第7世代iPod nanoには2種類ある？

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先日、秋葉原の中古ショップで見かけた第7世代iPod nanoに、2015年版と書かれていて、第7世代iPod nanoの発売は2012年のはずだったのに、2015年に何かマイナーチェンジがあったのかな？と不思議に思い、調べてみた。

iPod nano - Wikipedia

第7世代iPod nanoが発売されたのは、2012年9月12日だった。記憶は正しかった。

ただ、2015年7月16日に、それまでスレート、シルバー、パープル、ピンク、イエロー、グリーン、ブルー、(PRODUCT)REDの7色展開だったカラーバリエーションが、スペースグレイ、ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、(PRODUCT)REDの6色に変更され、同時に価格が17,800円に値上げされたのだが、本体色以外の仕様に変更はないそうだ。

モデル番号も、A1446のまま変わっていないことからも、ハードウェア的な変更はないものと思われる。

第7世代iPod nanoが発売された当時の価格は12,800円だったが、その後、為替レートの変動を理由にじりじりと値上げされ、2015年版以降は17,800円となったが、その間の為替レートの変動幅を考えても、容認できる値上げ幅ではないな。

おそらく、中古ショップでわざわざ2015年版と明記していたのは、2015年版は、最初の頃より1.4倍にも値上げされているため、値段が割高な理由として書かれていたのだろう。

なーんだ！そんな程度の話か。

それにしても、iPod nanoの後継機がもう6年近くも出ていないのは寂しい限りだ。もう、出す計画もないんだろうな。

私自身、第7世代iPod nanoは、今でも使用しており、以前は、壊れると困るのでバックアップ機ももう1台購入済で、毎日欠かせない存在だった。

ただ、その第7世代iPod nanoも、最近は、随分使用機会が減ってきている。

まず、音楽を聴くのデバイスは、ソニーのウォークマンNW-A17に移行してしまった。
内蔵の64GBに加え200GBのmicroSDXCカードを追加して、自分が持つ音楽ライブラリをすべて持ち歩ける点が便利で、それは16GBのiPod nanoでは実現しようがない世界だからだ。
また、NW-A17は、アップルが一向に対応予定がないハイレゾにも対応しており、高音質での音楽再生にも対応する点で、音楽用には勝っているのも大きな理由だ。

一方、ラジオ番組を聞くには、最近は、コンパクトスマホ「Posh X S240」ばかりを使用している。
ワイドFMやradikoで録音した番組をそのまま「Posh X S240」に挿したmicroSDHCカードに転送して、それを聴くのが一番手軽な方法で、いちいちiTunesにインポートしてから、同期を取る必要があるiPod nanoの面倒さが、うっとうしくなってしまったのだ。

また、TBSラジオがポッドキャストをやめ、ラジオクラウドに移行したため、iPod nanoでは聴けなくなってしまったのも大きい。
従来ポッドキャストで聴いていたTBSラジオのコンテンツは、「Posh X S240」で動く「ラジオクラウド」アプリでダウンロードして聴けるので、やはりそれで聴くようになってしまった。

結果的に、現在、第7世代iPod nanoで聴いているのは、TBSラジオ以外で配信されているポッドキャスト番組のみ、という状況となっており、そのせいで大幅に使用時間が減ってしまった。

以前は、第7世代iPod nanoの後継モデルが一向に出ないことに不安を感じてもいたが、私自身の使い方の変化で、「iPod nanoは、もう要らないのではないか？」という気がしてきている。

残るTBSラジオ以外のポッドキャスト番組も、Androidスマホで動くポッドキャストアグリゲータアプリはいくつも存在し、それに移行出来れば、iPod nanoはもう不要になるからだ。

第7世代iPod nanoのデザインやサイズ感や、操作性については、今でも愛着はあるのだが、そろそろ商品としての寿命が尽きてきたかな？と思わなくもないな。

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