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最新の家の鍵のトレンド [住宅]

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我が家の玄関ドアの鍵交換(1):トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

我が家の玄関ドアの鍵を、自分で交換したが、その際、以前ついていた鍵が、約10年前の鍵なので、最近の鍵のトレンドがどうなっているかを勉強がてら、調べた。

防犯性も使い勝手もアップ 玄関ドアの鍵の基礎知識 [住宅のプロが教える家の悩み解消術 - 窓・サッシ・玄関ドア] All About

形状・タイプで分ける鍵の種類と見分け方

これらのサイトによれば、シリンダー錠のトレンドとしては、次の性能などが重要らしい。

・耐ピッキング性能:ピッキングで開錠されにくいこと
・耐破壊性:ドリルなどで破壊しても開けられにくいこと
・耐カム送り:針金などでカム送りによる開錠ができないこと
・合鍵複製防止:容易に合鍵が複製できないこと

それぞれの指標について、どのぐらいの性能があるかを見てゆき、価格とのバランスで判断すればいいようだ。

なお、合鍵複製防止は、泥棒侵入とはまた別のリスクであり、合鍵を紛失したりして追加したい場合に、作るのに時間が掛かったり、高くついたりすることと背中合わせであり、誰か親しい人間に合鍵を複製されて、侵入される危険性がなければ、それほど高める必要はないかもしれない。

鍵シリンダーの方式としては、次の方式が代表的らしい。

・ディスクシリンダー錠(ウェーハータンブラー錠):昔からある鍵で、防犯性能は低い。
・ピンタンブラー錠(ピンシリンダー錠):ディスクシリンダー錠を改良し、耐ピッキング性能を向上させたものだが、登場から10年ぐらい経つこともあり、それほど防犯性能は高くない。
・ディンプルシリンダー錠:鍵の表面にデコボコとしたくぼみがあるのが特徴で、耐ピッキング性能も高く、合鍵も作りにくい。
・マグネットタンブラーシリンダー錠:鍵の側面にマグネットを埋め込ん鍵で、耐ピッキング性能も高く、合鍵の複製も極めて困難らしい。
・電子錠:マンションではよく使われており、安全性は高いようだが、高価なのと、電池が切れた時が面倒そう。

我が家の玄関ドアには、MIWA社のURシリーズというピンタンブラー錠がついていたようで、当時としては一応ピッキングは考慮した鍵はついていたのだが、10年も経つので、今回のことがなくても、そもそも交換した方がよかったみたいだ。

また、以前、テレビで、防犯の専門家が言っていたところによれば、「泥棒の心理として、開錠するのに時間が掛かる家は避けたくなるから、開錠に時間が掛かる方が望ましい」というのが防犯の基本だそうで、それについては納得する。
しかし、以前、その専門家と称する人が、「ドアにカギを二つ付け、二つの鍵を別々にすると、より防犯性は高まってよい」と言っていたので、そうしようといろいろ調べてみたが、防犯性は高まるだろうが、非現実的だと悟った。

というのも、玄関ドアの鍵シリンダは、通常1つの鍵で開く、2つのシリンダがセットで販売されており、もし、2つの鍵を別々にしたければ、このシリンダのセットを2組購入し、セットの片割れを一つずつ無駄にして、取り付ける必要があり、倍のコストがかかってしまう。
だったら、通常の倍の価格の、さらに防犯性能が高い1キー2ロックの鍵シリンダに交換する手だって考えられるだろう。

テレビに出ている専門家という人の中に、いかに適当な人間がいるかが分かる瞬間だな。

ということで、今回は、一般的な1キー2シリンダーのセットで、現在のピンタンブラー錠よりは防犯性能が高い方式のキーシリンダーに交換するということで妥協した。

実際、いくつかのオンラインショップに、メールで軽く見積もりを依頼すると、だいたい工事費込みで3万円前後が相場で、結構高い。
どこか安い店がないかと探してみたが、こうした鍵業者については、価格.comのような比較サービスが存在しないため、今一つ安い店を見つけにくい。
安そうな店を見つけたとしても、それが本当に確実で、現場で、不条理な追加料金を取られたりしないとも限らない。
そもそも、クチコミさえほとんど見かけないので、安心な鍵業者か、悪徳業者かどうかを判断する材料がないのが不安だ。

そこで、今回は、ネットで自宅の玄関ドアに合う鍵シリンダーを探して、自分で交換した訳だ。
交換用の鍵シリンダー代6,400円だけで、随分安くで済んだと思うし、鍵の交換もドライバー1本で簡単だったので、誰でもできると思う。

今回交換した鍵シリンダーは、ユーシンショウワというブランドのWXシリーズの「DDZZ2003」は、低価格だが、「サイドバー方式」という内溝とディンプル併用の独自方式で、防犯性能的に見ると、耐ピッキング性能は非常に強いそうだが、耐破壊性は強くはなく、耐カム送りは問題ないレベルで、合鍵複製はかなり難しいレベルらしい。

耐破壊性というのは、鍵シリンダーをドリルで破壊する場合の耐性みたいだが、「DDZZ2003」の鍵穴カバーは、プラスチック製なので、確かに外からドリルで破壊されたらひとたまりもないかもしれない(凄い音はするとは思うが)。

その辺まで求めると、我が家の玄関ドアに合う選択肢の少ない鍵シリンダーの中で、鍵穴カバーがドリルで簡単には穴が開かない高硬度の金属で覆われた製品を買う必要があるが、3万円以上するみたいなので、今回は割り切った。

我が家の周りは、場所的な利点もあり、めったに泥棒はないから、今のところはこれでいいだろう。
もし、近所で泥棒被害があったら、その侵入手口などを聞いて、また鍵の交換も含め、改めて対策を考えることにしよう。

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