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ソニーから、FM補完局対応の録音できるラジオ、一番乗り! [ラジオ]

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予約録音ができるラジオとして一番人気があるソニー「ICZ-R51」だが、来春から始まるFM補完局が受信できない。
それどころか、ソニーに限らず、予約録音できるラジオで、FM補完局の周波数を受信できる現行製品が皆無という、ラジオファンには危機的状況だった。

ICZ-R250TV.jpg

ソニー、ワンセグも録音でき、音質も向上したポータブルラジオレコーダ - AV Watch

どこがFM補完局に対応した予約録音できるラジオを、早く出してくれるかと思っていたら、やはりソニーだった。

「ICZ-R51」の後継モデルで、AM/FMに加え、ワンセグ放送の音声も受信でき、録音も可能なポータブルラジオレコーダ「ICZ-R250TV」が、10月18日に発売されるそうだ。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、税別で24,000円前後とのこと。「ICZ-R51」の発売当初よりは少し高いかな。


外形寸法は約215.4×57.2×124.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は電池抜きで約890g、乾電池4本を含めると約982g。
外観は、「ICZ-R51」のデザインを継承しながらも、丸みを帯びて一回りコンパクトになり、随分印象も変わった。

AM/FMに対応し、ワンセグ放送の音声も受信できる。
視覚障がい者が、アナログ地上テレビ放送の音声がラジオで聞けなくなって困っている話は聞くので、それへの対応のためだから、ワンセグ音声は、自分には関係ない機能と思っていたが、どうやらそれだけではなく、災害発生で停電しても、電池でテレビの音声だけでも聞けるようにするという目的もあるらしい。

FMは、108MHzまで対応し、来春に始まるFM補完局だけでなく、海外どこでもFM局を聴けるし、万が一将来、東京FMなどがやろうとしているデジタルラジオが失敗して、代わりにその周波数でFM放送が始まっても聞けるだろう。

アンテナは、FM用のロッドアンテナと、AM用のフェライトアンテナを内蔵し、それとは別に、ワンセグ専用のロッドアンテナも搭載された。もちろん、屋外テレビアンテナ端子に接続できるFM/TV外部アンテナ接続端子も備える。
AM外部アンテナが使えないが、FM補完局が増えれば、もう不要になると判断したのかも。

「ICZ-R51」では3個だったワンタッチ選局ボタンは、5個に増え、場所も上に付いたので、操作しやすくなった。

電源を入れると、初期設定で、居住地域を選択するだけで、受信できるラジオ局と話ワンセグ局がセットされる。
ワンセグは、2カ国語放送にも対応し、主音声/副音声の切り替えもできるそうだ。

録音は、リアルタイム録音のほか、最大20番組の予約録音も可能だが、当たり前だが同時には1番組しか録音できない。
予約は、これまで通り、日時指定(1回のみ)、曜日設定、毎日の指定も可能で、ワンセグ音声の録音も可能だが、録音したファイルは、著作権保護規定のせいで、録音した「ICZ-R250TV」でしか再生できない。

放送以外に、内蔵マイクや、ステレオミニのマイク入力端子に接続したマイクによる録音もでき、録音形式はMP3またはリニアPCMが選べるが、内蔵だとモノラルだし、あえてリニアPCで録音する意味はなさそう。一方で、外部マイクを使ってのリニアPC録音がどの程度のクオリティなのかは気になるところだ。

録音先は、8GBの内蔵メモリか、SD/SDHCカードスロットのメモリカード(最大32GB)が選べる。今出すなら、SDXCメモリカードに対応して欲しかったな。

新たに、「録音済みファイル」ボタンが追加され、録音したファイルを、最後に録音したファイル、未再生ファイル、カレンダー検索、AM/FM/TV他といった条件での検索できるようになった(文字の入力手段がないので、キーワード検索はできないみたい)。

音楽ファイルの再生も可能。44.1kHz/16bitのリニアPCMと、MP3/WMA/AACの再生が可能。ヘッドフォン用ミニジャックも装備する。
ボリューム調整は、ボタン式ではなく大型のダイヤル式なので、音量の微妙な調整もしやすそう(ボリューム自体はデジタルボリュームだと思うが)。

スピーカーは、39mm径が2個のステレオで、アンプの最大出力は500mW×2chと、スペックは平凡だが、本体に専用スピーカーBOXを内蔵し、バスレフ方式を採用することで、低音が出るようにしたという。
また、録音したファイルのスピーカー再生時のみ、デジタル信号処理を用いて、ワンタッチでスピーカー特性を最適化する独自の「Clear Audio+」機能も利用できるそうだ。

もちろん、語学学習用のリピート、早聞き、遅聞きの機能なども備え、ディクテーション(書き取り)のための、録音済みファイルを予め指定した時間間隔で一時停止しながら再生する機能もある。

ACアダプタも付属し、リチウムイオン電池の内蔵バッテリでも動作し、動作時間は従来モデルの最大約11時間から、最大20時間へとアップした。さらに、単3アルカリ電池×4本でも動作するので、災害対策用にもばっちりだ。

個人的には、ワンセグ音声は余計で、それがなくてもっと安い方が嬉しかったが、現時点では、FM補完局が予約録音できる唯一のラジオなのは間違いないし、業績が悪いソニーが素早く対応してくれたのは、ソニーがラジオを捨てていないことが分かって嬉しい。
機能的にも、ラジオを録音して聴くヘビーリスナーにも最適だし、災害時の情報収集にも最適という、今の時代にぴったりのラジオだ。

よしおのデムパな日

こちらの実機レビューを読んでも、なかなか出来はよさそうだ。
ラジオのノイズ対策や音質対策については、定評があるソニーだし、この値段でも、買ってもいいかな?と思っている。
ただ、FM補完局の放送開始の来年春までは、まだまだ時間はあるので、一般的には、パナソニックやその他のメーカーで、どんな製品が出てくるか見極めてから買うのが得策なのかもしれない。

追記)後から気づいたが、ワンセグTVとデジタルラジオって、非常に似た規格なので、「ICZ-R250TV」のワンセグチューナーユニットは、ハード的にはすでにデジタルラジオにも対応している可能性がある。
ははーん、ソニーは、「ICZ-R250TV」をベースに、今後、デジタルラジオ対応の後継機を出す気だな。多分当たりだと思う。

関連記事:
ソニーから予約録音できるラジオの改良型が登場:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



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