
電子書籍リーダーとしてのAQUOS PAD SH-05G [タブレット端末]
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主な特長|AQUOS PAD SH-05G|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
さて、「AQUOS PAD SH-05G」をしばらく使ってみた感想だが、汎用のタブレット端末としてみると、いくつも不満がある。
・同時期発売のスマホ「SHV32」同様、SoC「Snapdragon 810」の悪評そのままに、バッテリーが持たず、動画を見たりすると、絶対に1日は持たない。
・また、その「Snapdragon 810」のせいで、負荷がかかった時に発熱もひどく、この夏場、高温になったとアラームが出て、クロックを最低レベルに落とされ、バックライトも消されて、使い物にならなくなったことが、何度か起きた。
・同時期に発売されたスマホ「SHV32」は、Android 7.0にアップグレードされたが、この製品は、Android 5.0のまま更新されずに終わりそう。
・ホーム画面の「docomo LIVE UX」の動作が重い。これはAndroid標準のUIに戻し、ましになったが、それでも快適とは言い難い。
・使用しているフラッシュメモリが低速の安物なのか、アプリの起動やインストール、ファイルの読み書きなどが、特に遅い気がする。
正直、欲張りに色々なことに使いたいなら、性能面から、この製品は買うべきではないと思う。
ただ、電子書籍リーダー専用として使うなら、まあ許せる範囲かな。
というのも、
・電子書籍アプリで、電子書籍をいったん開いてしまえば、ページめくりでイライラするような速度でもない。これは、E-inkの端末のかったるさに慣れてしまった影響もあるかも。
・発熱によるクロックダウンが起きた状態でも、ページめくりをするだけなら、なんとか耐えられる。
・「HUAWEI MediaPad X1」よりさらにコンパクト(横幅105mm)で、超軽量(216g)なので、電車の中で立って片手で持ちしていても、あまり腕が疲れない。
・右サイド上側に音量ボタンがあり、これが各種電子書籍リーダーでページめくりに割り当て可能なので、片手持ちしながらページめくりがしやすい。
・7インチでWUXGA(1920×1200ピクセル)のIGZO液晶は、マンガを読んでいても高精細で綺麗。
・microSDカードスロットが、最大32GBまでしかサポートしない「MediaPad X1」に対し、「SH-05G」は128GBのmicroSDXCカードが使える(実際には256GBのmicroSDXCカードに、自炊した電子書籍などを放り込み挿してみたが、今のところ問題なく動作している)。
・電子書籍リーダーを立ち上げ、電子書籍を開きっ放しっぱなしの状態で本を読むだけなら、丸一日以上バッテリーは持つ。
・PDFファイルも、ページ数が多いとファイルを開くのに時間がかかることがあるが、一度操作可能になれば、ページめくりの速度は耐えられないほどは遅くない。
・OCR機能との連携による「さわって検索」機能は、画面上のコピペできない電子書籍などの文字を、指でなぞってネット検索でき、結構使いものになる。ただし、実用的なのは、発熱によるクロックダウンをしていない状態でのみだが。
・アプリの表示はそのままで、ワンタッチで一部を拡大表示できる「拡大鏡」機能も、大判サイズの電子書籍を読むには便利。こちらも、発熱によるクロックダウン時はスクロールがかったるいが、「さわって検索」機能よりはマシかな。
ということで、電子書籍リーダー専用に使うなら、速度面の問題はなんとか耐えうる範囲で、むしろ216gという軽さや、横方向の狭額縁形状のメリットの方が目立つため、まあ何とか使い物になっている。
216gは、7型タブレットとしては、現在でも世界一のはずで、105mmの横幅はらくに片手で持てるから、電子書籍を読むには、形状的には今でもベストの端末である気がする。
残念なことに、シャープは、その後「AQUOS PAD SH-05G」の後継機となるタブレット端末を出せていない。
最近は、「AQUOS R」が好調でスマホ事業が復調しているようなので、省電力で高速な最新SoCを使い、薄型軽量の「SH-05G」のコンセプトを継承したAndroidタブレットの新製品をそろそろ出してくれないかな。
関連記事:
