
携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を発売へ [ゲーム機]
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Steam Deck
世界最大のPCゲーム販売プラットフォーム「Steam」が、携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を発表し、予約受付も開始した。
サイズ感や、デザインは、明らかに「Nintendo Switch」の対抗するような製品に見えるが、中身のスペックを見ると、コンセプトはかなり違うものであることが分かる。
・サイズ:縦117mm×横298mmx厚さ49mm
・重量:約669g
まず、サイズは「Switch」とほぼ同じなのだが、厚みが「Switch」の13.9mmに対し、「Steam Deck」は49mmもあるし、重さも、「Switch」の約398gに対し、約669gもある。
・CPU:AMD Zen2 4コア/8スレッド、2.4~3.5GHz (最大448GFlops FP32)
・GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6TFlops FP32)
CPU/GPUは、NVIDIA製だった「Nintendo Switch」とは違い、PS5,Xbox Series Xと同じAMD製で、性能的にも、「Switch」より高く、PS5よりは劣るレベル。
・RAM:16GB LPDDR5
・ストレージ:64/256/512GB内蔵モデル、microSD (SD、SDXC、SDHC)に対応
・OS:LinuxベースのSteamOS 3.0
RAM容量は、「Switch」の4GBに対し、16GBと多いし、内蔵ストレージも256/512Gの大容量モデルも用意される。
OSが、LinuxベースのSteamOS 3.0で、「Switch」より汎用性が高く、実は、Windowsも動く汎用性の高さがあり、RAMやストレージもより多く消費するため、容量が多いから、それがすぐにゲームに使える容量とは限らないところもある。
・画面:7インチ液晶(1280x800ピクセル)、静電タッチパネル
・外部ディスプレイ接続:HDMI出力、最大8K/60Hz、4K/120Hz
・バッテリー動作時間:2~8時間
画面は「Switch」とほぼ同じだが、HDMI出力は、「Switch」がフルHD/60Hzまでの対応なのに対し、8K/60Hz、4K/120Hz出力に対応する。ただ、その場合、メインRAMを画面用に大量に消費するはずで、ゲームソフトに使えるRAMはさらに減るはず。
・ジャイロセンサー搭載
・別売りドック:USB 2.0/3.1, HDMI, DisplayPort(価格未定)
・Bluetooth 5.0サポート
・MOD対応
「Switch」とは違い、ドックはなくても、本体のみで外部ディスプレイとは接続できるそうだ。
・ゲームタイトル数は、34,000作品以上
「Switch」が、3,983作品なのに対し、圧倒的に多いとのことだが、34,000作品というのは、単にPC向けに流通しているSteamプラットフォームのゲーム数でしかなく、それがすべて「Steam Deck」で快適に動く保証もないし、いくらゲーム数が多くても、本当に面白いゲームがどれだけあるかの方が重要であることは言うまでもない。
・価格:399ドルから (約4万4210円)で、発売は2021年12月とのことだ。
ただ、ハードウェアのスペックを考えれば、この価格は、相当頑張っていると思う。
GPD WIN3(天空) – GPDダイレクト
過去にもこうしたポータブルゲームPCは、「GPD WIN3」などもあったが、価格は10万円をはるかに超え、手軽に買えるものではない。それに比べれば、圧倒的にコスパは高いと思うな。
性能的に見れば、PS4やXbox Oneクラスのゲーム機を、バッテリー動作を可能にし、ポータブルなサイズに収めた製品という見方が正しい。
そういう意味では、「Nintendo Switch」に対抗する製品というよりは、PS4,Xbox Oneクラスのゲーム機をポータブル化した製品として、それなりの市場は見込めそうだ。
関連記事:
Nintendo Switch 有機ELモデルが登場:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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Steam Deck
世界最大のPCゲーム販売プラットフォーム「Steam」が、携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を発表し、予約受付も開始した。
サイズ感や、デザインは、明らかに「Nintendo Switch」の対抗するような製品に見えるが、中身のスペックを見ると、コンセプトはかなり違うものであることが分かる。
・サイズ:縦117mm×横298mmx厚さ49mm
・重量:約669g
まず、サイズは「Switch」とほぼ同じなのだが、厚みが「Switch」の13.9mmに対し、「Steam Deck」は49mmもあるし、重さも、「Switch」の約398gに対し、約669gもある。
・CPU:AMD Zen2 4コア/8スレッド、2.4~3.5GHz (最大448GFlops FP32)
・GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6TFlops FP32)
CPU/GPUは、NVIDIA製だった「Nintendo Switch」とは違い、PS5,Xbox Series Xと同じAMD製で、性能的にも、「Switch」より高く、PS5よりは劣るレベル。
・RAM:16GB LPDDR5
・ストレージ:64/256/512GB内蔵モデル、microSD (SD、SDXC、SDHC)に対応
・OS:LinuxベースのSteamOS 3.0
RAM容量は、「Switch」の4GBに対し、16GBと多いし、内蔵ストレージも256/512Gの大容量モデルも用意される。
OSが、LinuxベースのSteamOS 3.0で、「Switch」より汎用性が高く、実は、Windowsも動く汎用性の高さがあり、RAMやストレージもより多く消費するため、容量が多いから、それがすぐにゲームに使える容量とは限らないところもある。
・画面:7インチ液晶(1280x800ピクセル)、静電タッチパネル
・外部ディスプレイ接続:HDMI出力、最大8K/60Hz、4K/120Hz
・バッテリー動作時間:2~8時間
画面は「Switch」とほぼ同じだが、HDMI出力は、「Switch」がフルHD/60Hzまでの対応なのに対し、8K/60Hz、4K/120Hz出力に対応する。ただ、その場合、メインRAMを画面用に大量に消費するはずで、ゲームソフトに使えるRAMはさらに減るはず。
・ジャイロセンサー搭載
・別売りドック:USB 2.0/3.1, HDMI, DisplayPort(価格未定)
・Bluetooth 5.0サポート
・MOD対応
「Switch」とは違い、ドックはなくても、本体のみで外部ディスプレイとは接続できるそうだ。
・ゲームタイトル数は、34,000作品以上
「Switch」が、3,983作品なのに対し、圧倒的に多いとのことだが、34,000作品というのは、単にPC向けに流通しているSteamプラットフォームのゲーム数でしかなく、それがすべて「Steam Deck」で快適に動く保証もないし、いくらゲーム数が多くても、本当に面白いゲームがどれだけあるかの方が重要であることは言うまでもない。
・価格:399ドルから (約4万4210円)で、発売は2021年12月とのことだ。
ただ、ハードウェアのスペックを考えれば、この価格は、相当頑張っていると思う。
GPD WIN3(天空) – GPDダイレクト
過去にもこうしたポータブルゲームPCは、「GPD WIN3」などもあったが、価格は10万円をはるかに超え、手軽に買えるものではない。それに比べれば、圧倒的にコスパは高いと思うな。
性能的に見れば、PS4やXbox Oneクラスのゲーム機を、バッテリー動作を可能にし、ポータブルなサイズに収めた製品という見方が正しい。
そういう意味では、「Nintendo Switch」に対抗する製品というよりは、PS4,Xbox Oneクラスのゲーム機をポータブル化した製品として、それなりの市場は見込めそうだ。
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