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E-ink搭載Androidタブレット「Onyx Boox C67ML」の現在 [電子書籍]
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E-inkt搭載Androidタブレット「Onyx Boox C67ML」を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
以前、E-inkt搭載Androidタブレット「Onyx Boox C67ML」を購入し、そのレポートを書いたことがある。
この機種のその後について書いておきたい。
Downloads - EREADER-STORE.DE
まず、Android 4.2だったOSが、4.4にアップグレードされるという話が出ていたのだが、この機種に関しては、未だにAndroid 4.4がリリースされた形跡はないようだ。同社の他のモデルだと、出ていたりするのだが。
なので、「Onyx Boox C67ML」は、未だAndroid 4.2のままだ。
当初、「Onyx Boox C67ML」のような、Androidがそのまま動くE-ink端末があれば、E-inkの専用リーダーなんていらない!と思って買ったのだが、そうではないことが分かってきて、正直、最近「Onyx Boox C67ML」を使っていない。
まず、肝心のKindleアプリが、Android 4.4以上必須となって、古いバージョンのアプリしか動かなくなった。さらに、これもいつまで使えるか分からない。
楽天Koboアプリは、今でも最新版がAndroid 4.2でも動くのだが、KoboもKindleも専用リーダーのアプリと、汎用のAndroid/iOSアプリで、明白な仕様の違いがあることが判明。
それは、汎用のAndroid/iOSアプリの場合、電子書籍をダウンロードする先が内蔵ストレージに制限されていることだ。
それに対し、KindleやKoboの専用リーダーは、E-inkタイプ、液晶タイプのどちらも、microSDカードに電子書籍をダウンロードできる。
しかも、最新のFire OSでは、microSDXCカードをサポートするので、Kindle Readerでは、最大で256GBもの電子書籍をダウンロードして持ち歩くことができる。
この仕様の違いは、特に容量が大きい自炊本や漫画本を大量に持っている人間にとっては、非常に大きく、「Onyx Boox C67ML」との利便性の差は圧倒的だ。
「Onyx Boox C67ML」は、そもそも内蔵ストレージ容量が初期状態でも非常に小さく、数個の電子書籍アプリをインストールしただけで、内蔵ストレージは満杯なので、電子書籍のダウンロード自体がほとんどできない。
この時点で、Amazon、楽天、どちらの電子書籍も、一つの電子ペーパー端末で読めるようにするという夢は、完全に潰えてしまった。
残るは、自炊本や、PDFを読むリーダーとして使うぐらいしか使い道を思いつかないが、これについても、OSが古くてインストールできないアプリがあることや、CPUも画面も処理速度が遅いこと、内蔵ストレージも残容量がほとんどない上に、RAMも512MBしかないからアプリがよくコケるなど、これまで自炊本リーダーとして使ってきた「Mediapad X1」に勝てる要素が皆無なのだ(E-inkが液晶より目に優しいという点以外は)。
結局、「Onyx Boox C67ML」は、電子書籍リーダーとしては使い物にならない、というのが現時点での結論で、完全にホコリをかぶったままになっている。
このまま、OSもAndroid 4.4に上がる予定が、いつまでたっても実現しないなら、ヤフオクで売ってしまうかな。
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以前、E-inkt搭載Androidタブレット「Onyx Boox C67ML」を購入し、そのレポートを書いたことがある。
この機種のその後について書いておきたい。
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まず、Android 4.2だったOSが、4.4にアップグレードされるという話が出ていたのだが、この機種に関しては、未だにAndroid 4.4がリリースされた形跡はないようだ。同社の他のモデルだと、出ていたりするのだが。
なので、「Onyx Boox C67ML」は、未だAndroid 4.2のままだ。
当初、「Onyx Boox C67ML」のような、Androidがそのまま動くE-ink端末があれば、E-inkの専用リーダーなんていらない!と思って買ったのだが、そうではないことが分かってきて、正直、最近「Onyx Boox C67ML」を使っていない。
まず、肝心のKindleアプリが、Android 4.4以上必須となって、古いバージョンのアプリしか動かなくなった。さらに、これもいつまで使えるか分からない。
楽天Koboアプリは、今でも最新版がAndroid 4.2でも動くのだが、KoboもKindleも専用リーダーのアプリと、汎用のAndroid/iOSアプリで、明白な仕様の違いがあることが判明。
それは、汎用のAndroid/iOSアプリの場合、電子書籍をダウンロードする先が内蔵ストレージに制限されていることだ。
それに対し、KindleやKoboの専用リーダーは、E-inkタイプ、液晶タイプのどちらも、microSDカードに電子書籍をダウンロードできる。
しかも、最新のFire OSでは、microSDXCカードをサポートするので、Kindle Readerでは、最大で256GBもの電子書籍をダウンロードして持ち歩くことができる。
この仕様の違いは、特に容量が大きい自炊本や漫画本を大量に持っている人間にとっては、非常に大きく、「Onyx Boox C67ML」との利便性の差は圧倒的だ。
「Onyx Boox C67ML」は、そもそも内蔵ストレージ容量が初期状態でも非常に小さく、数個の電子書籍アプリをインストールしただけで、内蔵ストレージは満杯なので、電子書籍のダウンロード自体がほとんどできない。
この時点で、Amazon、楽天、どちらの電子書籍も、一つの電子ペーパー端末で読めるようにするという夢は、完全に潰えてしまった。
残るは、自炊本や、PDFを読むリーダーとして使うぐらいしか使い道を思いつかないが、これについても、OSが古くてインストールできないアプリがあることや、CPUも画面も処理速度が遅いこと、内蔵ストレージも残容量がほとんどない上に、RAMも512MBしかないからアプリがよくコケるなど、これまで自炊本リーダーとして使ってきた「Mediapad X1」に勝てる要素が皆無なのだ(E-inkが液晶より目に優しいという点以外は)。
結局、「Onyx Boox C67ML」は、電子書籍リーダーとしては使い物にならない、というのが現時点での結論で、完全にホコリをかぶったままになっている。
このまま、OSもAndroid 4.4に上がる予定が、いつまでたっても実現しないなら、ヤフオクで売ってしまうかな。
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私はこの端末をバリバリ活用してます。
Kindleアプリが重いので使い物になりませんが、そもそもKindleで本を読まないので平気です。
自炊したPDFをサーバーに放り込んで、それを読むための端末としては、これ以上ない端末だと思います。
PDFビューワーはデフォルトのもので早いですし、サーバーへのアクセスもアプリが実用的な速さを出してますよ。
ですが、Kindleメインの方にはキツイかもですね。
他のブログ閲覧者のためにも、この端末の名誉のためにもコメントしました!
by アキ (2018-01-04 19:17)
アキさん、こんにちは。
なるほど、使い方が違えば、ベストの端末にもなりえるということですか。
にしても、もっと速いSoCを使って欲しいし、OSも新しくして欲しい。
私の場合、PDFは何百ページもある分厚い規格書を読むのによく使いますが、普通のAndroidタブレットだとすらすらページめくりできるのに、C67MLだと1ページめくるのに10秒ぐらいかかるものがあり、実用に耐えません。E-inkはとても見やすくていいんですけどね。
by naniwa48 (2018-01-04 22:05)