iPhone5s/iPhone5cが発表になった [スマートフォン]
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iPhone5s/iPhone5cが発表になったが、いつも気になるのは、発表自体ではなく、報道するマスメディアの姿勢。
アップルが主張する内容を、そのまま何も吟味せず伝えるだけの報道は、そろそろ考え直そうよ。
米アップル、「iPhone 5s」「iPhone 5c」発表 - ケータイ Watch
iPhone5cは、iPhone5とほぼ同じスペックで、大幅に値下げした機種で、5色カラー展開される。iPhone5が高くて手が出なかった層を新規需要するためのモデルだろう。
コスト削減の代償として、サイズは124.4（高さ）×59.2（幅）×8.97（厚さ）ミリ、重さ132グラムと、iPhone5／5sと比べ約1.4ミリ厚く、20グラム重くなったが、この程度は気にする人はあまりいないかな。
一方で、iPhone5sは、iPhone5の機能、性能アップした上位機種だが、価格はiPhone5並みで、iPhone5の買い替え需要に応えるモデルだろう。
iPhone新機種はドコモでも、9月20日発売 - ケータイ Watch
また、予想通り、ドコモからもiPhoneが発売されることになった。
「iPhone 5s」は「5」から何が変わった？ Touch ID、2倍高速なA7、カメラ、本体カラー (1/2) - ITmedia ニュース
上位モデルiPhone5sが、iPhone5から変わった主な点は次の通り。
・ホームボタンに内蔵された「TouchID」と呼ばれる指紋センサー
ホームボタンに内蔵させるアイデアは、スマートだし、あれば便利だろう。あとは、実際の認識率次第だろうな。
・64ビット対応の「A7」チップ搭載
iPhone5の「A6」と比べCPUとグラフィックスは最大2倍高速だというが、この最大2倍という表現は、過去のアップルの発表から見ても、全く信用できない。
もともと、64ビット化の恩恵だけで1.5倍ぐらいの高速化は見込まれるが、今回、iOS 7が64ビット／32ビット両対応となっているため、OS自体は32ビットモードで動くと思われる。その上で、アプリケーション単位で64ビットアプリ「も」動く仕組みだだろう。
だとすると、CPUが最大2倍速で動くのは、今はない64ビットアプリを動かしたときのみであり、その恩恵を受ける状況は今はほとんどないと言っていい。過大な期待は禁物だ。
しかも、最大2倍という数値がインパクトがないと思ったのか、初代iPhoneと比べて40倍なんて表現までしているが、乱暴だし、下品すぎるだろう。
・「M7」コプロセッサ搭載
加速度センサー、ジャイロセンサー、コンパスからモーションデータを取得して処理する専用プロセッサを搭載して、「A7」の負荷を減らし、バッテリー駆動時間が改善されるという。こちらは、実質的なアプリの速度向上にも寄与しそう。
・カラーバリエーションが3色に
「ブラック」がなくなり「ゴールド」「ホワイト」「グレイ」の3色展開になった。サイズや重さは、iPhone5と同じだ。
・カメラの画質、機能向上
iPhone5sのカメラは、画素数はiPhone5から増えていないが、センサーサイズが15％向上したので、暗所ノイズは減るはず。
白とアンバーの2つのLEDを搭載する「True Toneフラッシュ」、最大2倍速のオートフォーカス、1秒間に10枚の撮影が可能な「バーストモード」、4枚の写真を撮影して1つの画像を合成する手ブレ補正機能、30fpsで撮影するパノラマ撮影、720p/120fpsのスローモーション動画撮影など、改良点、機能追加は多い。
・KDDIとドコモのの800MHz帯LTE、ソフトバンクのプラチナバンドLTEに対応
KDDIとドコモの800MHz帯LTEに対応（バンド18、19）し、ソフトバンクモバイルのプラチナバンド（900MHz帯、バンド8）LTEにも対応するが、「AXGP」には対応しなかった模様だ。
これまでエリア展開で劣勢だったauが一挙に改善される可能性が高く、ドコモも最初から安定した通信環境が得られそうだ。
個人的には、iPhone5の白ロムを持っており、今、iPhone5sに乗り換えるつもりはない。
それよりも、ほぼ同じスペックのiPhone5cが発売されることで、iPhone5の製品寿命が延びることになったのが嬉しい。
｢iOS 7｣の新機能の機種別対応表
実際、上の表を見ても、iPhone5の場合、iOS7の新機能で使えないものはないようなので、ホッとしている。
さて、ドコモからもiPhoneが発売されることで、日本でのiPhoneの販売台数は、過去最高を記録するのは間違いない。
ただ、まずはドコモユーザーの機種変更が多いだろうから、どこまでドコモの契約者増につながるかは分からない。少なくとも、iPhoneが使いたくて他のキャリアにMNPしていた人を引き止める効果はあるので、MNP純減の歯止め効果はありそうだ。
ソフトバンクは、その状況を見て、どの程度挽回策を打ってくるか、そちらも見物だな。
