決の問題がこんなにある。なんで誰も指摘しない? 言いたくないんだろうな - 新・リストラなう日記 たぬきちの首

最近、こちらのブログを読んで、電子書籍ストアやリーダーを使い始めてから、何か心の奥に引っかかっていた不満が、一つ解消した(記事の主張は賛同できない点の方が多いが)。

それは、「電子書籍には背表紙がない」ということだ。

現状、大半の電子書籍は、紙の本をベースに作成されており、表紙は元本からスキャンされたものを利用していることが多い。
ところが、現状の市販の電子書籍には、背表紙のイメージデータが含まれていないようだ。

そのため、電子書籍リーダーでは、本棚をビジュアル表現する際、表紙を縮小してそのまま並べるか、背表紙の矩形の中に本のタイトルを表示することで、擬似的に本を並べた表現を行っている。

表紙を並べるケースだと、分かりやすいが、狭い画面に並べられる本の数が少なく、表示も遅くなるので、書棚としての使い勝手は必ずしもいいとは言えない。

一方、背表紙を並べた形式で、本棚っぽく表示する場合も、問題がある。

実際に本をたくさん持っている人間からすると、本棚に並べた本というのは、背表紙の色、模様やロゴなどを含めたデザインでパターン認識するから、素早く探せるのである。
ところが、電子書籍の書棚だと、文字をしっかり読まないと本を探せないし、その文字情報さえ、タイトルが長いと途中で省略されてしまう。

電子書籍リーダーの書棚が使いにくい点は、こんなところにもあるのかもしれない。

今からでも遅くないから、できれば、背表紙のデータ形式を標準化し、電子書籍リーダーで表示できるようにして欲しいな。

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