洗濯乾燥機BW-D9MVが故障(3) 節水の弊害 [白物家電]
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洗濯機が止まった直接原因は「排水口の詰まり」と判明したものの、このような排水口が詰まるなんて現象、これまで気にしたことがない。洗濯機を使っていて初めて遭遇する現象だ。
修理担当者によると、普通の洗濯機では、こうしたドロドロのゴミは、すすぎの時に排水の勢いで流されてしまうが、我が家の洗濯機の特徴である水をわずかしか使わない「エコビート洗浄」だけをずっと使っていると、非常に水の使用量が少ないため、排水の勢いが弱く、排水管にゴミがたまりがちなのだそうだ。
回避するには、洗濯機に、5回に1回、通常の水を多く使う溜め洗いを自動実行するモードがあり、それを設定するとよいとのこと。
そんなのどこに書いてあるんだ、と調べてみたら、取扱説明書じゃなく、別の1枚紙に書かれていた。
おそらくトラブルが多かったので、後から添付したものと思われる。
価格.comでこの製品の賛否が分かれていた理由も、少しずつ分かってきた。
価格.comでよくクレームになっている、洗濯物に白い洗剤跡が残る現象は、我が家でも最近起きるようになっていたが、これは、排水が悪く、おそらくすすぎの時に水が抜け切る前に新しい水を入れてしまうため、最後まで洗剤が残ってしまうからなのではないだろうか。
同様に、糸くずが付着する現象も、排水の勢いが悪く、洗濯槽内に糸くずが残ってしまうせいなのではないだろうか。
だとすると、この製品を使い物にならないと評した人は、まず排水口の流れが悪くなっていないかを確認し、掃除をすると解決する可能性がある。
大量の水を流す従来の洗濯機ではめったに起きない現象だけに、気付きにくいトラブルだな。
排水溝の掃除の後、奥さんによると、白い洗剤跡が残る現象も、今のところ起きていないそうだ（これについては、しばらく継続的に観察してから結論を出したい）。
そして、ふと思い浮かんだのが、過去に見た別の配管詰まり現象のこと。
節約家族のテレビ番組で、トイレが詰まったので作業員を呼んだら、作業員がまず行った行動が、タンクの中を見ること。
当然、タンクには節水のためにペットボトルが入っていたのだが、それを見て、「奥さん、節水もいいけど、水の勢いが弱くなるので、詰まりやすくなっちゃうよ」と言っていたのを思い出した。
我が家のお風呂の排水口も、数年前から詰まりやすくなり、それ以降、定期的に洗浄剤で洗浄するようになったが、よく考えたら、我が家の風呂水は、風呂水ポンプを使いほとんど洗濯に使っており、風呂の栓を抜いて、勢いよく水を流すことをほとんどやっていなかった。
みんな同じ現象だったのだ。
行き過ぎた節水は、排水の詰まりに要注意
今回得た最大の教訓だ。
日立に限らず、節水タイプの洗濯機を使っている方で、もし、汚れが残ったり、洗濯時間がやたら掛かったりするようになった場合は、一度、排水口の汚れをチェックしてみてください。その掃除だけで解決することがあるのですから。
あれ？待てよ。BW-D9MVの前の洗濯機が壊れた2年弱前。
そのときも、焼け焦げるにおいがしてモーターが止まり、動かなくなった。
10年使ったので、単なるモーターの寿命だと思い、直ちに買い替えたのだが、よく考えたら今回と似た現象だ。
その前に、脱水がうるさくなり、異常振動を起こしたり、止まってしまう現象が多発しており、様子がおかしかったのも似ていた。
古い洗濯機なので、BW-D9MVのようにセンサー類は充実していなかっただろうから、最後は、異常を検知できなくて、水が大量に残った重いまま、モーターが加熱し焼き切れてしまったのかもしれない。
つまり、2年前、すでに排水口は詰まり始めていた可能性があるのだ。それで、前の洗濯機は故障したのだが、新しいBW-D9MVに替えたところ、水の使用量が大幅に減ったため、多少詰まっていても再び排水できる状態に戻ってしまっていたので、そこから2年弱使い続けられていただけかもしれない。納得だ。
だとすると、節水タイプかどうかなんて関係ない。洗濯機の脱水がうるさくなったり、時間が掛かるようになったなら、一度、排水の詰まりを直ちにチェックすべきかも。
排水詰まりの原因は、必ずしも今回のようなパターンだけじゃないのだから。
排水口や排水管のゴミ掃除だけで解決することもあるのだから、やらない手はない。
関連記事：
洗濯乾燥機BW-D9MVが故障(2) 意外な展開：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
洗濯乾燥機BW-D9MVが故障(4) 最後に考察：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