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iPhone5s/iPhone5cが発表になったが、いつも気になるのは、発表自体ではなく、報道するマスメディアの姿勢。
アップルが主張する内容を、そのまま何も吟味せず伝えるだけの報道は、そろそろ考え直そうよ。
米アップル、「iPhone 5s」「iPhone 5c」発表 - ケータイ Watch
iPhone5cは、iPhone5とほぼ同じスペックで、大幅に値下げした機種で、5色カラー展開される。iPhone5が高くて手が出なかった層を新規需要するためのモデルだろう。
コスト削減の代償として、サイズは124.4（高さ）×59.2（幅）×8.97（厚さ）ミリ、重さ132グラムと、iPhone5／5sと比べ約1.4ミリ厚く、20グラム重くなったが、この程度は気にする人はあまりいないかな。
一方で、iPhone5sは、iPhone5の機能、性能アップした上位機種だが、価格はiPhone5並みで、iPhone5の買い替え需要に応えるモデルだろう。
iPhone新機種はドコモでも、9月20日発売 - ケータイ Watch
また、予想通り、ドコモからもiPhoneが発売されることになった。
「iPhone 5s」は「5」から何が変わった？ Touch ID、2倍高速なA7、カメラ、本体カラー (1/2) - ITmedia ニュース
上位モデルiPhone5sが、iPhone5から変わった主な点は次の通り。
・ホームボタンに内蔵された「TouchID」と呼ばれる指紋センサー
ホームボタンに内蔵させるアイデアは、スマートだし、あれば便利だろう。あとは、実際の認識率次第だろうな。
・64ビット対応の「A7」チップ搭載
iPhone5の「A6」と比べCPUとグラフィックスは最大2倍高速だというが、この最大2倍という表現は、過去のアップルの発表から見ても、全く信用できない。
もともと、64ビット化の恩恵だけで1.5倍ぐらいの高速化は見込まれるが、今回、iOS 7が64ビット／32ビット両対応となっているため、OS自体は32ビットモードで動くと思われる。その上で、アプリケーション単位で64ビットアプリ「も」動く仕組みだだろう。
だとすると、CPUが最大2倍速で動くのは、今はない64ビットアプリを動かしたときのみであり、その恩恵を受ける状況は今はほとんどないと言っていい。過大な期待は禁物だ。
しかも、最大2倍という数値がインパクトがないと思ったのか、初代iPhoneと比べて40倍なんて表現までしているが、乱暴だし、下品すぎるだろう。
・「M7」コプロセッサ搭載
加速度センサー、ジャイロセンサー、コンパスからモーションデータを取得して処理する専用プロセッサを搭載して、「A7」の負荷を減らし、バッテリー駆動時間が改善されるという。こちらは、実質的なアプリの速度向上にも寄与しそう。
・カラーバリエーションが3色に
「ブラック」がなくなり「ゴールド」「ホワイト」「グレイ」の3色展開になった。サイズや重さは、iPhone5と同じだ。
・カメラの画質、機能向上
iPhone5sのカメラは、画素数はiPhone5から増えていないが、センサーサイズが15％向上したので、暗所ノイズは減るはず。
白とアンバーの2つのLEDを搭載する「True Toneフラッシュ」、最大2倍速のオートフォーカス、1秒間に10枚の撮影が可能な「バーストモード」、4枚の写真を撮影して1つの画像を合成する手ブレ補正機能、30fpsで撮影するパノラマ撮影、720p/120fpsのスローモーション動画撮影など、改良点、機能追加は多い。
・KDDIとドコモのの800MHz帯LTE、ソフトバンクのプラチナバンドLTEに対応
KDDIとドコモの800MHz帯LTEに対応（バンド18、19）し、ソフトバンクモバイルのプラチナバンド（900MHz帯、バンド8）LTEにも対応するが、「AXGP」には対応しなかった模様だ。
これまでエリア展開で劣勢だったauが一挙に改善される可能性が高く、ドコモも最初から安定した通信環境が得られそうだ。
個人的には、iPhone5の白ロムを持っており、今、iPhone5sに乗り換えるつもりはない。
それよりも、ほぼ同じスペックのiPhone5cが発売されることで、iPhone5の製品寿命が延びることになったのが嬉しい。
｢iOS 7｣の新機能の機種別対応表
実際、上の表を見ても、iPhone5の場合、iOS7の新機能で使えないものはないようなので、ホッとしている。
さて、ドコモからもiPhoneが発売されることで、日本でのiPhoneの販売台数は、過去最高を記録するのは間違いない。
ただ、まずはドコモユーザーの機種変更が多いだろうから、どこまでドコモの契約者増につながるかは分からない。少なくとも、iPhoneが使いたくて他のキャリアにMNPしていた人を引き止める効果はあるので、MNP純減の歯止め効果はありそうだ。
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