高級USBケーブルµSDXCカードの存在意義 [オーディオ機器]
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2009年06月21日の記事 | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ
HDMI伝送のジッタの音質への影響 | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ
以前にも、高音質を謳うHDMIケーブルなどについての疑念について、旧ブログで私の意見を書いたことがあるが、最近、ハイレゾオーディオがブームということもあって、USBケーブルや、microSDXCカードなど、高音質を謳うデジタルオーディオアクセサリの新製品が、再び目立ち始めている。
アナログオーディオのケーブルの場合、ケーブルによる音質の差は出やすいと言われているが、それも、S/N比が極めていい(=ノイズが少ない)アンプに、高効率でダイナミックレンジが広いスピーカーを組み合わせた場合に初めて表面化するような、ハイエンドオーディオの世界の話であり、iPodにミニスピーカーを繋いだり、パソコンに外付けスピーカーを繋いだ程度の音質では、まず聞き分けられるレベルの話ではない。
とはいえ、アナログケーブルの場合は、ケーブルの接点が劣化したり、品質の悪い導線を使っていると、音は鳴るのに音質が劣化することがあるのは、誰でも分かる。
高音が出ないなと思って、ケーブルの接点をグリグリするだけで、まともな高音に戻ったり、と言うケースは、日常でもあると思う。ただ、それはここで議論をしている音質のレベルとは全く違うレベルの音質の話ではある。
アナログの場合、このように音質の差がある理屈は理解できるのだが、デジタルオーディオになってくると、高音質を謳うアクセサリの理屈は非常に理解しがたくなってくる。
そこで、その根拠について、少し考えてみた。
高音質USBケーブルってなんだよwwww : ガジェット2ch
「USBケーブルで音は変わる」とアピールするMicroUSBケーブルが登場 - AKIBA PC Hotline!
まず、高音質を謳うUSBケーブルについてだ。これについては、間違いなく誤解している人も多い。これらのケーブルは、たとえば、パソコンやスマホに、音楽ファイルを入れた外付けHDDをマスストレージ接続で繋いて、パソコンやスマホで音楽を再生するときに、音質がよくなるとは一言も言っていない。
当たり前だ、このような形式では、パソコンがHDDから音楽ファイルを読み出せれば、ケーブルによる音質の差などありえない。途中でエラーが発生し読み取れなければ、正常に読み取れるまでリトライするし、リトライしても読めなければ、ファイル全体が読み取れなかったことになり、音質が悪いというレベルの話ではない。
こうしたUSBケーブルは、「USB Audio Class」規格に基づき、音声データを流す場合にのみ意味を持つ。
「USB Audio Class」は、USBインタフェースで、非圧縮の音声データをリアルタイムに流すために策定された規格で、音声データをアイソクロナス転送と言って、送出側は、伝送路上でエラーがきてもリトライをすることなく常にデータを垂れ流し、受け取る側で、時刻同期を取りながら再生する。
ネットワークの世界で言えば、TCPではなくUDPのような伝送方式を用いている。
このような伝送方式の場合、伝送路でエラーが発生してもリカバリが効かないので、ケーブルの品質がよくエラーができるだけ発生しないことが望ましい。
これが、音質の劣化に結びつく可能性があり、ハイエンドオーディオの世界では、こうした高品質のUSBケーブルで音質が改善されると謳っている。
その理屈自体はありえる話ではあるが、正直、それが聞き分けられるオーディオ装置と敏感な耳があってこその話だ。
USB規格にもパケットロスの品質に関する規定はあり、USB規格をきちんと満たしているケーブルなら、おそらく、大半の人間には、まったくケーブルの違いは分からないだろう。
【速攻レビュー】ソニーの「高音質microSDカード」は本当に高音質なのか? (1/3) - Phile-webHDMI伝送のジッタの音質への影響 | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ
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以前にも、高音質を謳うHDMIケーブルなどについての疑念について、旧ブログで私の意見を書いたことがあるが、最近、ハイレゾオーディオがブームということもあって、USBケーブルや、microSDXCカードなど、高音質を謳うデジタルオーディオアクセサリの新製品が、再び目立ち始めている。
アナログオーディオのケーブルの場合、ケーブルによる音質の差は出やすいと言われているが、それも、S/N比が極めていい(=ノイズが少ない)アンプに、高効率でダイナミックレンジが広いスピーカーを組み合わせた場合に初めて表面化するような、ハイエンドオーディオの世界の話であり、iPodにミニスピーカーを繋いだり、パソコンに外付けスピーカーを繋いだ程度の音質では、まず聞き分けられるレベルの話ではない。
とはいえ、アナログケーブルの場合は、ケーブルの接点が劣化したり、品質の悪い導線を使っていると、音は鳴るのに音質が劣化することがあるのは、誰でも分かる。
高音が出ないなと思って、ケーブルの接点をグリグリするだけで、まともな高音に戻ったり、と言うケースは、日常でもあると思う。ただ、それはここで議論をしている音質のレベルとは全く違うレベルの音質の話ではある。
アナログの場合、このように音質の差がある理屈は理解できるのだが、デジタルオーディオになってくると、高音質を謳うアクセサリの理屈は非常に理解しがたくなってくる。
そこで、その根拠について、少し考えてみた。
高音質USBケーブルってなんだよwwww : ガジェット2ch
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まず、高音質を謳うUSBケーブルについてだ。これについては、間違いなく誤解している人も多い。これらのケーブルは、たとえば、パソコンやスマホに、音楽ファイルを入れた外付けHDDをマスストレージ接続で繋いて、パソコンやスマホで音楽を再生するときに、音質がよくなるとは一言も言っていない。
当たり前だ、このような形式では、パソコンがHDDから音楽ファイルを読み出せれば、ケーブルによる音質の差などありえない。途中でエラーが発生し読み取れなければ、正常に読み取れるまでリトライするし、リトライしても読めなければ、ファイル全体が読み取れなかったことになり、音質が悪いというレベルの話ではない。
こうしたUSBケーブルは、「USB Audio Class」規格に基づき、音声データを流す場合にのみ意味を持つ。
「USB Audio Class」は、USBインタフェースで、非圧縮の音声データをリアルタイムに流すために策定された規格で、音声データをアイソクロナス転送と言って、送出側は、伝送路上でエラーがきてもリトライをすることなく常にデータを垂れ流し、受け取る側で、時刻同期を取りながら再生する。
ネットワークの世界で言えば、TCPではなくUDPのような伝送方式を用いている。
このような伝送方式の場合、伝送路でエラーが発生してもリカバリが効かないので、ケーブルの品質がよくエラーができるだけ発生しないことが望ましい。
これが、音質の劣化に結びつく可能性があり、ハイエンドオーディオの世界では、こうした高品質のUSBケーブルで音質が改善されると謳っている。
その理屈自体はありえる話ではあるが、正直、それが聞き分けられるオーディオ装置と敏感な耳があってこその話だ。
USB規格にもパケットロスの品質に関する規定はあり、USB規格をきちんと満たしているケーブルなら、おそらく、大半の人間には、まったくケーブルの違いは分からないだろう。
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