アナログディスクを再び聞きたい [オーディオ機器]
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我が家の物置には、未だにレコード(アナログディスク)が残っている。
ほとんどは、MP3にリッピングは済んでいて、捨ててもいいのだが、CDで未発売のLPがあったり、ジャケットが美しいものがあったりするので、捨てられず、未だに100枚ほど残っている。
また、最近、レコードのみで発売された音源があって、ついそれをAmazonで買ってしまったので、それを聞きたくなってしまった。
それで、何とか、レコードを再生しようと、画策し始めた。
YAMAHA レコードプレイヤーGT-750の仕様 ヤマハ
アナログレコードプレーヤーは、昔、ヤマハのGT-750という割と本格的なものを持っていたのだが、家に置けないので結婚前に売却し、たまたま秋葉原のジャンク屋で1万円で手に入れたTechnics SL-10というLPジャケットサイズのプレーヤーのみが残っている。
Technics SL-10の仕様 テクニクス
SL-10は、LPジャケットサイズのコンパクトなアルミ鋳物製の本体にレコードを乗せ、ふたを閉じて押さえつけて、再生を行う。
音を拾うピックアップカートリッジは、一般的なスイングアームではなく、ふた側に取り付けられたリニアトラッキングアームに取り付けられ、リニアモーターでレコードの溝を外から内側に移動する。
針を降ろしたり上げたりするのも、キャビネット外側のボタンを押すだけ。赤外線センサーを利用し、レコードの外周に自動的に針を落としてくれ、再生が終わったら自動的に針を元に戻してくれるオートプレイ機能があり、さらに、ふたでレコードを押し付ける構造のため、斜めにしたり、縦置きしてレコードを再生できるなど、当時としては、画期的だった。
カートリッジは、出力は小さいが音質がいいボロン製カンチレバーのMC方式で、実際に音もよかった。T4Pという特殊形状だが、普通のカートリッジと異なり、取り付け位置や針圧などの調整も一切不要だったのも画期的。
ヘッドアンプも内蔵していたので、MCヘッドアンプなしで、プリメインアンプのフォノ端子に接続できるのも売りだった。
確か10万円の値段がついていて、Technics(現Panasonic)としても、当時、記念碑的な製品だったと思う。
なお、SL-10や、他のアンプやカセットデッキ、自作スピーカーなどからなるオーディオコンポは、置き場所がないため物置に入れっぱなしとなっており、10年以上使っていない。
埃をかぶっていたSL-10に久々に電源を入れてみたが、ターンテーブルがゴムベルトなどを使わないダイレクトモータードライブ方式だったこともあり、ターンテーブルは回転する。これなら、動く可能性はありそうだ。
付属のMCカートリッジは、間違いなくゴムダンパーが劣化しているだろうから、多分使えないが、それも新品カートリッジに交換すれば使えるはずだ。
私の寝室兼書斎に、フルノオーディオコンポを置くことはスペース的に不可能なので、今回、SL-10だけでも書斎で復活させ、Olasonicのスピーカーでレコードが聞けるようにすることにした。
まずは、SL-10自体の動作確認が先だが、正常に動作することを確認するためにも、その前に解決する問題は2つある。
一つは、付属のカートリッジが劣化して使えなかった場合のカートリッジの交換。SL-10はT4Pという特殊形状のカートリッジしか使えないが、Panasonic自身はオーディオから撤退し、交換できるカートリッジをもう販売していない。
もう一つは、フォノイコライザの購入だ。Olasonicのアンプにフォノイコライザーは内蔵されていないので、外付けのイコライザアンプを購入する必要がある。
長くなるので、検証結果については、詳しく別途書くことにする。
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我が家の物置には、未だにレコード(アナログディスク)が残っている。
ほとんどは、MP3にリッピングは済んでいて、捨ててもいいのだが、CDで未発売のLPがあったり、ジャケットが美しいものがあったりするので、捨てられず、未だに100枚ほど残っている。
また、最近、レコードのみで発売された音源があって、ついそれをAmazonで買ってしまったので、それを聞きたくなってしまった。
それで、何とか、レコードを再生しようと、画策し始めた。
YAMAHA レコードプレイヤーGT-750の仕様 ヤマハ
アナログレコードプレーヤーは、昔、ヤマハのGT-750という割と本格的なものを持っていたのだが、家に置けないので結婚前に売却し、たまたま秋葉原のジャンク屋で1万円で手に入れたTechnics SL-10というLPジャケットサイズのプレーヤーのみが残っている。
Technics SL-10の仕様 テクニクス
SL-10は、LPジャケットサイズのコンパクトなアルミ鋳物製の本体にレコードを乗せ、ふたを閉じて押さえつけて、再生を行う。
音を拾うピックアップカートリッジは、一般的なスイングアームではなく、ふた側に取り付けられたリニアトラッキングアームに取り付けられ、リニアモーターでレコードの溝を外から内側に移動する。
針を降ろしたり上げたりするのも、キャビネット外側のボタンを押すだけ。赤外線センサーを利用し、レコードの外周に自動的に針を落としてくれ、再生が終わったら自動的に針を元に戻してくれるオートプレイ機能があり、さらに、ふたでレコードを押し付ける構造のため、斜めにしたり、縦置きしてレコードを再生できるなど、当時としては、画期的だった。
カートリッジは、出力は小さいが音質がいいボロン製カンチレバーのMC方式で、実際に音もよかった。T4Pという特殊形状だが、普通のカートリッジと異なり、取り付け位置や針圧などの調整も一切不要だったのも画期的。
ヘッドアンプも内蔵していたので、MCヘッドアンプなしで、プリメインアンプのフォノ端子に接続できるのも売りだった。
確か10万円の値段がついていて、Technics(現Panasonic)としても、当時、記念碑的な製品だったと思う。
なお、SL-10や、他のアンプやカセットデッキ、自作スピーカーなどからなるオーディオコンポは、置き場所がないため物置に入れっぱなしとなっており、10年以上使っていない。
埃をかぶっていたSL-10に久々に電源を入れてみたが、ターンテーブルがゴムベルトなどを使わないダイレクトモータードライブ方式だったこともあり、ターンテーブルは回転する。これなら、動く可能性はありそうだ。
付属のMCカートリッジは、間違いなくゴムダンパーが劣化しているだろうから、多分使えないが、それも新品カートリッジに交換すれば使えるはずだ。
私の寝室兼書斎に、フルノオーディオコンポを置くことはスペース的に不可能なので、今回、SL-10だけでも書斎で復活させ、Olasonicのスピーカーでレコードが聞けるようにすることにした。
まずは、SL-10自体の動作確認が先だが、正常に動作することを確認するためにも、その前に解決する問題は2つある。
一つは、付属のカートリッジが劣化して使えなかった場合のカートリッジの交換。SL-10はT4Pという特殊形状のカートリッジしか使えないが、Panasonic自身はオーディオから撤退し、交換できるカートリッジをもう販売していない。
もう一つは、フォノイコライザの購入だ。Olasonicのアンプにフォノイコライザーは内蔵されていないので、外付けのイコライザアンプを購入する必要がある。
長くなるので、検証結果については、詳しく別途書くことにする。
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