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最近、車の早めの受注停止と正式発表前の内覧会が多い理由 [乗り物]

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車の買い替えをするために、新車情報やディーラーの販売状況などのニュースを読んでいて、次のような、以前はあまりなかった現象が増えていて、不思議に思っていた。

1.新モデルの正式発表前の内覧会の増加

ホンダと大阪府ホンダ会、新型「ステップワゴン」の内覧会を開催|近畿圏|近畿圏

福井県の日産2社 アリア特別内覧会 340人を招待|中部圏|中部圏

ホンダ「ステップワゴン」などのように、新モデルの正式発表をする前に、主要店舗やショールームで、車の現物が見られる内覧会を行うケースが増えている。
以前は、こうしたことはほとんどなかったと記憶している。

2.受注停止となる車種の増加

トヨタ12車種を受注停止の続報!一部改良のスケジュールを入手 | MOBY [モビー]

【納期情報】メーカーの新車が納車されるまでの期間は? - 新車が安いウッドベル

トヨタミニバン、納車後に生産終了の衝撃! 高級志向「エスクァイア」を購入した人の本音とは | くるまのニュース

新モデルの発売が間近でもないのに受注停止になっていて、買いたくても買えない車種というのが、ちょくちょくある。
しかも、そのような車種が、最近どんどん増えている気がする。

これらの2つの原因が、次のニュースを読んで、氷解した。

「何を売れば良いのか…」ハリアー・シエンタなどトヨタ人気車が受注停止!? 納車遅れで新たな問題も | くるまのニュース

すべては、半導体不足などに起因する納期遅れが、根本原因らしい。

現在、人気車種や、生産トラブルやリコール問題があった車種だと、6か月以上の納品待ちという車が少なくない。

このような状況で、顧客と販売契約した仕様の車が、納品待ちの間に、新モデルに切り替わってしまい、永久に納品できない、という訳にはいかない。

そのため、納車待ちの期間が、新モデルへの切り替え時期に掛かりそうになると、そこで新たな受注を終了せざるを得なくなる。

つまり、顧客から見れば、納品待ちが6か月の車が、突然、受注停止になったとしたら、それは、約6か月以降には、その車は、モデルチェンジを行う可能性が高いということになるのだ。

「受注停止になったら、そろそろ、その車の新モデルが出る」という現象は、割と知られた現象なのだが、これまでは大抵、発売の1~2か月前のこと。
それが、今は、納品待ちがやたら長いせいで、半年後以降の新モデル発表が分かってしまう現象が起きている訳だ。

しかも、このような受注停止の車がいくつもあると、ディーラーは売れる車がなくなってしまい、売り上げが立たず、困ってしまうらしい。

そこで、今後力を入れて売りたい車については、正式発表を行い生産を開始する前、場合によっては数か月も前に、買ってくれそうな顧客に対し内覧会を行い、予約を募ることにより、前倒しで契約を積み上げるしかない状況になっているようなのだ。

なので、発売前の内覧会の多さというのも、実は、納期遅れの苦肉の策ということみたい。

なるほどね。ディーラーも大変なんだな。

知れば知るほど、現状のややこしさが分かり、次の車検(2023年6月)までに、上手く希望のスペックの車に買い換えられるのか、不安になってきている。

予約をしないと、車が買えない状況というのは、値引きという面についても不利なのは間違いない。

場合によっては、11年目の次回車検も、今の車で通してしまい、その後に、じっくりと、車の買い替えを考えた方がいいのかな、という気持ちも次第に湧き上がってきている。

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