ロードサービスで驚いたこと

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先日、バッテリーが劣化してきたので、交換したことを書いた。

その発端として、お店の駐車場で、バッテリーが上がったため、自動車保険に付いているロードサービスを呼んだことも書いたのだが、この時、面白かったのが、ロードサービスの担当者さんが、私の車のある駐車場に「歩いてきたこと」だった。

保険会社に電話してロードサービスを依頼し、「間もなく到着する」という電話を受けた後、JAFのイメージで、てっきり牽引ができるロードサービス車が来るものだと思って、道路沿いに出てずっと車が来るのをチェックしていたのだが、一向に到着しない。
ふと気づくと、いつの間にか、私の車の前におじさんが立っていてびっくりした。

おじさんの手には、最近流行りのモバイルバッテリーでエンジンを起動するタイプのエンジンスターターが。
それを、私の車のエンジンに繋ぎ、私がエンジンを掛けると一発で掛かった。

そうか、エンジンを掛けるだけなら、今は、大掛かりなロードサービス車なんて不要だもんな。バッテリー上がりだけなら、こうして最寄りの担当者が歩いて来る場合があるんだな。とても新鮮だった。

それを実現できるように、自動車保険が契約しているロードサービスでは、おそらくUber Eatsの配達パートナーなどと似たような仕組みで、高い技術を持つ人から簡単なロードサービスができる人まで、個人でもたくさんの人がシステムに登録されていて、バッテリー上がりのような簡単な作業であれば、最寄りの個人が歩いて現場に向かうシステムを構築し、コストを下げているのではないかと想像する。

さらには、モバイルバッテリー式のエンジンスターターというのが、実用になってきたのも大きいのだろう。

今は、大容量バッテリーでエンジンを掛けるぐらいの電流が流せ、どこにでも持ち歩けるエンジンスターターが売られているのだから、それを使えば確かに機動性は上がる。

私も、バッテリーチャージャー兼スターターは持っているが、十数年前に買ったAC電源に繋いで使うタイプのもの。
だから、自宅の車庫でエンジンがかからなかったら、それでエンジンを掛けられるが、外出先でバッテリーが上がると、ロードサービスを呼ぶしか手がない。

実は、私も、一度、モバイルバッテリー兼エンジンスターターを購入したことがあったのだが、スターターとして使う機会がないもので、別の用途で大容量モバイルバッテリーとして使ってしまっていた。
そして、ある日、それをうっかり落として、液漏れでもしたらしく、充電されなくなってしまったので、廃棄してしまった。

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今調べると、安いものだと5,000円を切るぐらいで買えるみたいだな。
値段も高い物ではないし、今後に備え、改めて一つ買っておこうかな。

ただ、こうしたエンジンスターターで一点だけ気になるのは、車の中に放置しても大丈夫なのか？ということだ。

こうした商品が生きるのは、AC電源などない出先でバッテリーが上がった場合であり、そういう事態に備えて、常時車に積んでおかないと買った意味がない。

しかし、車の中は、特に夏場は、相当高温になるなら、そのまま置いてあるとバッテリーが劣化したり、最悪爆発しそうで怖い。
自己放電もどのぐらいのスピードで進むのか気になるところだ。

そう考えると、結構扱いは面倒そうな気もする。

まあ、こうしたエンジンスターターって、たとえ使い物にならなくても、大容量モバイルバッテリーとして使えるので、買って損することはないだろうから、やっぱり買おうかな。

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