新型シエンタの「メンテナンスモード」と「サーティフィケーションモード」 [乗り物]
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トヨタのハイブリッド車一般には、取扱説明書には記載がなく、一般ユーザーには公開されていない「メンテナンスモード」と「サーティフィケーションモード」が備わっているそうだ。
今回は、それが、新型シエンダでも有効か、実際に試してみた。
知らない人は8割?緊急時に使えるトヨタHV車の裏コマンド「メンテナンスモード」 (2021年8月6日) - エキサイトニュース
「メンテナンスモード」は、車検時や点検時に、VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)と呼ばれる走行安定システムを解除し、ハイブリッドシステムを停止して、強制的エンジンを起動させるために使い、一般のユーザーにはあまり利用価値はない。
ただ、本来ハイブリッド車は他車のバッテリー上がりの救援をしてはならない、とされているそうなのだが、メンテナンスモード時は、モーター駆動がなく、エンジン駆動のみとなるので、他車のバッテリー救援が可能となるそうだ。
メンテナンスモードの入り方は次の通り。
私が見たサイトには、これら一連の動作を1分以内に完了すると、情報ディスプレイに「MAINTENANCE MODE」と表示される、と書いてあったが、実際に新型シエンタで試してみたところ、ちょっと違い、次のように表示された。
メーターの液晶パネルには、最初に「Cdy-2E」と表示され、
このような画面が一定周期で切り替わって表示され、ここでパワーオンすると、強制的にエンジンが掛かり、「メンテナンスモード」で走ることができるようだ。
一方、「サーティフィケーションモード」は、エンジン+モーターによるハイブリッド駆動力は動作させたまま、VDIMによるスリップ感知時の出力制御を解除するモードで、メンテナンスモード同様、車両試験などで用いるため、これも一般ユーザーにあまり利用価値はない。
ただ、雪道でスタックしてしまった際などには効果を発揮するらしい。
サーティフィケーションモードへの入り方は、メンテナンスモードで「アクセルペダルを2回、最大限踏み込む→離すを繰り返す」とするところを、「アクセルペダルを3回、最大限踏み込む→離すを繰り返す」に変えればOK。
サーティフィケーションモードに入れると、メーターの液晶パネルに、最初に「Cdy-2」と表示され、その後の表示は、メンテナンスモードと同じだ。
なお、「メンテナンスモード」や「サーティフィケーションモード」から抜けるには、パワーボタンを押して、パワーオフにすればよい。
再度、パワーオンしたときには、「メンテナンスモード」や「サーティフィケーションモード」は解除される。
まあ、どちらも、自分が使う機会はまずやってこないと思うが、新型シエンタで試したというレポートが見当たらなかったので、一応、今後のために動作検証してみた。
新型シエンタユーザーのご参考にどうぞ。
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新型シエンタ・6か月無料点検のお知らせが届いた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
新型シエンタ・ディスプレイオーディオの隠しコマンド:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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トヨタのハイブリッド車一般には、取扱説明書には記載がなく、一般ユーザーには公開されていない「メンテナンスモード」と「サーティフィケーションモード」が備わっているそうだ。
今回は、それが、新型シエンダでも有効か、実際に試してみた。
知らない人は8割?緊急時に使えるトヨタHV車の裏コマンド「メンテナンスモード」 (2021年8月6日) - エキサイトニュース
「メンテナンスモード」は、車検時や点検時に、VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)と呼ばれる走行安定システムを解除し、ハイブリッドシステムを停止して、強制的エンジンを起動させるために使い、一般のユーザーにはあまり利用価値はない。
ただ、本来ハイブリッド車は他車のバッテリー上がりの救援をしてはならない、とされているそうなのだが、メンテナンスモード時は、モーター駆動がなく、エンジン駆動のみとなるので、他車のバッテリー救援が可能となるそうだ。
メンテナンスモードの入り方は次の通り。
(1) エンジンが切れている状態から、ペダルを踏まずにPOWERスイッチを2回押す(この時、POWERスイッチは赤く点灯)
(2) ギアが「P」レンジに入っている事を確認し、左足でブレーキを踏みながら、右足でアクセルペダルを2回、最大限踏み込む→離すを繰り返す
(3) ブレーキはそのまま踏み続けて、ギアを「P」レンジから「N」レンジにする
(4) ギアが「N」レンジになったことを確認の上、さらに右足でアクセルペダルを2回、最大限踏み込む→離すを繰り返す<
(5) ブレーキは踏んだまま、ギアを「N」レンジから「P」レンジにする
(6) 「P」レンジボタンが点灯しているのを確認の上、さらに右足でアクセルペダルを2回、最大限踏み込む→離すを繰り返す
私が見たサイトには、これら一連の動作を1分以内に完了すると、情報ディスプレイに「MAINTENANCE MODE」と表示される、と書いてあったが、実際に新型シエンタで試してみたところ、ちょっと違い、次のように表示された。
メーターの液晶パネルには、最初に「Cdy-2E」と表示され、
このような画面が一定周期で切り替わって表示され、ここでパワーオンすると、強制的にエンジンが掛かり、「メンテナンスモード」で走ることができるようだ。
一方、「サーティフィケーションモード」は、エンジン+モーターによるハイブリッド駆動力は動作させたまま、VDIMによるスリップ感知時の出力制御を解除するモードで、メンテナンスモード同様、車両試験などで用いるため、これも一般ユーザーにあまり利用価値はない。
ただ、雪道でスタックしてしまった際などには効果を発揮するらしい。
サーティフィケーションモードへの入り方は、メンテナンスモードで「アクセルペダルを2回、最大限踏み込む→離すを繰り返す」とするところを、「アクセルペダルを3回、最大限踏み込む→離すを繰り返す」に変えればOK。
サーティフィケーションモードに入れると、メーターの液晶パネルに、最初に「Cdy-2」と表示され、その後の表示は、メンテナンスモードと同じだ。
なお、「メンテナンスモード」や「サーティフィケーションモード」から抜けるには、パワーボタンを押して、パワーオフにすればよい。
再度、パワーオンしたときには、「メンテナンスモード」や「サーティフィケーションモード」は解除される。
まあ、どちらも、自分が使う機会はまずやってこないと思うが、新型シエンタで試したというレポートが見当たらなかったので、一応、今後のために動作検証してみた。
新型シエンタユーザーのご参考にどうぞ。
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