東京電力とニチガスが販売提携のナルホド! [エネルギー]
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電力供給サービス:東京電力が提携したニチガスの競争力、関東の100万顧客とITシステム (1/2) - スマートジャパン
ニチガス、東京ガスのシェア奪取へ前進 | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
電力小売自由化を前に、東京電力が、ソフトバンクと提携を進めるとのニュースに続いて、ニチガス(日本瓦斯)と販売面で業務提携することを発表した。
ニチガスは、一部上場の大手ガス事業者で、我が家も都市ガスを引く前は、利用していた会社だ。
LPガス業界の闇:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
以前、その経緯をブログにも書いたが、買った家で半強制的に契約させられたプロパンガスは、東京ガス料金がガスの倍以上していたのだが、営業してきたニチガスに変えたら、ほぼ東京ガスと同等の料金に下がり、大正解だった。
ニチガスは、その経験からプロパンガスの会社というイメージがあったが、記事によれば、関東エリアにプロパンガスを供給する一方、関東の一部エリアに都市ガスも供給しており、関東だけで100万強の顧客を抱えているらしい。
東京電力としては、都市ガスの自由化が2017年4月と、電力自由化から1年遅いため、1年間は電力と都市ガスを組み合わせたプランを提供できないハンデがある。
なので、先に電力とガスを組み合わせたプランで攻勢をかけるとみられる東京ガスなどの都市ガス大手と対抗するために、ニチガスと組んだらしい。
プロパンガスは既に小売りが自由化されているので、プロパンガスなら、東京電力も2016年4 月から電力とガスを組み合わせたプランを用意できるからだ。
なるほどね。考えたなぁ。
資料3-2 ガス市場の需給構造(PDF形式:92KB) - 経済産業省
電力と違い、ガスは、都市部でも意外にプロパンガスの世帯は多い。しかも、プロパンガス世帯は、望んでそうしている訳ではないことが多いので、気軽に都市ガスに切り替えられる世帯は少ない。
我が家も、近所で、大規模な宅地開発があり、そこに東京ガスの配管が通ることになったため、たまたまその途中経路にあったお蔭で、自宅敷地内の配管工事のみ自己負担で都市ガスが引けたが、そういう幸運はあまりない。
通常は、既設の都市ガス配管から自宅までの配管は、すべて自己負担になるので、膨大な金額がかかってしまうのだ。
だとすると、プロパンガスの世帯には、このプランは歓迎されそうだ。
ただし、東京電力のこのプランを利用するためには、契約しているプロパンガス供給会社をニチガスに変更する必要があるが、建売業者とつるんで馬鹿高い料金をふんだくっている会社が多い中小プロパン会社に対し、ニチガスは大手のスケールメリットを生かし、他社より安いガス料金を提示すれば、プロパンガスの市場を根こそぎ奪い取れるかもしれないな。
我が家が、ニチガスに契約を変更することを決めた時も、元のプロパン業者から、同等の料金に下げますからやめてくれ、と泣きつかれたのを断り、変更したのだが、そうした中小のプロパン業者が、対抗策としてガス料金の値下げは提案できても、東京電力とのセットプランは提供しようがないからだ。
(ここらのプロパン業者の問題点については、「LPガス業界の闇:トドのつまりは・・・ V2」)という記事に書いたので、詳細はこちらをご覧ください。)
これは、意外に強力なペアかもしれないな。
関連記事:
電力自由化でどうする?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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電力小売自由化を前に、東京電力が、ソフトバンクと提携を進めるとのニュースに続いて、ニチガス(日本瓦斯)と販売面で業務提携することを発表した。
ニチガスは、一部上場の大手ガス事業者で、我が家も都市ガスを引く前は、利用していた会社だ。
LPガス業界の闇:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
以前、その経緯をブログにも書いたが、買った家で半強制的に契約させられたプロパンガスは、東京ガス料金がガスの倍以上していたのだが、営業してきたニチガスに変えたら、ほぼ東京ガスと同等の料金に下がり、大正解だった。
ニチガスは、その経験からプロパンガスの会社というイメージがあったが、記事によれば、関東エリアにプロパンガスを供給する一方、関東の一部エリアに都市ガスも供給しており、関東だけで100万強の顧客を抱えているらしい。
東京電力としては、都市ガスの自由化が2017年4月と、電力自由化から1年遅いため、1年間は電力と都市ガスを組み合わせたプランを提供できないハンデがある。
なので、先に電力とガスを組み合わせたプランで攻勢をかけるとみられる東京ガスなどの都市ガス大手と対抗するために、ニチガスと組んだらしい。
プロパンガスは既に小売りが自由化されているので、プロパンガスなら、東京電力も2016年4 月から電力とガスを組み合わせたプランを用意できるからだ。
なるほどね。考えたなぁ。
資料3-2 ガス市場の需給構造(PDF形式:92KB) - 経済産業省
電力と違い、ガスは、都市部でも意外にプロパンガスの世帯は多い。しかも、プロパンガス世帯は、望んでそうしている訳ではないことが多いので、気軽に都市ガスに切り替えられる世帯は少ない。
我が家も、近所で、大規模な宅地開発があり、そこに東京ガスの配管が通ることになったため、たまたまその途中経路にあったお蔭で、自宅敷地内の配管工事のみ自己負担で都市ガスが引けたが、そういう幸運はあまりない。
通常は、既設の都市ガス配管から自宅までの配管は、すべて自己負担になるので、膨大な金額がかかってしまうのだ。
だとすると、プロパンガスの世帯には、このプランは歓迎されそうだ。
ただし、東京電力のこのプランを利用するためには、契約しているプロパンガス供給会社をニチガスに変更する必要があるが、建売業者とつるんで馬鹿高い料金をふんだくっている会社が多い中小プロパン会社に対し、ニチガスは大手のスケールメリットを生かし、他社より安いガス料金を提示すれば、プロパンガスの市場を根こそぎ奪い取れるかもしれないな。
我が家が、ニチガスに契約を変更することを決めた時も、元のプロパン業者から、同等の料金に下げますからやめてくれ、と泣きつかれたのを断り、変更したのだが、そうした中小のプロパン業者が、対抗策としてガス料金の値下げは提案できても、東京電力とのセットプランは提供しようがないからだ。
(ここらのプロパン業者の問題点については、「LPガス業界の闇:トドのつまりは・・・ V2」)という記事に書いたので、詳細はこちらをご覧ください。)
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