日本メーカーがようやく電動バイクに本腰か? [乗り物]
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オートバイ市場というと、未だにホンダが世界でトップシェアだ。
電動バイクがガソリン車を淘汰!?中国で3億4000万台 背景に数万円の価格帯と手軽さも
しかし、エンジンではない電動バイクとなると、圧倒的に中国で普及しており、中国メーカーの独壇場ともいえる状況。
日本メーカーは、電動バイク市場では立ち遅れていた状況だったが、産業全体でCO2排出量削減が求められる中、さすがに本腰を入れ始めたようだ。
ヤマハ、航続距離約104kmを実現する電動スクーター「E01」を日本導入 - Car Watch
2022年3月には、ヤマハが、実証実験用モデルとして航続距離約104kmを実現する電動スクーター「E01」を生産開始した。
ヤマハの原二電動バイク「E01」第3期実証実験を実施(バイクのニュース) - Yahoo!ニュース
「E01」は実証実験用として、事業所、自治体、官公庁などに向けて導入するモデルとなり、EVインフラやシェアリングビジネスなどの構築にあたって、顧客ニーズの把握やその他周辺ビジネスの可能性探求、新たな市場開拓などでの活用を計画しているそうだ。
E-Vino - バイク・スクーター | ヤマハ発動機
そして、ヤマハ発動機が、2022年9月に、「E01」の駆動部をベースにしたと思われる電動スクーター「E-Vino」の2023年モデルを、個人向けに発売した。
脱着式の12.2Ah容量のバッテリを搭載し、1充電あたりの走行距離32km。
高速充電気を遣えば、約3時間でフル充電できる。
シート下には、ヘルメットまたは予備バッテリーを収納できる10Lのトランクを装備する。
価格は314,600円と、エンジン車並み。
実質24万円!!! ホンダが新型電動スクーター「EM1e:」正式発表、さらに「原付2種バージョン」も存在するぞッ!!│WEBヤングマシン|新車バイクニュース
そして、2023年8月24日に、いよいよホンダが、原付1種の電動スクーター「EM1 e:」を、個人向けに発売する。
価格は、着脱式のバッテリーや充電器を含んで299,200円と、ヤマハより安く、さらに、例えば、東京都在住なら、経産省から23,000円、東京都では約36,000円が補助され、合計約59,000円の補助を受けられるため、実質約24万円ほどで購入することができるという。
案外安いと思うが、その理由は、ホンダの中国法人が、先行して中国で電動バイクを生産しており、「EM1e:」もそれをベースに開発し、中国で生産されているかららしい。
スペックをチェックしてみる。
・バッテリーが脱着式で、家の中でコンセントから充電できる
・満充電の走行距離は53km(30km/h定地走行テスト値)
・バッテリーの充電時間は約6時間
・シート下の3.3Lの小物入れ(ヘルメットは入らない)
・フロント部に、ペットボトルが収まるインナーラック&USB電源ソケットを標準装備
・走行時に、通常モードとバッテリー消費を抑えるECONモードが選択可能
・ブレーキはフロントがディスク+リアがドラムのコンビブレーキ
・灯火類は省電力なフルLED
ヤマハに比べて、走行距離の長さなど、スペック上も勝っている点が多い上に、価格もヤマハより若干安いということで、現時点では、ホンダの方が売れそうだな。
とはいえ、近年、日本では、縮小し続けてきたバイク、スクーター市場が、再び盛り返すかどうかは、微妙。
駅や公共施設、商業施設などに、余りにもバイク専用駐輪場が少ないという問題が、今でも解決していないからだ。
一方で、海外の電動バイク市場は、中国を中心に拡大し続けており、日本メーカーも、その信頼性から一定のシェアは取りそうだ。
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しかし、エンジンではない電動バイクとなると、圧倒的に中国で普及しており、中国メーカーの独壇場ともいえる状況。
日本メーカーは、電動バイク市場では立ち遅れていた状況だったが、産業全体でCO2排出量削減が求められる中、さすがに本腰を入れ始めたようだ。
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「E01」は実証実験用として、事業所、自治体、官公庁などに向けて導入するモデルとなり、EVインフラやシェアリングビジネスなどの構築にあたって、顧客ニーズの把握やその他周辺ビジネスの可能性探求、新たな市場開拓などでの活用を計画しているそうだ。
E-Vino - バイク・スクーター | ヤマハ発動機
そして、ヤマハ発動機が、2022年9月に、「E01」の駆動部をベースにしたと思われる電動スクーター「E-Vino」の2023年モデルを、個人向けに発売した。
脱着式の12.2Ah容量のバッテリを搭載し、1充電あたりの走行距離32km。
高速充電気を遣えば、約3時間でフル充電できる。
シート下には、ヘルメットまたは予備バッテリーを収納できる10Lのトランクを装備する。
価格は314,600円と、エンジン車並み。
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価格は、着脱式のバッテリーや充電器を含んで299,200円と、ヤマハより安く、さらに、例えば、東京都在住なら、経産省から23,000円、東京都では約36,000円が補助され、合計約59,000円の補助を受けられるため、実質約24万円ほどで購入することができるという。
案外安いと思うが、その理由は、ホンダの中国法人が、先行して中国で電動バイクを生産しており、「EM1e:」もそれをベースに開発し、中国で生産されているかららしい。
スペックをチェックしてみる。
・バッテリーが脱着式で、家の中でコンセントから充電できる
・満充電の走行距離は53km(30km/h定地走行テスト値)
・バッテリーの充電時間は約6時間
・シート下の3.3Lの小物入れ(ヘルメットは入らない)
・フロント部に、ペットボトルが収まるインナーラック&USB電源ソケットを標準装備
・走行時に、通常モードとバッテリー消費を抑えるECONモードが選択可能
・ブレーキはフロントがディスク+リアがドラムのコンビブレーキ
・灯火類は省電力なフルLED
ヤマハに比べて、走行距離の長さなど、スペック上も勝っている点が多い上に、価格もヤマハより若干安いということで、現時点では、ホンダの方が売れそうだな。
とはいえ、近年、日本では、縮小し続けてきたバイク、スクーター市場が、再び盛り返すかどうかは、微妙。
駅や公共施設、商業施設などに、余りにもバイク専用駐輪場が少ないという問題が、今でも解決していないからだ。
一方で、海外の電動バイク市場は、中国を中心に拡大し続けており、日本メーカーも、その信頼性から一定のシェアは取りそうだ。
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