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洗濯機が止まった直接原因は「排水口の詰まり」と判明したものの、このような排水口が詰まるなんて現象、これまで気にしたことがない。洗濯機を使っていて初めて遭遇する現象だ。
修理担当者によると、普通の洗濯機では、こうしたドロドロのゴミは、すすぎの時に排水の勢いで流されてしまうが、我が家の洗濯機の特徴である水をわずかしか使わない「エコビート洗浄」だけをずっと使っていると、非常に水の使用量が少ないため、排水の勢いが弱く、排水管にゴミがたまりがちなのだそうだ。
回避するには、洗濯機に、5回に1回、通常の水を多く使う溜め洗いを自動実行するモードがあり、それを設定するとよいとのこと。
そんなのどこに書いてあるんだ、と調べてみたら、取扱説明書じゃなく、別の1枚紙に書かれていた。
おそらくトラブルが多かったので、後から添付したものと思われる。
価格.comでこの製品の賛否が分かれていた理由も、少しずつ分かってきた。
価格.comでよくクレームになっている、洗濯物に白い洗剤跡が残る現象は、我が家でも最近起きるようになっていたが、これは、排水が悪く、おそらくすすぎの時に水が抜け切る前に新しい水を入れてしまうため、最後まで洗剤が残ってしまうからなのではないだろうか。
同様に、糸くずが付着する現象も、排水の勢いが悪く、洗濯槽内に糸くずが残ってしまうせいなのではないだろうか。
だとすると、この製品を使い物にならないと評した人は、まず排水口の流れが悪くなっていないかを確認し、掃除をすると解決する可能性がある。
大量の水を流す従来の洗濯機ではめったに起きない現象だけに、気付きにくいトラブルだな。
排水溝の掃除の後、奥さんによると、白い洗剤跡が残る現象も、今のところ起きていないそうだ（これについては、しばらく継続的に観察してから結論を出したい）。
そして、ふと思い浮かんだのが、過去に見た別の配管詰まり現象のこと。
節約家族のテレビ番組で、トイレが詰まったので作業員を呼んだら、作業員がまず行った行動が、タンクの中を見ること。
当然、タンクには節水のためにペットボトルが入っていたのだが、それを見て、「奥さん、節水もいいけど、水の勢いが弱くなるので、詰まりやすくなっちゃうよ」と言っていたのを思い出した。
我が家のお風呂の排水口も、数年前から詰まりやすくなり、それ以降、定期的に洗浄剤で洗浄するようになったが、よく考えたら、我が家の風呂水は、風呂水ポンプを使いほとんど洗濯に使っており、風呂の栓を抜いて、勢いよく水を流すことをほとんどやっていなかった。
みんな同じ現象だったのだ。
行き過ぎた節水は、排水の詰まりに要注意
今回得た最大の教訓だ。
日立に限らず、節水タイプの洗濯機を使っている方で、もし、汚れが残ったり、洗濯時間がやたら掛かったりするようになった場合は、一度、排水口の汚れをチェックしてみてください。その掃除だけで解決することがあるのですから。
あれ？待てよ。BW-D9MVの前の洗濯機が壊れた2年弱前。
そのときも、焼け焦げるにおいがしてモーターが止まり、動かなくなった。
10年使ったので、単なるモーターの寿命だと思い、直ちに買い替えたのだが、よく考えたら今回と似た現象だ。
その前に、脱水がうるさくなり、異常振動を起こしたり、止まってしまう現象が多発しており、様子がおかしかったのも似ていた。
古い洗濯機なので、BW-D9MVのようにセンサー類は充実していなかっただろうから、最後は、異常を検知できなくて、水が大量に残った重いまま、モーターが加熱し焼き切れてしまったのかもしれない。
つまり、2年前、すでに排水口は詰まり始めていた可能性があるのだ。それで、前の洗濯機は故障したのだが、新しいBW-D9MVに替えたところ、水の使用量が大幅に減ったため、多少詰まっていても再び排水できる状態に戻ってしまっていたので、そこから2年弱使い続けられていただけかもしれない。納得だ。
だとすると、節水タイプかどうかなんて関係ない。洗濯機の脱水がうるさくなったり、時間が掛かるようになったなら、一度、排水の詰まりを直ちにチェックすべきかも。
排水詰まりの原因は、必ずしも今回のようなパターンだけじゃないのだから。
排水口や排水管のゴミ掃除だけで解決することもあるのだから、やらない手はない。
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2013-09-04 01:09
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