AQUOS PAD SH-05Gのカスタマイズ状況:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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主な特長|AQUOS PAD SH-05G|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
さて、「AQUOS PAD SH-05G」をしばらく使ってみた感想だが、汎用のタブレット端末としてみると、いくつも不満がある。
・同時期発売のスマホ「SHV32」同様、SoC「Snapdragon 810」の悪評そのままに、バッテリーが持たず、動画を見たりすると、絶対に1日は持たない。
・また、その「Snapdragon 810」のせいで、負荷がかかった時に発熱もひどく、この夏場、高温になったとアラームが出て、クロックを最低レベルに落とされ、バックライトも消されて、使い物にならなくなったことが、何度か起きた。
・同時期に発売されたスマホ「SHV32」は、Android 7.0にアップグレードされたが、この製品は、Android 5.0のまま更新されずに終わりそう。
・ホーム画面の「docomo LIVE UX」の動作が重い。これはAndroid標準のUIに戻し、ましになったが、それでも快適とは言い難い。
・使用しているフラッシュメモリが低速の安物なのか、アプリの起動やインストール、ファイルの読み書きなどが、特に遅い気がする。
正直、欲張りに色々なことに使いたいなら、性能面から、この製品は買うべきではないと思う。
ただ、電子書籍リーダー専用として使うなら、まあ許せる範囲かな。
というのも、
・電子書籍アプリで、電子書籍をいったん開いてしまえば、ページめくりでイライラするような速度でもない。これは、E-inkの端末のかったるさに慣れてしまった影響もあるかも。
・発熱によるクロックダウンが起きた状態でも、ページめくりをするだけなら、なんとか耐えられる。
・「HUAWEI MediaPad X1」よりさらにコンパクト(横幅105mm)で、超軽量(216g)なので、電車の中で立って片手で持ちしていても、あまり腕が疲れない。
・右サイド上側に音量ボタンがあり、これが各種電子書籍リーダーでページめくりに割り当て可能なので、片手持ちしながらページめくりがしやすい。
・7インチでWUXGA(1920×1200ピクセル)のIGZO液晶は、マンガを読んでいても高精細で綺麗。
・microSDカードスロットが、最大32GBまでしかサポートしない「MediaPad X1」に対し、「SH-05G」は128GBのmicroSDXCカードが使える(実際には256GBのmicroSDXCカードに、自炊した電子書籍などを放り込み挿してみたが、今のところ問題なく動作している)。
・電子書籍リーダーを立ち上げ、電子書籍を開きっ放しっぱなしの状態で本を読むだけなら、丸一日以上バッテリーは持つ。
・PDFファイルも、ページ数が多いとファイルを開くのに時間がかかることがあるが、一度操作可能になれば、ページめくりの速度は耐えられないほどは遅くない。
・OCR機能との連携による「さわって検索」機能は、画面上のコピペできない電子書籍などの文字を、指でなぞってネット検索でき、結構使いものになる。ただし、実用的なのは、発熱によるクロックダウンをしていない状態でのみだが。
・アプリの表示はそのままで、ワンタッチで一部を拡大表示できる「拡大鏡」機能も、大判サイズの電子書籍を読むには便利。こちらも、発熱によるクロックダウン時はスクロールがかったるいが、「さわって検索」機能よりはマシかな。
ということで、電子書籍リーダー専用に使うなら、速度面の問題はなんとか耐えうる範囲で、むしろ216gという軽さや、横方向の狭額縁形状のメリットの方が目立つため、まあ何とか使い物になっている。
216gは、7型タブレットとしては、現在でも世界一のはずで、105mmの横幅はらくに片手で持てるから、電子書籍を読むには、形状的には今でもベストの端末である気がする。
残念なことに、シャープは、その後「AQUOS PAD SH-05G」の後継機となるタブレット端末を出せていない。
最近は、「AQUOS R」が好調でスマホ事業が復調しているようなので、省電力で高速な最新SoCを使い、薄型軽量の「SH-05G」のコンセプトを継承したAndroidタブレットの新製品をそろそろ出してくれないかな。
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