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象印から新タイプの「圧力IHなべ」発売 [白物家電]

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圧力鍋は、煮物などの調理が短時間でおいしくできることから、料理好きからプロまで熱烈なファンが多いが、初心者には調理時間の管理が難しく、敷居が高いという問題があった。

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電気圧力なべ 商品一覧 | 電気圧力なべ | Panasonic

それを解決しようとしたのが、パナソニックの電気圧力なべで、この製品、加熱を電気で行い、タイマーで調理時間を設定して、時間が来たら自動で減圧してくれるため、調理の失敗がない。
1977年に発売されて、地味ながらそこそこ売れ続け、今でもほとんど機能、デザインとも変わらず販売し続けられている。

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圧力IH炊飯ジャーの技術を活用した象印の圧力IHなべ - 家電Watch

今回、象印から発表された「圧力IHなべ EL-MA30」は、これと似た目的の商品だが、既に物凄い進化を遂げている圧力IH炊飯器の技術を生かして開発した、新世代の「電気圧力なべ」だ。

パナソニックの場合、加圧は一定圧力で1回のみであり、加熱も電熱方式で、タイマーで調理時間をコントロールしていた。

今回の製品は、圧力IH炊飯ジャーの技術を活用し、マイコン制御で、加圧と減圧を自在にコントロールでき、ムラなく加熱でき加熱強度もリニアに変更できるIH方式を採用。それにより、作りたい料理のメニューに応じて、きめ細かな圧力なべ調理が可能となっている。

一方、やや不満な点としては、調理容量が1.5Lと、パナソニックの調理容量2.4Lに比べて少ないこと。
容量については、外観を見ても元の設計が炊飯器だから仕方ないのだろうが、煮物などをまとめて作り置きしたい人には、パナソニックの方が向いている。
パナソニックとの比較を別に置くとしても、電気式でない普通の圧力鍋の調理容量はもっと大きいため、今まで圧力鍋を使ってきた人が、この製品を使おうとすると、この容量の点が不満に思えてくるかもしれないな。

また、この製品でご飯を炊くこともできるのだが、炊飯容量が0.5合~3合と、一般的な炊飯器の5.5合に比べて物足りない。家族4人のごはんが炊けないのは、不満に思う人も多いだろう。

ただ、外観が、パッと見にも炊飯ジャーで、圧迫感がない大きさなのはいい。
このサイズを維持しながら、もし、炊飯容量を一般的な5.5合まで引き上げた製品ができたなら、今、家にある炊飯ジャーと置き換えに、この製品を買ってもいい気がする。

5万円という価格も、電気圧力なべとして見てしまうとパナソニックより高い点が気になってくるが、高級炊飯器の発展形と主張すれば、10万円以上の製品がぞろぞろある中、それほど馬鹿高い価格とも見えないだろう。

我が家の場合、炊いたご飯は、すぐに食べる分以外は、ジャーで保存せず、冷蔵庫にタッパーで保存し食べるときにチンして使っている。その方が節電できて、味もおいしいからだ。
なので、ご飯を炊いた後、ご飯を取り出して、これで別の料理を作ることは、全く問題ない。
調理容量の問題さえ解決すれば、かなり魅力的に感じるな。

とても素性のいい製品だと思うので、コンパクトさを維持したままの大容量化、是非ともお願いいたします。
そんな製品が出たら、次の炊飯器の買い替えの時、絶対買いますので。>象印殿

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パナソニックから電気圧力鍋の新製品! | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ





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