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約1万円のAndroidスマートフォン「Android One」 [スマートフォン]

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スマホ向け新「OS」相次ぎ発表、第3の勢力になり得るか | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト

1年ほど前は、商品化が進んでいるかのように噂が飛び交っていた第3のスマホ用OSであるFireFox OS、Tizenの話が、最近さっぱり聞こえなくなった。
Windows Phone 8も似たような感じだが、これらのOSは、iOSやAndroidより省メモリでCPUパワーも小さくても載ることが売りで、主に発展途上国向けの低価格端末を普及させることを狙って、開発がすすめられていたのだが、今回の「Android One」の話が具体化して、納得できることが多い。

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約1万円の最新Androidスマートフォン「Android One」がついに発売 - GIGAZINE

Androidベースで、こんな低価格の端末が作られてしまったら、OS本体の機能や流通しているアプリの量を考えれば、第3のOSに勝ち目はないだろう。だから、ドコモやauもFireFox OS、Tizenの採用を中止したんだな。

「Android One」は、インドの企業3社から発売され、いずれも価格が1万円強という安さ。

しかも、低価格なのに、4.5インチ前後のIPS液晶ディスプレイ、1.3GHzクアッドコア(Cortex-A7)、1GB RAM、4GB内蔵ストレージ、micro SDカードスロットを搭載し、カメラは、背面に500万画素(AF、LEDフラッシュ、フルHD動画撮影対応)、前面に200万画素(固定フォーカス)。
IEEE802.11 b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v4.0、A-GPS、GSM/WCDMA対応、デュアルSIM、1,700mAhのバッテリー、FMラジオを内蔵。画面解像度だけは854×480ピクセルで、日本の感覚で見れば低いが、アルファベット言語圏であれば、必要十分な解像度だろう。
カメラも、日本の感覚では低解像度だが、海外の感覚では必要十分なスペックだ。
LTEには対応しないが、これも販売したい地域とコストを天秤にかければ、妥当な選択。

OSも最新のAndroid 4.4(KitKat)を採用し、次期Android OSのAndroid Lへのアップデートにも対応予定。ユーザーには、Googleドライブに20GBのストレージ容量が追加されるなど、至りつくせり。

この値段で文句を付けようのないスペックだが、3社の製品とも外観以外の仕様は共通であり、いずれも人件費が安いインドで製造することも、コストを下げられる要因みたいだ。

2014年9月15日からインドで販売がスタートし、今後は、海外に販売地域を増やす予定とのこと。

日本で売るなら平凡なスペックだが、内蔵ストレージをもう少し増やせば、日本でも十分使い物になるスペックだし、端末代金を限りなくゼロに近づけたいMVNO事業者にとっては、是非とも欲しい端末だろうな。

スマホ市場は、現在、日本企業を壊滅状態にした韓国勢さえも、低価格で品質も向上してきた中国勢に押され気味だが、「Android One」を見ると、その中国勢の隆盛も、中国の人件費が急騰しているだけに、意外に短い気がしてくるな。

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