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「Kobo Aura HD」が届いた [電子書籍]

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アメリカ・ダイレクトから、「Kobo Aura HD」が届いた。発注から1週間も経っていないので、思ったより早かったな。
ただ、悪い予感がしていたのが当たって、税と手数料が掛かって余分に1,780円かかった。
関税が掛からなかったようなことを言っていた人もいたのだが、これだけは運もあるので仕方ないが、ちょっと痛かったな。
おそらく、アメリカ・ダイレクトのような大手の輸入代行業だと、税関への提出書類もしっかりし過ぎているので、税関にしっかりチェックされちゃうんだろうな。

ただ、それ以外は、楽天スーパーポイントだけで買えたから、実質タダみたいな感覚なので、まあいいや。

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さて、商品は、これまでのKoboリーダー同様、厚めの辞書みたいな箱に入っている。

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開梱して取り出してみると、すでに持っている「Kobo glo」に比べると、本体も128.3(幅)×175.7(奥行き)×11.7(高さ)ミリ、画面も6.8インチと一回り大きく、重量も240gある。
ただ、妻用に購入したAndroidタブレット「MEDIAS TAB UL N-08D」に比べて、横幅はやや大きく厚みもあるが、むしろ少し軽いので、日本人男子なら片手で持って読書するのに、ギリギリ我慢できるサイズか。
裏側がW型に形成されており、その分余計に厚みを感じるが、出っ張り部分に手をかけてホールドしやすい工夫がされているので、何とか持てる感じだ。

ただ、手が小さい女性には、さすがに横幅が厳しいと思うし、欲を言えば、男でも私は手が大きいとは言えないので、もう少し横幅は狭額縁にして持ちやすくして欲しかったところだ。

本体色は、艶消しのブラック。無難な色なので、特に不満はない。

画面は、6.8インチの1080×1440ドット(256ppi)、モノクロ16階調のe-inkで、「Kobo glo」に比べても明らかにきめ細かい。
この高解像度の効果は、自炊した漫画を読むときに大いに発揮されるだろう。
フロントライトも内蔵し、明かりのムラも少ないので、夜間でも読みやすい。

無線LANは、802.11 b/g/nに対応。びっくりしたのは、日本未発売なのに、技適マークが取れており、日本国内で無線LANを合法的に利用可能なこと。

Kobo Aura HD User Guide JP - koboaurahd_userguide_jp.pdf

日本語マニュアルも、楽天の公式のものがPDFで公開されているし、次回詳しく描くが、ファームウェアも問題なく日本語及び日本の楽天Koboサービスに対応していたので、いつでも日本で発売可能な状態にはなっているようだ。

内蔵ストレージは、4GB(ユーザー利用可能領域3.2GB)で、32GBまでのmicroSDXCカードも使えるので大きな不満は出ないだろう。
むしろ、Koboの場合、microSDHCカードにたくさん文書を入れたときのファイル一覧の表示速度が、あまり改善されていないことの方が気になる。

microUSB端子を備えており、PCと接続して、同期をとったり、マスストレージ接続で自炊本を転送することも簡単にできる。

バッテリ持続時間は、メーカー公称値で1ヶ月というのは、e-ink端末としては普通。実際、気にすることはほとんどないだろう。
バッテリーが切れても、10分も充電すれば、30分ぐらいは本を読めるので、外で電池が切れてもまず困らないからだ。

操作は、電源とフロントライト以外にハードボタンがなく、基本、タッチ操作。
反応は、CPUの処理能力が上がっていたり、静電タッチパネルに変わったせいか、「Kobo glo」より少しマシかもしれない。
本のリスト表示は、microSDHCカードに入っている冊数が多いと、相変わらず時間がかかるが、本を開いた後のページめくりは、解像度が高い割には、ほとんど遅延なく追従し、イライラ感はない。

対応フォーマットは、EPUB、PDF、JPEG、GIF、PNG、TIFF、TXT、HTML、RFT、CBZ、CBRで、「Kobo glo」と変わらず。
ホーム画面は「Kobo glo」とは少し変わっているが、日本未発売にもかかわらず日本語表示にも対応。
楽天Koboで買った電子書籍も、同期をとって読むことができるし、自分で放り込んだCBZ形式の自炊本も、問題なく読める。

既に自炊してあった漫画本を、いくつか試しに読んでみたが、以前からテスト用に取り上げている西原理恵子のマンガの細かいネームも潰れず読めるのは、さすがだ。
それでも、読みづらい字があったので、紙の原本をあたってみたら、そちらも読めなかった(笑)
スキャンする解像度を、「Kobo Aura HD」に合わせてもう少し上げてやれば、さらに読みやすくなるだろう。
これまで、自炊するときの解像度は、基本200ppiで行っていたが、ディスプレイの解像度が256ppiなので、今後は、300dpiぐらいでスキャンして、「Kobo Aura HD」の解像度に合わせて変換するのがいいかも。

そうした微調整を行えば、そもそも非常に自炊向けには素性のいいリーダーであり、自炊漫画を読むには今のところベストの存在だと思う。

モノクロの電子書籍リーダーに2.2万円(関税含む)というと、確かに安くはない。
約1万円で買える「Kindle Paperwhite」に比べて倍以上することになるが、自炊本を快適に読みたいなら、余分の1万円を出す価値はあると思う。
ただ、ストアで買った本を読むだけなら、「Kobo glo」や「Kindle Paperwhite」で十分だと思うので、あくまで自炊本をどれだけ読むかが、判断の分かれ目だと思うな。
それと、今回、アメリカ・ダイレクトで取り扱っているのが分かり、貯まっている楽天スーパーポイントを使って買えたのも大きいかな。

関連記事:
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