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日立の冷凍冷蔵庫「R-G5700D」の印象 [白物家電]

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新しい冷凍冷蔵庫「R-G5700D」が届いて、1ヶ月近く経ったので、使ってみての感想を少し。

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前の製品より、奥行きが4cm、横幅は1cm大きくなっているが、設置してみて特に問題ないようだ。
奥行きについては、確かに、前より前の通路が狭くなった感覚はあるが、通行の邪魔になるほどではない。
部屋の隅に設置するので、右の扉が90度ぐらいまでしか開かないのが、使い勝手上どうかと不安だったが、「真空チルドルーム」の出し入れの際、チルドルーム目一杯の横幅で、奥行きも深いものを出し入れするとなると、扉の収納品が引っかかって困るが、まあそんなものは入れないので、支障はないといって言い。

使い始めて最大の不満は、容量的には、前の機種456Lから、565Lと100L以上増えているので、前の冷蔵庫から食品を入れ替えたら、余裕でスカスカの庫内になるはずなのだが、そうはならなかったことだ。

その原因にとして、特に気になるのは、「なぜフレンチドアにしたのだろう?」ということ。

片開きのスイングドアから、フレンチドアに変わったことで、ドアポケットは左右に分断された。

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フレンチドアは、ドアの開閉でぶつからないよう、両側のドアポケットに、写真のようにRをつける必要がある。
冷蔵庫の横幅自体は、旧機種とほぼ変わっていないため、当然の結果として、旧機種の片側スイングドアに比べ、前ポケットの容量が減ってしまっている。実際のところ、1Lの紙パック飲料や醤油ボトルなどが、これまでより3本ほど納まらなくなった。

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しかも、左ドアの一番下のドアポケットの手前側、ここに1Lの紙パック飲料が2本収まりそうに見えて、ギリギリ入らないのだ。なんだろう、このイラッとくる設計。

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また、ドアポケットの高さは、何段階か変更可能なのだが、ポケット間の間隔は広いのに、実際の調整間隔が狭く、あまり効率的な収納ができない。
上から1段目をもう少し上に、2段目をもう少し下にセットできれば、2段目にも1Lの紙パック飲料が納まる高さがあり、ドアポケットの容量減をカバーできたのに、全然高さを生かせずもったいない。

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また、ドアの回転半径が短くなった分、両側のドアを開いて冷蔵室にアクセスする隙間も、旧機種より狭くなっており、冷蔵室の奥行きも旧機種より深いので、物の出し入れが、両側からせり出したドアポケットに挟まれて、非常に窮屈に感じてしまう。

大型冷蔵庫にフレンチドアを採用する流れは、日立だけでなく全メーカー同じだが、ここまで説明してきたように、今回購入した横幅685cm程度の冷蔵庫に採用するメリットが、私には全く理解できなかった。

もし明確なメリットがあるとしたら、片側スイングドアだと右開きと、左開きの2機種のラインナップを在庫する必要があるが、フレンチドアだとその必要がないことぐらいか。
でも、それって、消費者というよりはメーカーの勝手な都合だろう。それだけが理由なら、この流行は許せないものがあるな。

冷蔵室に関して、いいところも書いておこう。

冷蔵室の右半分の棚は、高さ調整可能だが、真ん中の棚板を取り外して下に敷くと、1Lの紙パック飲料や2Lのペットボトルが、立てたまま入る。これは、1Lパックの飲料を大量に買い込む我が家には、とても便利かもしれない。

また、以前の記事で卵立てが10個入りに減ってしまったと書いたが、間違いだった。固定式の卵立ては、ちゃんと14個が立てられて、さらに10個入るケースが別に付いていたので、訂正したい。我が家の場合、卵は2パックまとめ買いすることも多いので、卵立ての数が多いのはありがたい。

野菜室は、中央から一番下に移動したが、一番下は、奥にコンプレッサがあるため、野菜室の実効容積は、今回、ほとんど増えていない。このため、旧機種に収めていた野菜は、今回の冷蔵庫に移しても、ギリギリの状況だ。これは、最初から分かっていたことなので仕方ない。

一方、冷凍室は、トレイが2段から3段に増え、全体の高さも奥行きも増えて、容積が増えたので、こちらは多少余裕が出来た。
カタログには、コストコのピザがそのまま納まる写真があって、よく買うものだけにニヤっとしてしまった(実際には、そんな入れ方はしないとは思うが)。


なお、冷凍室と野菜室の電動オープンに関しては、ちょっと勘違いしていて、フルにオープンになる訳ではなく、30cmほど開いて止まる。あとは、自分で開けるみたい。
一瞬、なぜそんな中途半端な機能にしたの?と思ったが、勝手にフルオープンにしたら、そのたびに冷気が逃げてしまうからな。分からなくはない。

独立製氷室の容量も増えているが、我が家的には完全にオーバースペック。ここを増やすぐらいなら、その隣の第2冷凍室をもっと広くして欲しかった。

さて、「R-G5700D」の最大の特徴は、冷蔵室内に設けられた「真空チルドルーム」らしい。
「真空チルドルーム」は、蓋を開けると、プッシューという空気を吸い込む音がして、閉じると、しばらくしてコココ・・・という小さなポンプが空気を吸う音がする。
真空は言い過ぎだが、気圧を0.8倍まで下げることで、食品の酸化を抑えるという。
さらに、わさびの辛み成分で殺菌する「フレッシュカセット」と、光触媒とLED光源の働きで食品の化学変化を抑制する「スリープ保存」により、保存性能を向上させたそうだ。
ただ、どう使っていいか、よく分からんし、効果もまだあまり実感できていない。
奥さんも、悩み中だが、現在は、チルドモードで色々試しているようだ。

動作音に関しては、夜間も静かだし、フロントパネルが、プレミアムモデルでなくても強化ガラス仕上げになり、外観も流石に20万円を越える商品らしい気遣いがあっていい。


操作パネルが、触ると浮かび上がるタッチセンサー方式になったのは、高級感があるし、操作パネルが完全にフラットなので、手で触って付いた汚れも、ぬぐい取りやすくて、実用的にもいいと思う。
なお、強化ガラス仕上げのフロントパネルについては、何と!磁石が付かないことが判明。これまでフロントパネルに、マグネットで貼っていたものは、他に場所を移さないといけないな。
ただ、冷蔵庫の側面にはマグネットが付くし、我が家の場合、冷蔵庫の左隣にはメタルラックがあり、それにもマグネットがくっつくので、そのあたりを使えば何とかカバーできそうだ。

細かく見れば多少の不満はあるが、この程度で交換する訳にもいかない。
お店で10年保証もついており、これから少なくとも10年間は、使いこなして末永く付き合っていきたい。

PS.初めて、So-netの動画アップロード機能を使い、自分でスマホで撮影した動画を表示してみました。720Pで撮ったので、もっと大きなサイズで表示できるといいのですが、やり方がわかりません。動画の最大ファイルサイズも5MBと小さいし、動画再生にマイナーなQuickTimeプラグインを使っているのも、イマイチです。これなら、YouTubeに動画を上げて、それを表示させた方がいいのかもしれません。

関連記事:
改めて購入した日立の冷凍冷蔵庫「R-G5700D」について:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
小型冷凍冷蔵庫が欲しくて調査中:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ





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