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ここにきて円高の理由 [金融・経済]

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AliExpressで、久々にドル建てて買い物をしようとして、為替レートを確認したら、1ドルが118円になっていてびっくりした。少し前まで、122円だったのに。

何で、急に円高に振れたのだろうと思い、調べてみた。

中国株、売り殺到 2度目のサーキットブレーカー:朝日新聞デジタル

昨年後半から原油価格の継続的な下落していたところに、年明け、中国株が急落し、緊急の取引停止措置「サーキットブレーカー」が2度も発動され、株式市場が大混乱した。

【揺れる市場】中国、取引停止措置を中止 株式市場混乱でわずか4日で撤回 管理の甘さを露呈 (1/2ページ) - 産経ニュース

しかも、「サーキットブレーカー」制度でかえって混乱を増したこともあって、中国政府が制度自体を早くも撤回するという、みっともない事態に。

2016年の日本株市場は「上海株式市場の急落」「サウジとイランの外交断絶」「円高ドル安の進行」が原因で大幅下落のスタート!|最下層からの成り上がり投資術!|ザイ・オンライン

そこに、「サウジとイランの外交断絶」「サウジのイエメン空爆」「北朝鮮の水爆実験」といった不安定要素が次々と起こり、全世界的に株式市場が混乱している。

NY円、117円後半 アジアと欧州の株価下落で - エキサイトニュース

そんな状況下で、投資家がリスクを回避する姿勢を強め、比較的安全な資産とされる円を買い、ドルを売る動きが優勢となったとのこと。
一時は、117円台にまでなったみたいだが、これは一時的な動きなのか、今後も続くのかは、あちこちの記事を読んでもよく分からないな。

人民元3日連続切り下げで露呈した中国経済の危機

そもそも、私は、中国株式市場が混乱している元凶は、人民元の為替レートが中国政府の管理下にあるにもかかわらず、IMFで基幹通貨として認めてしまったことにあると思っている。
人民元を国際通貨化するのなら、日本円の時と同じように、人民元の為替も自由化すべきだったのだ。
政府が自分の都合で勝手に為替レートを変更できるような通貨を、国際通貨として使うのって、皆、怖くないのだろうか?

もし既に為替が自由化されていたら、株式市場が混乱する以前に、既に為替市場での調整が進んでいたはずで、投資家のリスク回避が、中国株だけに集中することはなかったはずだ。

各地にある廃墟のような大規模開発の残骸群を見れば、中国経済のバブルが弾けたのは間違いないのに、中国政府は、それをどこまで隠し通せると思っているのだろうか。

自分も、小規模ながら、資産運用として、株や外貨を持っている人間として、怖くて仕方ない。

自由化を進めているように見えて、根幹の部分で統制経済である中国の経済に対し、著名な経済学者たちに、それが世界にどういう結果を生むのか、今こそ明らかにして欲しいところだ。

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