なぜスマホのスペックの進化が止まったのか? [スマートフォン]
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最近の売れ筋のスマートフォンをチェックしていて、スペックの進化が止まった感があるのは、何故だろうか。
止まったと言っても、日本で売られているローエンドからミッドレンジクラスのスマホについてであり、ハイエンドは、今もスペックを更新し続けている。
ただ、私自身は、ハイエンドのスマホを10万円以上出して買う価値を見出せないので、全く興味はないため、自分が買う価格帯のスマホが、今年はほとんど進化していないことにのことが気になってしまうのだ。
例えば、モトローラの売れ筋というと、
moto g52j 5G | モトローラ公式オンラインストア
昨年発売されコスパが抜群で人気となった「moto g52j 5G」では、SoCがミッドレンジクラスの「Snapdragon 695」だったが、
最高の5Gモバイル | moto g53j 5G | motorola JP
「moto g53j 5G」という型番から見ても、後継モデルと言える今年の新製品は、SoCに、「Snapdragon 480+」というローエンドクラスを採用し、ディスプレイも、6.8インチ(2,460x1,080ピクセル)から、6.5インチ(1,600x720ピクセル)にスペックダウンしているが、価格は「moto g52j 5G」と同等だ。
一方、OPPOの売れ筋も、
OPPO Reno7 A スペック | オウガ・ジャパン | オッポ
昨年発売されて、こちらも主力機種だった「OPPO Reno7 A」でも、SoCがミッドレンジクラスの「Snapdragon 695」だったが、
OPPO Reno9 A|スマートフォン|製品|Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルで
今年出た後継モデルの「OPPO Reno9 A」でも、SoCは「Snapdragon 695」から変更されず、RAMが8GBに増えて程度のマイナーチェンジモデルとなっていた。
事情としては、おそらく、ウクライナ問題が解決しないのと、最近の円安状況が続く中、本来ならスマホの価格も値上げせざるを得ないのだろう。
激化するMNP競争、端末値引き「2万円規制」の見直しなど訴え――総務省の有識者会議 - ケータイ Watch
一方、日本のモバイルキャリアとしては、自社回線用に売っているスマホの品揃えとして、キャリアの2万円値引きで、2万円程度で買える売れ筋商品を値上げしたくないはず。
「moto g53j 5G」も「OPPO Reno9 A」も、おサイフケータイに対応した日本向けモデルである点を考えると、販売ルートは、こうしたモバイルキャリア経由での販売が主体となるはず。
そのため、日本のキャリアの要望に応えて、売れ筋の価格帯から変えずに、後継モデルを出すために、ワンランク安いSoCに変更したり、スペックをほぼ現状維持にすることで開発コスト、部品コストを抑えた新製品を発売したのだと思う。
ウクライナ情勢や、円安傾向が変わらない限り、このような状況は今後も続きそうだ。
逆に言えば、値段が下がった旧モデルの新品や、状態の良い中古は、OSのバージョン以外は、新モデルとあまり変わらず、お買い得かもしれないな。
なお、スマホの性能も、最近は、最新の3Dゲームをやるのでなければ、こうしたミッドレンジクラスのスマホで十分になってきた気がする。
パソコン性能の進化は頭打ち?10年前と今のPCを比較 - BTOパソコン.jp
Windows PCの世界も、10年程前の時点で、ゲーミングPCと、それ以外のPCの乖離がはっきりし始め、OfficeソフトとWebブラウザが使いだけなら、安いPCで十分と言われるようになっていた。
スマホも、今や、似たような世界になりつつあるのかもしれないな。
関連記事:
スマホ「moto g52j 5G」がAndroid 12にアップグレード:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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最近の売れ筋のスマートフォンをチェックしていて、スペックの進化が止まった感があるのは、何故だろうか。
止まったと言っても、日本で売られているローエンドからミッドレンジクラスのスマホについてであり、ハイエンドは、今もスペックを更新し続けている。
ただ、私自身は、ハイエンドのスマホを10万円以上出して買う価値を見出せないので、全く興味はないため、自分が買う価格帯のスマホが、今年はほとんど進化していないことにのことが気になってしまうのだ。
例えば、モトローラの売れ筋というと、
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昨年発売されコスパが抜群で人気となった「moto g52j 5G」では、SoCがミッドレンジクラスの「Snapdragon 695」だったが、
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「moto g53j 5G」という型番から見ても、後継モデルと言える今年の新製品は、SoCに、「Snapdragon 480+」というローエンドクラスを採用し、ディスプレイも、6.8インチ(2,460x1,080ピクセル)から、6.5インチ(1,600x720ピクセル)にスペックダウンしているが、価格は「moto g52j 5G」と同等だ。
一方、OPPOの売れ筋も、
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昨年発売されて、こちらも主力機種だった「OPPO Reno7 A」でも、SoCがミッドレンジクラスの「Snapdragon 695」だったが、
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今年出た後継モデルの「OPPO Reno9 A」でも、SoCは「Snapdragon 695」から変更されず、RAMが8GBに増えて程度のマイナーチェンジモデルとなっていた。
事情としては、おそらく、ウクライナ問題が解決しないのと、最近の円安状況が続く中、本来ならスマホの価格も値上げせざるを得ないのだろう。
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「moto g53j 5G」も「OPPO Reno9 A」も、おサイフケータイに対応した日本向けモデルである点を考えると、販売ルートは、こうしたモバイルキャリア経由での販売が主体となるはず。
そのため、日本のキャリアの要望に応えて、売れ筋の価格帯から変えずに、後継モデルを出すために、ワンランク安いSoCに変更したり、スペックをほぼ現状維持にすることで開発コスト、部品コストを抑えた新製品を発売したのだと思う。
ウクライナ情勢や、円安傾向が変わらない限り、このような状況は今後も続きそうだ。
逆に言えば、値段が下がった旧モデルの新品や、状態の良い中古は、OSのバージョン以外は、新モデルとあまり変わらず、お買い得かもしれないな。
なお、スマホの性能も、最近は、最新の3Dゲームをやるのでなければ、こうしたミッドレンジクラスのスマホで十分になってきた気がする。
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スマホも、今や、似たような世界になりつつあるのかもしれないな。
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